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お盆の行事と呼ばれている迎え火と送り火。

この二つの言葉は聞いたことがある人もいますよね?

京都五山の送り火や、奈良の高円山大文字送り火などは全国的にも有名で特に地元の方なら知らない人はいないのではないでしょうか。

しかし、迎え火や送り火のことは知っていても迎え火や送り火の明確な定義について説明するとなると、口をつぐんでしまう人もいるかもしれません。

また、迎え火や送り火を実際に自分たちで行うとなるとどうやって良いのか分かりませんよね。

迎え火や送り火を行うにあたって必要な道具も用意しなければいけませんし、そういったものを探すだけでも一苦労です。また、迎え火や送り火のお盆の期間中での日程や時間帯なども色々とネックになってくると思いますし(^^;)

単純に行うだけでもかなり面倒で大変だということが容易に想像できますので、本記事内容としては

 

お盆に行う迎え火と送り火のやり方

迎え火と送り火の日程と時間帯

迎え火や送り火を行う際に必要な道具など

 

以上の内容について解説していきたいと思います。

では、先ずはお盆の迎え火と送り火のやり方の前にその日程や時間帯について解説していきたいと思います。

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迎え火と送り火の日程や時間帯は?

迎え火と送り火の日程や時間帯についてですが、

迎え火や送り火はお盆の中での行事ですのでその日程については基本的にお盆の期間中に行います。またお盆はご先祖様がお家に帰ってくる期間と言われていますね。

迎え火はあの世から家に帰ってくるご先祖様を家にお迎えする行事なので、お盆の初日に。

送り火はご先祖様をあの世へと送り出す行事ですので、お盆の最終日に行うのが通例です。

2018年度のお盆は8月13日~8月15日までと定められていますので

迎え火は8月13日に

送り火は8月15日に

これらの日程で行います。

また時間帯についてですが、基本的に時間帯などの決まりや縛りなどはありません。

 

またお盆でも忙しくて送り火や迎え火の日程が若干ずれてしまっても特に問題はないので、家庭によっては迎え火を14日に行ったり、送り火を16日に行ったりする家庭もありますので、一番大切なのは

ご先祖様を誠心誠意お迎えする気持ちがあるかということですね。

では、次にお盆の迎え火と送り火のやり方について解説していきたいと思います。

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お盆の迎え火と送り火のやり方とは?

では、お盆の行事である迎え火と送り火のやり方について解説していきたいと思います。

迎え火のやり方とは?

迎え火のやり方についてですが、地域や様式及び宗教などの理由によって必ずこうしなければいけないといった理由や規則などはありません。

 

関東地方での一般的な方法としては

・玄関先や家の門前にて、皮をはいだ麻の茎を折り重ねて積み重ねるて着火するのが一般的な方法のようです。

・麦わらを燃やしながら煙が出始めたタイミングで「お盆さまお盆さま。お迎え申す」と大人が大声で叫び、子供が着火した麻の茎を持って、再び火を焚き続けます。

・ご先祖様の例を迎えるために、墓から家までの道のりに108本の白樺の皮を竹に巻きつけてそれに火をつけます。

・お墓のある農家や町内や村内の菩提寺まで、各家庭は家紋入りの提灯を持ち、家族総出で墓参りに行きます。キロは提灯に火をつけて帰りその日を仏壇に点灯することで迎え火としての儀式は完了となります。

 

送り火のやり方とは?

送り火のやり方としては基本的に迎え火とはほとんど同じパターンになりますがやり方としては

・玄関先や家の門前で皮をはいだ麻の皮を積み重ねて着火します。

・麦わらなどを合わせて燃やして煙が出たところで家族全員で手を合わせて黙とうします。

・ある程度時間が立ち火が絶えれば終了になります。

 

またこれ以外では、お墓までお送りする送り火のやり方もありますが、仏壇の火を提灯に移して墓前に供えてあるロウソクに灯し黙とうをささげます。

迎え火も送り火も基本的には玄関先で行いますが、地域によってやり方は様々で千差万別ですので、あなたがお住まいの地域で迎え火や送り火を行う風習があるのであればその場所のやり方に従ったほうがいいでしょう(^^♪

では次は、迎え火と送り火を行う上で必要な道具についてご紹介したいと思います。

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迎え火と送り火をする際の必要な道具は?

さて、迎え火と送り火を行う上で必要な道具については何があるでしょうか。

1.焙烙仏具盆用品素焼き皿(麻がらセット付き)

迎え火と送り火の要である火を焚く際の土台とするお皿ですね。迎え火と送り火の両方で使用できるのでコストパフォーマンスが非常に高いです。

また、迎え火や送り火の燃焼材として活用できる麻がらもセットになっているので、必要な物をまとめて用意できてお得ですね(^^♪

2.迎え火、送り火用のたいまつ

 

迎え火と送り火を行う上でたいまつなどの存在も欠かせませんね。玄関先で行うだけなら必要ないかもしれませんが、本格的にお墓まで持っていくとなるとたいまつの存在は必要不可欠かもしれません。

ホームセンターなどで買うよりもネットで購入するほうが手間も少なく楽ですね(^^♪

3.提灯(家紋入れ可能)

迎え火や送り火などには必須のアイテム。

提灯を使用して墓まで赴く本格的な迎え火や送り火などには最適ですね。各家庭の家紋や家名ををオーダーメイドで入れられる点等も非常にポイントが高いです。

 

まとめ

【お盆の迎え火と送り火のやり方!日程や時間帯、必要な道具をご紹介】

の内容は以上になります。

如何だったでしょうか。

迎え火や送り火などはお盆でもなかなか実施したこともない家庭も多いと思います。少し趣向を凝らして迎え火や送り火などを行うとお盆が来たという実感と風情を感じられて、お盆の期間がより充実したものになりますね(^^♪

本格的にやってみたい方は提灯などを揃えて、簡易版で済ませたい場合は玄関先で行うなど

各家庭の都合によって臨機応変に執り行うことができるので、今年のお盆などは少し趣向を凝らして迎え火から送り火などを実施してみると普段の生活からは見えなかった発見などもあるかもしれませんね。

 

では、以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました(^^♪

 

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