アオダイショウとマムシが一部では似ていないか?
という声がチラホラとあがっていますね。
何でもアオダイショウの子供とマムシの外見が驚くほど似ているということらしいですが実際はどうなのでしょうか。
マムシは成体になっても40センチ~60センチくらいで
アオダイショウは成体になるとマムシの倍以上の大きさになります。
アオダイショウの大きさは最低でも一メートル以上はあるのでマムシとは歴然としています。
アオダイショウの子供とマムシの見分けがつかないということで困るという声が上がっており、マムシはハブをも超える猛毒を併せ持つことから見分けがつかないと迂闊に近寄れませんね。
道端で蛇を発見してしまっても、その蛇の大きさが微妙でマムシなのか
はたまたアオダイショウの子供なのか
容易に見分けることができないと言われています。
蛇は度々家屋の外などに出没したりもするし、運が悪いは家の中に入ってきたりもしますね。家屋の外に出没するだけならまだいいですが、家の中に入ってくるとなると人によってはパニックを起こしてしまいます。
近年蛇自体の個体数も減少している傾向にありますが、それでも地方や都市部などでも一部蛇は出現します。
その時にアオダイショウの子供なのかマムシなのかよく分からない個体が家の敷地内で発見した場合、どう対処していいのか困りますね。
アオダイショウの子供であればアオダイショウは毒を持っておらず、基本的に近づかなければ無害なのでほおっておけば特に問題ありませんが、これがマムシとなると怖いし話は別ですので
本記事では同様のことが起こってもいいようにアオダイショウの子供とマムシの見分け方やそれぞれの特徴について画像を使って説明していきたいと思います。
アオダイショウの子供がマムシと酷似している!?
アオダイショウの子供と猛毒を持つマムシの外見が酷似しているという点についてですが
実際のところ似ています(^^;)
ちょうどアオダイショウの子供の大きさがマムシの成体と比べてもそれほど大差ないこともあり、明確にアオダイショウだと区別する点やマムシだと区別する点も分かりにくいため対応に困っている人がかなりいるようです。
また、小さい子供や犬猫をはじめとするペットが心配で外に出せないという人も多いみたいです。
マムシだと実際に噛まれてしまうと大人でも処置が遅れると大事に至ってしまいます。免疫力の低い子供だと大人よりも助かる可能性は低くなります。
なので、保護者の立場からしてアオダイショウの子供とマムシの見分け方や特徴くらいは把握しておきたいですね。
次はアオダイショウの子供ととマムシの見分け方や特徴について画像で解説していきたいと思います。
アオダイショウの子供とマムシの見分け方、特徴を画像で解説
アオダイショウの子供とマムシの見分け方についてですが、特徴を画像で併せて解説していきます。
出典 Wikipedia
マムシの特徴として
頭の形が三角形になっている
表皮のガラがまだら模様
丸い楕円形の斑紋
非常に攻撃的で近づくと噛みつこうとする
出展 Wikipedia
上の画像はアオダイショウの子供になります。
アオダイショウの子供の特徴として
頭の形が三角ではない。
表皮のガラが少しまだら模様になっている
マムシほど攻撃的ではない
積極的にかみつこうとはしない
マムシの丸い楕円形の斑紋と比較して、タテに斑紋が展開している
といった特徴があります。
ちなみにアオダイショウは大人になると模様が全く別物になります。
出典 Wikipedia
上の画像がアオダイショウの成体になりますが、大人のアオダイショウは透き通った緑色っぽい色になっており、子供の頃の面影が全くありませんね。
気のせいか表情の方もマムシと比べると攻撃的な面があまりなく、穏やかな顔つきにも見えます(笑)
マムシの特徴としては表皮の柄ではアオダイショウの子供と比較してそれほど明確な区別にはならないので、表皮の柄よりも頭の形が三角形になっており、攻撃的な面がアオダイショウと比べてより強調されているようです。
そういえば、過去にアオダイショウの子供や大人のアオダイショウに幾度となく遭遇したことがありますが、噛みつくことはおろかこちらを見て一目散に逃げだしていった記憶があります。
反対にマムシの方は自身に強力な猛毒を持っており、それが生存における重要な武器になると本能で理解しているから外敵に対して攻撃的になるのかもしれませんね。
さいごに
アオダイショウの子供とマムシの見分け方や特徴を画像で解説
の内容については以上になります。
ごく稀にアオダイショウやマムシが市街地に現れたりして、発見した人からすれば
アオダイショウの子供かマムシか分からない。
という場面に遭遇することが度々あるようです。
これらの特徴を直接目で確認してもいいですが、アオダイショウの子供とマムシと外観上はそれほど特徴に大きな差がありませんので、これらの蛇を道中で見かけた場合はなるべく近づかないようにしましょう。
近づいてアオダイショウの子供かマムシかを至近距離で見分けるといったことは、正直噛まれる危険が伴いますので個人的にはあまりお勧めしません。
近づいて万が一噛まれた場合はリスクが高いので特徴を確認する場合は最低でも数メートルは距離を取った状態でアオダイショウの子供かマムシなのか確認するようにしましょう。
知恵袋などを見ていると、「アオダイショウの子供ならペットにしたい」という意見がチラホラありますが、危険ですのでやめてください。
蛇も野生の動物なので、発見しても無理に関わろうとせず(関わると噛まれる場合があるため)スルーするなど遠くから見守るようにしたほうがいいでしょう。