素潜りでアワビを探すポイント!捕れる場所や捕れない場所について。
こういった場所ってどういった特徴があるんでしょうか。
また、アワビはどういった場所に好んで生息しているんでしょうか。
素潜りなどのマリンスポーツはアワビやサザエ、ウニなどを捕まえて食べるという海の恵みや自然をダイレクトに楽しめますね。
ただ食べるだけならスーパーやお寿司屋さんなどでこれらの海産物を買ってくるなり、店で注文すればいいだけですが、やっぱり素潜りの魅力はそれだけでは語れませんね。
語れないからこそ、毎年素潜りの為に海に訪れる人も多いわけです。
素潜りは食べるのは二の次で、ある意味では探す行為そのものを楽しんでいるし、海に潜って大きいアワビを発見した時の感動や驚きはなかなか他では味わえません。
ただ、素潜りは日本の法律的に少々グレーな部分もあるので、アワビやサザエを捕まえて大っぴらにそれらをぶらさげて歩くことはできませんが(^^;)
漁業権の侵害などもあるので、その辺りは少々難しいところです。
持ち帰らずに
ただ、捕る行為を楽しむだけならそこまで大きな問題にはならないかもしれませんけど、万が一摘発でもされようものなら、ある意味では割に合わないのが素潜りなのかもしれません。
話が逸れましたが、アワビを探すポイントやアワビが潜んでいる場所、潜んでいない場所など海岸の特徴をいくつか押さえておけば、間違った場所でアワビを探すといったことは避けられます。
折角アワビなどを探しに来たのに全く見当違いの場所で探しているのでは非効率なので、本記事ではアワビを探すポイントや捕れる場所や捕れない場所について細かに解説したいと思います。
素潜りでのアワビを探すポイントとして
素潜りでアワビを探すポイントとしては後述するアワビが捕れる場所について少々被る点もありますが、
アワビの習性をあらかじめ確認しておいて、それに合った行動を取る。
というのが大まかなポイントになります。
かなり大雑把すぎますが、捕獲対象であるアワビの事を何も知らない状態で、素潜りでアワビを探すことほど滑稽で空回り的なものはありませんよね。
事前に下調べしておくなど、少々めんどくさいですが情報収集をすることによって、結果的に労せずアワビを探し出すことにつながっていきますので。
アワビを捕まえるに適した時間帯として
アワビを捕まえるために最適な時間帯としては
ズバリ、アワビが活動している時間帯になります。
アワビは夜に餌を食べるために活動をはじめますので、昼間でも捕ることはできますが昼間は岩の底などなかなか素潜りでは難しい場所にいることも多いです。
なので、夜の時間帯がアワビを捕まえるのに適している時間帯ですが、この時間帯での素潜りは危険なのでお勧めしません。
また、夜は夜で「海に入るのが嫌」と言う人もいると思います。
夜の海というのは昼間とは全く違った様相を見せてくれるし、自分が潜っている海域にどんな危険な生き物がいるのか分かったものではないですよね(^^;)
ある意味では夜の海の方が夜の山よりも危険かもしれないので、レジャー感覚で楽しむ場合は日中の昼間に楽しむのが定石でしょう。
また、夜に素潜りをしていると漁協の人や海上保安庁が定期的に密猟者がいないか見回りをしている場合があるので、そういったリスクを考えると決してお勧めしません。
せっかくアワビやサザエを捕まえても、逆にこちらが捕まってしまっては元も子もありませんので(笑)
当然ですが、たまに新聞紙上に掲載されている密猟者の一人にならないように注意しましょうね。
次にアワビが捕れる場所について解説していきます。
アワビが捕れる場所として
アワビが捕れる場所についてですが、アワビが捕れる場所ってどんなところでしょうか?
アワビが捕れる場所について考えるよりも、先ずアワビってどんな生き物か考えたら自然と答えが出てきますよね。
アワビは貝類です。しかし、アサリやハマグリ、ホタテのような二枚貝ではありません。
ちなみにアワビは貝類だけど、アサリやハマグリとは少し毛色が違いますね。
そう。アワビは二枚貝ではなく一枚貝になります。
一枚貝の定義は平らな貝殻をもつ貝類の総称と定義されています。
ちなみにこの平らな貝殻は、常に何かにへばりついていなければ、本体部分がむき出しになってしまうので外敵から身を守れません。
ここまで言ってしまえば、アワビが捕れる場所については誰にでもわかると思いますが
アワビをはじめとする一枚貝はテトラポッドなどの防波堤やゴツゴツした岩がひしめく岩礁に生息しています。
ちなみに岩礁であればどこでもよいというわけではなく、アワビの食べ物である海藻類が豊富に生えている岩礁やテトラポッドの海域に生息しています。
主に夜行性で昼は岩の下などに隠れていますが、それでもそこそこ大きい種類のアワビが昼間でも普通に捕れますので、アワビの採り方や見分け方についてはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
次はアワビが捕れる場所の真逆のアワビが捕れない場所について説明します。
アワビが捕れない場所として
逆にアワビが捕れない場所についてですが、どういった場所が挙げられるでしょうか。
先ほども述べた通りアワビは1枚貝なので、一生のほとんどを岩やテトラポッドなどにへばりついて過ごします。
貝殻の中身、つまり本体がむき出しではあっという間に外敵に襲われてしまいますので、強頑強な貝殻で身を守っているのです。
つまり、身を守れない場所にはアワビがいる可能性はほとんどないということですね。
アワビが全くと言っていいほど取れない場所の答えは
砂浜になります。
見渡す限り一面砂浜しかなく、岩礁などが全くない場所にはアワビは存在しません。海底にはいる可能性は高いですが、素潜りは水圧によって耳が圧迫されます。
プロでもない限りは、初心者が改訂までの何メートルも深く潜れることは先ずありませんので素潜りなどでアワビやサザエを捕まえたいと考えている方は砂浜だけの海岸は極力避けましょう。
さいごに
【素潜りでのアワビを探すポイント!捕れる場所や捕れない場所を解説】
の内容は以上になります。
砂浜を選ぶなど、これから素潜りに挑戦してみようという人は意外とやってしまいがちなんですね。
二枚貝を捕まえる分にはそれでいいかもしれませんが、アワビなど一枚貝は砂浜ではなく岩礁に生息していますので、素潜りを楽しむ目的で海水浴をするのであれば岩礁が多い場所を選ぶようにしましょう。
岩礁が多い海域は海の生き物の宝庫ですが、波が高い場合は注意してください。波が高い時の素潜りは岩肌に身体をぶつけて怪我をしやすいです。
最悪、大事に至ってしまう可能性もありますので、気象情報で波浪注意報が出ている日はくれぐれも素潜りなどは避けましょう。
また、最後に気を付ける点としては素潜りでアワビなどを捕って食べるのは趣味と実益を兼ねた遊びとして非常に魅力的ですが、せっかくのレジャーも捕まってしまっては元も子もないです。
離島などは素潜りで野生のアワビやサザエを取っても大丈夫かもしれませんが、人里に近い海岸の岩場での素潜りのアワビ取りなどは、その海域の漁業権などが絡んできますので一度アワビを取ろうと思っている海域を管轄している漁業協定に確認してみてもいいですね。
確認する分に当たっては特に問題ないと思いますので。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。