湿気が酷い時にやっかいなのは、ジメジメした湿気だけではありません。
湿気が酷い時に出現するアイツ。
湿気が酷くなくても一定数は出現しますが、湿気が酷い時に特に活発になったりする虫っていますね。そんな奴らが外にいる時はまだいいですが、万が一家の中や部屋の中に入ってきたときは(´・ω・`)
虫が苦手な人は思わず悲鳴を上げてしまうレベルでしょう。
地方や山の近くに在住の人は、不快害虫にも幾分か慣れている人はいますが、都市部や地方の都道府県でも発展した地区にお住まいだとそうでない方もいますね。
とりわけ春から梅雨などの湿気の多い季節、初夏から秋にかけては虫が活発な時期になります。活発な時期になるので家屋など室内でも不快害虫が出現することも一度や二度ではないでしょう。
今回は湿気が多い時に出現する虫をテーマにして、虫の写真から種類、駆除方法までを解説していきたいと思います。
下記に紹介する不快害虫の中には「どうしても嫌」「絶対無理」という害虫も含まれていると思いますが、こういった害虫は度々家屋に浸入するも落ち着いて冷静な対応を取ればそれほど手間はかかりません。
発見したら嫌な気分にはさせられることに関しては避けられませんが。
※画像は少々グロいですので閲覧には十分注意していただきますようお願いします<(_ _)>
目次
湿気が酷い時に出現する虫の写真から種類までを紹介
虫が大嫌いな人や苦手な人はあんまり見たくないかもしれませんが(^^;)
湿気が酷い時に出現する虫の写真から種類までをご紹介しますね。
※ゴキブリやムカデなどの不快害虫の写真を掲載してあります。苦手な方は閲覧をお控えください。
チャタテムシ
※掲載元URL http://travel-dictionary.net
名称 チャタテムシ 別名 本しらみ
生息地域 日本全国
体長 1mm~2mm
活動時期 3月~11月(梅雨などの湿気の多い時期に特に活性化する)
寿命 半年ほど
出現場所 家屋や室内の本棚、タンス、畳、段ボール付近
別名「湿気虫」とも呼ばれる湿気が酷い時に発生する虫の代表みたいな虫です。
見た目や形態は白アリのような蜂にもとれる見た目であり、羽を持つ種類と羽を持たない種類があります。
またチャタテムシは単為生殖が可能であり、メス単体で繁殖します。新しい個体を生むのに単独で済むという放っておけばどんどん増殖する習性をもつのである意味ではゴキブリ並みに厄介です。
また、卵から成虫になるまでの期間が2週間と非常に短く、気が付けばあっという間にということも珍しくありません。
駆除方法としては乾燥に弱い虫なので、湿度を55%以下にすることによって成長を抑えることができます。対策としては除湿するか、または駆除剤などを購入して散布するという方法があります。
カマドウマ
名称 カマドウマ(バッタ目カマドウマ化)竈馬、便所コウロギ、オカマコウロギ
体長 オス:18.5 – 21.5mmメス:12.0 – 23.0mm
生息地域 北海道から九州にかけてと、韓国などの朝鮮半島にも生息している
活動時期 3月~11月
寿命 約2年くらい
出現場所 身を隠せる暗い場所や狭い場所、湿った場所に好んで出現する
バッタの仲間の夜行性の昆虫で、湿った木の根元や倒れた樹の側などをはじめとする湿気が強い場所を好む習性があり、家屋にも浸入します。
昔は人は自然と密接な暮らしをしていたため日陰で涼しい家屋などに棲みつくこともあり、当時の人には馴染みの昆虫でしたが、近年住宅環境や設備の発達や、周辺地域の発展に伴ってあまり家屋では見られなくなりました。
そのコウロギに似た容貌から不快害虫として忌み嫌われるようになり、殺虫剤の性能の発達に伴って発見されれば即座に駆除される対象になりました。
駆除方法としては殺虫剤などが効果的ですが、基本的に刺したりもしない人間にとって害のない昆虫です。
ムカデ
名称 ムカデ
体長 小さいもので数センチ 大きい物で数十センチ
生息地域 寒冷地を除くほぼ世界じゅうに分布
活動時期 冬季を除く年間を通じて活動
寿命 2,3年
出現場所 主に屋外だが、春から夏場は獲物を捕食するため屋内に出現することも多い
見た目が気持ち悪い、不快な生き物としてある意味では代表とも呼べる不名誉な栄誉を勝ち取っています(笑)世間一般的にムカデは虫と混同され勘違いされていますが、実際は昆虫ではなく節足動物の一種です。
度々家屋に出没し、住人を驚かせる天才みたいな存在です(笑)
ムカデの駆除方法としては、殺虫剤などが考えられますが実際はムカデは殺虫剤ではなかなか駆除できません。ムカデに殺虫剤をかけるとビックリして、外敵が手を出せないタンスの裏や隙間に逃げ込んでしまうため殺虫剤を使うのは止めたほうがいいでしょう。
私の場合は殺虫剤は使わずに、ガムテープでグルグル巻きにして袋に入れてごみ箱に捨てています(笑)
これにも理由があるのですが、ムカデの詳しい駆除方法としては別記事で紹介していますので、ムカデの存在に日々悩ませている方はこちらを参考にしてください。
ゴキブリ
名称 ゴキブリ(白アリを除く昆虫綱ゴキブリ目の全体的な総称)
体長 小さい種類で10mm 最大種で100mmの種類がいる
生息地域 日本では北海度を除く本州から以南にかけて
活動時期 冬季を除いた季節(主に春から夏にかけて活発に動く)
寿命 種類のよって様々。短命種で90日。長く生きる種類によっては3年以上
出現場所 基本的に室内外問わず出現するが、室内に置いてはキッチンや汚れた部屋
ムカデと双璧をなす不快害虫で、その地位は今も昔も相変わらずです(笑)
こちらもチャタテムシに負けず劣らず生命力が非常に高く、一匹ゴキブリを確認したらその家には30匹のゴキブリがいると言われるくらいに繁殖力がおうせいな不快害虫です。
ホコリ、髪の毛、床に染みついた油など基本的に何でも食べる雑食性です。こちらはあまり知られていませんが、太古の時代から生き抜いてきたシーラカンスと同じく別名「生きた化石」とも呼ばれていますね。
人間では消化できない髪の毛なども栄養としてしまうのでそういった環境適応能力が優れている点がゴキブリが生き抜いてきた証でもあります。
不快害虫の駆除方法として最適な商品を紹介
不快害虫の駆除方法として誰でも効率よく簡単に実践できる商品をご紹介したいと思います。
チャタテムシ対策として
チャタテムシの駆除方法としては、エアゾールという専用の殺虫剤を使用することをお勧めします。
殺虫剤でも和室の畳の中のチャタテムシなどの害虫やダニを退治してくれる殺虫剤を選んで使用するとより効果的です。
この場合、殺虫剤であれば別に限定しなくても良いのではないかと思うかもしれませんが、
レビューに書いてあるチャタテムシに対する効果の程などやはり専用に殺虫剤を使用するのが一番効果的なようです。チャタテムシよりも遥かに生命力が強い外注であるムカデをも駆除できる強力な殺虫剤で、もちろんチャタテムシにも効果は絶大です。
カマドウマ対策として
カマドウマ自体にはそれほど被害があるわけではありませんが、カマドウマの見た目が無理という方も多いようですね。
カマドウマにとっては完全にとばっちりですが、こちらの殺虫剤はカマドウマだけでなくカメムシにも特効の殺虫剤です。
また、開封して置いておくだけでカマドウマをはじめとする不快害虫が近づくのを防いでくれるので、害虫を見るのも嫌だという方にはピッタリかもしれません。
ムカデ対策として
なかなかムカデほどの強力な害虫は殺虫剤だけでは瞬殺できません。また、殺虫剤をかけても効果が現れるまでに時間が必要であり、ムカデなどは刺激を感じると逃げ足も速いので家具やタンスの隙間に入りこまれてしまっては元も子もありませんね。
こちらの殺虫剤は少量でもかなり高値ですが、業務用として使われているほどの強力な殺虫剤です。
洗剤などでも業務用のレベルは一般家庭用とは比較になりませんので、こちらの殺虫剤であれば匂いもほとんどないのである意味では駆除用に向いているかもしれません。
ゴキブリ対策として
不快害虫の中では一番知名度が高いゴキブリ。
毎年のようにゴキブリの出現に頭を悩ませている人も多いことでしょう。
ゴキブリの駆除率驚異の94.7%という折り紙付きの実力を兼ね備えたこちらのゴキブリ専用の駆除商品がおススメです。
ゴキブリを見たくない、退治もしたくないという人向け。
設置するだけで家屋や室内からゴキブリが消え失せてしまうというもので、ゴキブリだけでなくゴキブリの巣事態を殲滅するというコンセプトのもとに開発されたものです。
さいごに
湿気が多い時期に出現しやすい不快害虫についての紹介や駆除方法、対処法について解説しましたが、残念ながら先に述べたこれらの害虫は一部に過ぎません。
また、こういった不快害虫には見た目が不快なだけで実害があまりない昆虫も多数います。
実害が全くと言っていいほどないのに「見た目が気持ち悪い・不快」というだけで駆除されてしまう虫の気持ちを考えると可哀想にもなりますね。
ゴキブリやチャタテムシなどは疫病などの原因にもなっているので駆除しないわけにはいきませんが、駆除するにしても確実で簡単な駆除方法を知っていれば一安心です。
これらの虫は非常に私たちの生活に密接にかかわってくるので、これらの不快害虫とどのようにして付き合っていくかも今後快適な生活を送る上で大切になってきます。
中にはゴキブリやムカデなどが連日のようにキッチンや自分の部屋に出て、苦手のあまりノイローゼになってしまうこともあると思います。昔の私がそうでした(^^;)
なので、あまり気負わず
こういった害虫の出現や発生は人の手では止められないのでどうしようもない
といった感覚で日々を過ごされてみてはどうでしょうか。