毎年のように春から初夏、真夏にかけて湿気に悩まされます。
湿度が高い時は不快指数がMaxまで上がり、梅雨でなくとも外気温が20度くらいまで上がって雨が降っているとさながら梅雨が来たのかと勘違いするほどに湿気がムンムンしますね。
毎年のように春から夏にかけての季節は湿気の問題や湿気取りの方法に悩まされますが、湿気取りには何が効果的なんでしょうか?
湿気取りが気軽に実践できる私たちの生活に身近に存在しているものが一つあります。
それは料理にも使われている昔から家庭に一つは置いてあると言われている重曹。
実はこの重曹を使うことが湿気取りの効果的な手段として密かに語られていますが、どのようにして重曹を使用して湿気取りの効果として使うのでしょうか。
重曹の湿気取りの効果として簡単な使用方法や、重曹の分量や加工方法などについても調べてみました。
また、重曹についても色々と調べました。
重曹について知っていく過程で重曹が私たちの生活にこれまでどのように貢献してきたのかも知ることができました。
重曹について少し知っておくだけでも私たちの生活への今後の重曹の使い方にも変化があるかもしれませんね。
湿気取りに効果がある重曹って何?
重曹と言う名前を知っている人もいれば、知らない人も多いと思います。
この辺りの知識については年代や世代によっても大きく分かれると思いますが、今では家庭用品の機能性や利便性の発達とともに重曹自体廃れる方向に向かっているようですね。
かくいう私も重曹についてはお肉を柔らかくするために使う程度の調味料くらいにしか思っていませんでした(笑)
なので、今回の湿気取りに効果があると言われている重曹って一体何なんでしょうか?
簡単に結論から言うと
重曹とは一般的に炭酸水素ナトリウムの別名になります。
また、重曹は大きく3つの種類に分かれます。
「工業用」「薬用」「一般家庭用(食用)」
食用に使われるタイプの重曹は肉を柔らかくしたり料理などに調味料や食品添加物として使われていますね。これについては私も子供の頃から親がやっているのを見たりもしていたので知っていましたが、「工業用」「薬用」などの種類に分かれていることまで走りませんでした(^^;)
ちなみに「工業用」の重曹は、消火剤や中和剤の材料として用いられています。消火剤の用途については加工を行って「第一種粉末消火剤」として幅広く使われています。この「第一種粉末消火剤」と難しく書きましたが、いわゆる消火器のことになります。
また、中和剤としての用途としては鉛の蓄電池の電解液の中和剤として主に活用されているようです。
「薬用」に関しては医薬品の材料や、農業において酸性に傾いた土壌を中和し、植物の生育が活発になるといわれているアルカリ性に戻すために使われています。
使用する重曹の種類としてどの重曹が湿気取りに適しているかについては、工業用の重曹と家庭用の重曹では全く用途が異なるので、一般的に3種類のなかでも比較的オーソドックスな家庭用の重曹を用いるのが定石のようです。
工業用の重曹は重曹としての質も悪く、純度も劣ります。また工業用としての用途を考えると一般人が手に入れられる範囲を超えているものもあります。
これは薬用の重曹においても同じことが言えますので、やはり使用するのであれば家庭用・食用の重曹を使ったほうがいいでしょう。
次に、湿気取りに使う重曹の必要な分量や作り方についてご説明いたします。
重曹の分量や作り方について
湿気取りの効果があるといわれている重曹を作る際の分量や作り方について解説いたします。
ですが、その前に実は湿気取り用として重曹を作るのがめんどくさい場合は無理に作る必要もありません。
実は、重曹を容易に入れてそのまま置いておいても効果がある
重曹は湿気と吸い取ってくれる性質もありますので、重曹をコップなどの容器に入れておいて、部屋の隅っこに置いておいても湿気取りとしての効果が期待できます。
とりわけ湿気の多い時期は、タンスの裏や家具の隙間、部屋の角や隅っこなどに湿気が溜まって滞留しますので、ご自身にとってジメジメして気になる場所や部屋に重曹をそのまま入れて置いておくのも一つの手ですね。
また、容器に入れた重曹はだいたい一か月から二か月くらいで新しいものに取り換えるのがベストのようです。
湿気取りとして加工するのがめんどくさい人などは一定数いると思いますし、実際に行動に移すことがめんどくさい人はこれだけでも何もしない場合とは全然違うと言われていますので、試しに購入した重曹を容器やコップに入れて置いておくのも如何でしょうか。
ちなみにこれだけだったら本当に誰にでもできると思いますので、湿気取りとして除湿機やクーラーを動かすよりも幾分か経済的ですね(^^♪
ちなみに重曹は、大量に使う場合などは家庭用のものは勿論ですが、国産の物を選ぶと安心してお使いいただけます。
湿気取りとして使える重曹の作りかた
湿気取りとして使う重曹の作り方はいたってシンプルです。
必要な重曹の分量は200g~300gとなります。
この重曹を鍋やお皿などの容器に移し替えて、お手持ちの香水やアロマオイルなどに垂らして混ぜ込むだけです。
たったこれだけです(笑)
香水やアロマオイルについては、ほんの数滴を垂らすだけで良いのでこれだったらほとんど重曹を容器に移し替えて置いておくのと大差ありませんね。
個人的にはもっと作り方は難しいものかと思っていましたが、調べていって何だか肩透かしを食らったような気分になりました。
こうして作った湿気取り用の重曹をまた別の容器に移し替えて、湿気が気になる部屋や家の中で湿度が高い場所に置いておきます。
本当にたったこれだけで室内の湿度が様変わりするそうなので、一度試してみてくださいね。
さいごに
本サイト記事の
「湿気取りには重曹が効果的?分量や作り方、使用法など簡単な方法は」
については以上になります。
自分で実際に記事を書いてみて思いましたが、
作り方や使用法というのはかなり大げさすぎますね(笑)
実際は、使用法という大げさなものではなく単純にそのまま置いておくだけです。
湿気取り用としての重曹の作り方も全く難しいものではなくお手持ちの香水などを垂らしてつくるだけなので、老若男女すべての人が気軽に行うことができます。
本当に片手間で気軽に実践できますので、ある意味クーラーや除湿器を使うよりもお得かもしれません。
では、以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。