鳩の卵について直接見たことがあるという人は極めて少ないですよね。
ニワトリやウズラの卵はスーパーに行けば売っているし、私たちが日常的に食べている食品ですのでごく身近で珍しくもないですが
鳩の卵は珍しいですね。
鳩自体はどこにでもおり、見ようと思えばいつでも見ることができますが、鳩の卵については目立った情報もなく比較的謎に包まれており神秘性を感じさせます。
そんな鳩の卵ですが、
食べることはできるのか?
どんな味がするのか?
など考えたことがある人はいると思います。
鳩の卵なんか食べたくないと思っても、どんな味がするのか気になっている人はいますよね。
実際鳩の卵については、謎な部分が多く食べられるかどうかも怪しいですが
本記事の内容としては
鳩の卵の概要。
食用や雑菌、寄生虫の有無。
鳩の卵を使ったおすすめの調理法、鳩や鳩の卵についての日本と海外での見解の違いなど
以上の点について解説していきたいと思います。
では、先ずは鳩の卵の概要について解説していきますので、少しでも興味を持たれた方は最後までお付き合いくださいね(^^♪
目次
鳩の卵とは?
※掲載元URL http://yume-uranai.xyz
上の写真が鳩の卵になります。
鳩の卵は見た目は鶏卵そのものですね。
大きさについては鶏卵よりも一回り小さく3~4センチほどの大きさになります。
鳩の卵は食べられるの?味や雑菌、寄生虫の有無は?
鳩の卵は大昔は金持ちが食べる卵として珍重された高級食材という歴史と事実が残っていますので、当然ながら食べることは可能です。
馴染みが薄い食べ物ですが鳩の卵はもともとは富裕層の食べ物であったことからも味の方が悪くはないと考察することができますね。
鳩の卵の味は、鶏卵とほとんど変わりません。黄身の濃厚具合も鶏卵に勝るとも劣らないと言われており、流石に金持ちなどの富裕層の食べ物と言われるだけのことはありますね。
ちなみに鳩の卵は中身は大丈夫ですが殻に雑菌が含まれています。
寄生虫の有無については詳細な情報は確認できませんでしたが、雑菌が含まれているので寄生虫がいないとも言い切れませんので安易に食べることはお勧めできません。
鳩の卵のおすすめの料理や調理法は?
鳩の卵のおすすめの料理や調理法についてですが
卵料理はレパートリーが限られていますが、おすすめの料理としては
目玉焼きや卵焼きがおすすめになります。
また、料理するにしても目玉焼きが一番無難な料理になりますね(^^;)
また、調理法についてですが
鳩の卵の殻には雑菌が含まれているので、もし鳩の卵を食べる機会があるのでしたら、
必ず加熱処理をしたうえで食べるように注意してください。
間違っても生食などはしないようにしてくださいね。
おすすめの調理法の正反対の方法が生食になりますので、
当たり前ですが、日本で盛んに食べられている食べ方である卵かけごはんはNGとなりますので(^^;)
ちなみに海外では鶏卵も生食は厳禁ですので、生食できる卵は世界広しといえども日本だけです。
日本で出荷している鶏卵などの卵はしっかりと殺菌処理が施されているので、生食できるのはその為ですね。
ちなみに、加熱処理をしていればゆで卵も大丈夫です。
以下の動画は鳩の卵のゆで卵になりますので、後学の為の参考にしてください(^^♪
黄身については鶏卵とさほど変わりはありませんが、白身は鶏卵よりも透明感がありますね。
見た目的な問題も特に違和感なく食べられそうです。
鳩や鳩の卵についての日本と海外の違いは?
日本と海外の鳩や鳩の卵の食用事情の違いについてはどうなっているのでしょうか。
日本は鳩はほとんど食べないなじみの薄い食材ですが、海外では
鳩の肉や卵は食用としている国もあります。
鶏のように頻繁に食べられているわけではありませんが、中国などは鳩の肉などは普通に食べられています。
また、エジプトやレバノンなどの中東地域でも食べられており
西洋のフランスなどではフランス料理のメニューの一つに鳩の肉を使った料理もあります。
エジプトでは鳩を食用として養殖しているほどに一般的な食材であり、イギリスでも18世紀ごろまでは養殖をするなどして一般的に広く食べられてきました。
フランスではフランス料理の中で鳩の鳥ガラを使った料理や鳩肉を使ったソテーも一般的に食べられていますが、鳩の卵を使った料理などはそれほど多くありませんが、
元々富裕層御用達の食材として扱われてきただけあり、白身や黄身の味も
ある意味では鶏の卵を凌駕するほどの味わいだと言われていますので、鳩の卵を食べる機会があれば食べしてみるのも良いでしょう。
鳩の卵を日本国内で食べると鳥獣保護法に触れる可能性は?
普通に生活している分には鳩の卵や肉を食べる機会などそうそうないと思いますが、
鳩の卵を何らかの事情で入手できたとして、それを日本国内で食べてしまうと鳥獣保護法に触れる可能性についてですが
ゼロとは言い切れません。
鳩を申請などなく傷つけたりすると軽犯罪に問われますが、卵の方も孵化する可能性があるものであれば軽犯罪に問われる可能性はあります。
どうしても鳩の肉や卵を食べたい場合は海外で食べる方が無難
ですので、どうしてもあなたが鳩の卵や肉を食べたい場合は
鳩料理専門店がない場合を除いては鳩を一般的に食べている海外の国で食べるようにしましょう。
間違っても個人で鳩の肉や卵を食べたいから、鳩を捕まえたり、巣から卵を盗むといった行為は
鳥獣保護法に触れて、軽犯罪法違反に問われますので、そういった軽率な行動は慎みましょう。
まとめ
【鳩の卵は食べることが可能?味と雑菌や寄生虫の有無に調理法と日本と海外での違いも】
の記事の内容としては以上になります。
如何だったでしょうか。
日本では鳩自体を消費することなどほとんどなく、一般人のほとんどは鳩の卵すら見たことがない人ばっかりなので日本人にとっては鳩は食べるものという認識がありませんね。
日本人にとっては鳩は食材としては馴染みが薄いですが、一昔前の戦時中では食べるものがない時期が続き鳩を食料として食べたという記録もあります。
現在の日本においては鳥の肉の99%が鶏での供給体制が整っているので、わざわざ鳩の肉を食べるということもないとは思いますが、
日本でも鳩の肉が食べられる料理店などがあれば試しに鳩の肉がどんなものか味わってみるのも一興かもしれませんよ(^^♪
では、以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。