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毎年のように頭を悩ませるカメムシ。

その強烈な臭いからカメムシ対策を打ち立てる人が後を絶ちませんね。

しかし、その数多くの対策のうちどれだけの対策が成果を上げているでしょうか。

オーソドックスなカメムシ対策としては、カメムシ用の殺虫剤を散布するという方法ですが、その場合も一匹一匹散布しなければならず、手間もカメムシの数だけかかります。

そうなると殺虫剤の費用も馬鹿になりませんね。

どのような対策を行う場合もある程度の初期費用は掛かってしまうのは仕方ありませんが、今回ご紹介する方法はカメムシ対策を身近に植えることができる植物で対処してしまおうというものです。

この方法の優れたところは、カメムシ対策としての殺虫剤や忌避剤を用意する必要性がありません。

また、この方法を用いることによってカメムシ対策を植物で補えるだけでなく、その植物を使って別の楽しみも生まれます。

カメムシ対策の植物を使って、日常生活にさらにプラスにすることもできるます。最初に植物を用意する費用がかかってしまいますが、費用といっても数百円程度のものなのでほとんど初期費用がかかりませんね。

また、殺虫剤と比べて有限性が限りなく低いので、一度用意してしまえばそれで終わりです。

殺虫剤や忌避剤と比べると即効性には欠けるかもしれませんが、トータル的な効用やコストパフォーマンスを考えるとむしろこちらの方がお得かもしれませんね(^^♪

また、カメムシへの対策は植物が半自動で行ってくれるので

カメムシも退治出来て、日常生活にも潤いを持たせることができる正に一石二鳥のカメムシ対策になります。

しかし、カメムシ対策に効果のある植物ですが、選ぶ植物を間違えると返って逆効果になってしまいますので、その辺りの情報なども併せてお伝えしていきたいと思います。

本記事の内容としては、カメムシ対策に使える植物(ハーブ)のご紹介と、カメムシ対策に逆効果な植物のご紹介。

カメムシ対策としての植物の有効な使用方法などをお伝えしていきたいと思います。

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カメムシ対策には植物が有効か?

前述しましたが、カメムシ対策には植物を使う方法も有効です。

しかし、殺虫剤や忌避剤を使う方法と比較すると即効性に欠けるという欠点があります。

また、殺虫剤や忌避剤といった道具と違って植物は生き物ですので、ある程度成長するまでにタイムラグが発生するのと、栽培中に枯れてしまう場合もありますので、確実性に欠けるというデメリットがあります。

一見すると、即効性にも確実性にも欠けるし、カメムシ対策としては植物を使うよりも殺虫剤や忌避剤を使う方が良いようにも見えますね。

カメムシ対策として植物を使うよりも道具を使って駆除できるのであれば、その方が実際は楽でしょう。

しかし、植物は冬の時期を除けばほぼ半自動でカメムシ対策を行ってくれるというメリットがあります。

冬はカメムシも冬眠するなど活動を停止してしまうので、それほどの脅威にはなりませんが、冬の前の秋の季節などはカメムシの最盛期になってきますので、その時に殺虫剤を使用するか植物を使用するかの違いになってきます。

殺虫剤や忌避剤を使った対策はあなたが、その場にいる時にしか行えないものが大半ですが、植物を植えてカメムシ対策を行えばほぼ半自動で行ってくれるので、結果的に植物の方が最初は手間がかかりますが、後半は楽ですね。

また、殺虫剤や忌避剤は効果は抜群ですが、環境や健康に悪影響を及ぼす危険性もあるため、小さな子供や猫や犬などのペットを飼っている場合は頻繁に使用するのは好ましくありません。また、忌避剤などはその場に置いておくため自動化できますが、子供や猫などが忌避剤に接触してしまう可能性が少なからずありますので、健康被害にも繋がります。

しかし、植物の場合はそうはなりませんので、トータル的に見ればカメムシ対策として植物を使う方が有効ですし、メリット、デメリットの面から見えても植物を使用するほうが望ましいですね(^^♪

カメムシ対策その1 好きな植物及びハーブをご紹介

カメムシ対策になっていないかもしれませんが、先ずはカメムシが好きな植物やハーブをいくつかご紹介したいと思います。

カメムシが好む植物などを最初に紹介しておくことで、誤ってカメムシが好きな植物を植えたり育てたりするということを未然に防ぐことができるので、植物を使ったカメムシ対策としては必要な情報になります。

また、カメムシは基本的に植物などの農作物を食い荒らす昆虫です。

カメムシが苦手な植物であれば問題ないですが、知らず知らずのうちにカメムシが好む植物を育ててしまっている場合もあります。

間違ってもこれから紹介する植物やハーブを庭先や玄関口などの敷地内に置かないようにしましょう。

カメムシ対策どころか、逆にカメムシをおびき寄せてしまう結果にもなりかねませんので。

それでは、カメムシが好む植物をいくつかご紹介していきます。

蜜柑などの柑橘系植物

カメムシは蜜柑などの柑橘系の植物や樹木を好む傾向にあります。

よく庭先などの敷地内に蜜柑の木が植えてある家庭を見かけますが、カメムシの種類では

クサギカメ、チャバネアオカメ、ツヤアオカメ

などのカメムシが好んで集まります。

これらのカメムシが蜜柑に樹に食害をもたらして、内部を食い荒らしたり、蜜柑の果実などに食害として影響を与えますので、敷地内にカメムシを招きたくない場合は蜜柑などの柑橘系の植物はあまり芳しくありません。

フェンネルなどのハーブ系の植物

フェンネルなどのハーブ系の植物はカメムシを逆におびき寄せてしまう匂いを放ちます。

本来ならハーブ類などはカメムシにとっては苦手とする植物ですが、このフェンネルだけは例外です。

また、ハーブ類の中にはカメムシを誘引する種類のものもありますので、カメムシを寄せ付けたくない場合は注意が必要です。

家庭菜園でフェンネルを育てている場合は、屋外で育てるのではなく密室などカメムシが入り込まないような屋内で育てることが望ましいでしょう。

また、カメムシが苦手とする植物と一緒に育てるようにすると、匂いが相殺されてカメムシを誘引する効果も和らぎます。

トマトやピーマン、ナスなどの野菜類

トマトやピーマン、ナスなどの野菜もカメムシが好んで食害する植物の一つになります。

よく家庭菜園などでトマトやピーマン、ナスなどを作っている家庭がありますが、この場合はカメムシもおまけで呼び寄せてしまうことがありますので

畑以外での家の敷地内でトマトやピーマン、ナスなどの野菜を家庭菜園で作る場合も注意しなければなりませんね。

 

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カメムシ対策その2 嫌いな植物及びハーブをご紹介

カメムシ対策その2として、カメムシが嫌いな植物とハーブをご紹介します。

この辺りが、カメムシ対策の肝となってきますので、これらの植物を家の敷地内などに植えるとカメムシを効率よく忌避できますので、参考にしてみてください。

唐辛子

唐辛子はカメムシが最も嫌う植物の一つで、唐辛子の辛み成分がカメムシを遠ざける効果があります。

家庭菜園で唐辛子を植えるということはあまり無いかもしれませんが、唐辛子自体は様々な用途での使い道があるので、家の敷地内で家庭菜園として唐辛子を育ててみるのも面白いですね。

ペニーロイヤルミント

ミント系のハーブはカメムシが嫌うハーブの一種です。ミントの匂いは鮮烈な香りを放ちますが、人によっても好き嫌いが激しい種類の匂いなので、この種類の匂いはカメムシにとっては苦手なようですね。

もともとこのペニーロイヤルミントはカメムシや、ネズミ、蚊、虻、蝿などの害虫や害獣を駆除するために植えられていたミントです。

駆除するためなので毒性を持っており、残念ながら人間が食べることはできません。

かつてヨーロッパでは広く使われており、それなりに効果があったようですが、毒を持っているためあまり多様出来ない点が欠点ですね。

小さなお子様や猫などのペットを飼っている場合は特に注意が必要です。

ニホンハッカ

二ホンハッカという植物もカメムシが苦手とする植物になります。ハッカというとハッカ飴などに使われているあのハッカになります。

これもミントと同じように独特の匂いを持っており、ハッカ系の食べ物などは苦手とする人も多いです。

嫌いな人がいるようにカメムシにとってもこのハッカの匂いは嫌いなようです。

ペパーミント

ペパーミントを使う方法もあります。

ペニーロイヤルミントと違ってペパーミントには毒性がありませんし、ペニーロイヤルミントと比べるとカメムシを遠ざける効果は劣りますが、

ペパーミントにもカメムシの忌避効果がありますので、小さな子供やペットを庭先で放し飼いにしている場合などはこちらのペパーミントで代用するほうが望ましいでしょう。

カメムシ対策その3 植物やハーブの効果的な使い方をご紹介

カメムシ対策その3として、先にご紹介した植物やハーブの効果的な使い方についていくつかの方法をご紹介したいと思います。

鉢植えなどで玄関口やベランダ、室内など様々な場所に置く

一番オーソドックスな方法ですが、カメムシ対策として植物を使うのであれば、カメムシが入り込みそうな家や敷地内の要所にカメムシが苦手な植物を置いておくと更に忌避効果がアップします。

ほとんどの家庭が敷地内の一か所の身にこういった植物を植えるだけですが、敷地内の至る所にカメムシが苦手とする植物を配置するのが肝になります。

唐辛子やミントを干しておく

鉢植えとして植えておくのも良いですが、カメムシが苦手とする唐辛子やミントなどの植物を干しておくとさらに効果的です。

植物は乾燥させて干しておくと、その植物が持つ独特の匂いや成分をさらに引き出すことができますので、カメムシが活発化する夏から秋にかけてこれらの植物を干しておくとカメムシの忌避効果もありますし、一定期間が経過したら、調味料やハーブティーにも利用できるので正に一石二鳥ですね。

細かく砕いて水に溶かして霧吹きで散布して使う

先ほどの方法の延長線上になりますが、干した植物や採集した植物をさらに細かく砕いて水に溶かし、霧吹きで散布して使うという方法があります。

カメムシが潜んでいると思われる窓枠や窓のちょっとした隙間などに散布すると奥に潜んでいるカメムシを外に出す効果もあります。

また、カメムシが大嫌いな植物の成分を溶かし込んだ忌避液を使うことによって、より効率的にカメムシなどを遠ざけることもできますね。

 

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まとめ

【カメムシ対策!植物やハーブの好き嫌いな種類や効果的な使い方も解説】

の記事の内容としては以上になります。

如何だったでしょうか。

カメムシ対策として植物を使うよりも、ダイレクトに殺虫剤や忌避剤を使う方が一般的ですが、カメムシ対策として植物はカメムシを遠ざける決定的な決め手にはならないかもしれませんが、殺虫剤や忌避剤を使うよりも健康面や生活面でのメリットが大きいです。

カメムシ対策としての植物は最初は手間がかかりますが、ある程度育つとほぼほぼ半自動化できますので、ちまちまと殺虫剤で駆除するよりも楽かもしれません。

毎年のようにカメムシの大量発生で悩んでいる場合は、今年や来年度などにカメムシの対策として植物を育ててみるのも面白いかもしれませんね(^^♪

 

では、以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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