スポンサードリンク

ウミウシといえば魚類でも甲殻類でもない、ある意味では海の生き物としてはどう扱ってよいのか分からない部類の生き物ですよね。

ウミウシは海洋生物としてはあまり知名度がない後鰓類(こうさいるい)と呼ばれている種目になります。

後鰓類という言葉を今初めて知った人も多いと思いますが、元々ウミウシは貝殻を持っており、現在は貝殻は退化してしまってウミウシのお腹の下に隠れていますが、ウミウシは陸上のナメクジとある意味近い存在かもしれません。

そんなウミウシですが、飼育方法はあまりよく知られていません。またウミウシそれぞれに置いて飼育法も多少異なるらしく単純に魚類や甲殻類を水槽で飼育するのとは全くの別物らしいです。

愛好家の間ではウミウシはかなり癖のある生き物みたいで、飼育する際には細心の注意を払わないとウミウシはすぐに死んでしまうくらいにデリケートな生き物になります。

 

本記事内容としては

 

ウミウシについて

ウミウシの飼育方法

ウミウシの飼育方法の難易度について

ウミウシの種による飼育法や餌の違い

ウミウシの飼育方法において必要な道具

 

などについて解説していきたいと思います。本記事の内容が少しでもウミウシを飼育する場合の参考になれば幸いです。

スポンサードリンク

 

ウミウシとは?

ウミウシは、後鰓類(こうさいるい)と呼ばれる軟体生物で、陸上のナメクジと同様に殻が退化した生き物です。

 

生息地域は世界中の海に生息しており、日本をはじめとする世界各国の海域に生息しています。

一部のウミウシの種は頭部に牛の角のような触角が備わっており、海中を歩くその光景はさながら牛のようにも見えることから「ウミウシ」と名付けられました。

食性もさまざまで肉食、草食と種によって餌の対象がバラバラです。一部毒を持つ個体も確認されているので、素手で触るなどといったことは厳禁です。

また、ウミウシは自身の身に危険が及ぶとトカゲなどと同じく、自身の身体の一部を切り離して対応する習性も持っています。

ウミウシの種類も多様で、体表の色合いもとても煌びやかで多才な色合いを持つ種が複数存在しています。

外見も一部は某ポケモンに酷似しているとの報告もあり、ウミウシ愛好家からはウミウシを飼育したいという声も多数あります。

 

しかし、その反面ウミウシについての生態などの全容がイマイチよく分かっておらず、当然ながら飼育に関しても普通の海水魚を飼育するのとは勝手が違うようです。

 

ウミウシの飼育方法とは?

 

ウミウシの飼育方法としてはどんな方法があるんでしょうか。

やはり飼育方法としては一般的にアクアリウムなどの水槽で飼育するのが妥当でしょう。

 

しかし、ウミウシは前述しましたが癖が強い生き物なので、魚類や甲殻類のようにただ、水槽に入れておいて

餌を適度に与えればよいというものでもありません。

飼育に関する必要な道具については後述しますが、ウミウシは気軽に飼育できる生き物ではないということは覚えておきましょう。

 

ウミウシの飼育方法の難易度について

ウミウシの飼育方法に関する難易度としては

残念ながら

 

かなり高いと言わざるを得ません。

というものの、ウミウシは環境の変化に弱い生き物であり、少し飼育方法を間違えるとあっさりと死んでしまうことも珍しくありません。ましてや水槽の中と海に中では環境は180度変わりますね。

川の生き物と違って、一般的に海の生き物を飼育するのはそれなりの知識が必要になってくるので、難しいのですがウミウシはそれに輪をかけて難しいと言えますね。

プロならともかくとしてウミウシを飼育してみたいと考えている素人の方が飼育する対象としては不向きです。たとえ飼育を始めたとしても、ある程度飼育に慣れるまではかなり手間取ることは必至です。

スポンサードリンク

ウミウシの種による飼育法や餌の違いとは?

ウミウシの種による飼育法や餌の違いについてですが、

海水魚などは餌や飼育法もある程度に通っており、それほど大きな違いはありません。しかしウミウシについては例外とされており、飼育法も餌も全くと言っていいほどに統一されません。

 

ウミウシの種類によって適した飼育法があり、ウミウシによっては食べる餌もバラバラという極めて厄介な点があります。

ただでさえ環境の変化に弱いウミウシなので、飼育法や餌を少し間違えるだけでも命の危機に直結することも珍しくありません。

以上のことなどにより、ウミウシの生態を理解していない状態でウミウシの飼育を始めても仕方がないと言われている理由になります。

また、ウミウシを飼育する場合はあらかじめどのような餌を食べるのかを把握しておくことは絶対に必要です。餌選びなどはウミウシ飼育の最大の難関とも呼ばれています。

海水魚のエサなどはペットショップに行けば簡単に手に入りますが、

 

ウミウシの餌はペットショップなどでは販売していません。また、ウミウシの餌は店などでは基本的に入手できないと思っておいてください。

では、入手できないのであればどうすればいいのか?

その答えは現地調達に他なりません。

つまりは、直接海に行って手に入れるということですね(^^;)

 

また、現地調達するにしても、そのウミウシが食べる餌が毎回安定的に手に入るとは限りませんし、飼育する以上ある程度の新鮮さや鮮度を保った餌でないとウミウシは食べてくれないばかりか、ウミウシの体調に大きく影響も出ます。

それにウミウシが食べる餌を容易に調達できる環境づくりも必須となります。

また、ウミウシによっては肉食から草食までと幅広く、肉食においては他のウミウシを襲って食べる種もいれば、エビなどの甲殻類や貝類などを食べるウミウシもいます。

ウミウシによっては肉食や草食と幅広く分かれており、これらのウミウシに適した餌を常に確保し続けることはどう考えても現実的ではありませんね。

また、飼い主は普段は仕事をしなければいけないので、以上の点を考えても休日や平日などに効率良くウミウシの餌を調達できるかと考えると常に動ける人でなければかなり厳しいかと思います。

 

では、次にウミウシの飼育において必要な道具をご紹介したいと思います。

ウミウシの飼育において必要な道具をご紹介

ウミウシなどの海洋生物の飼育には餌以外では最低でも以下の道具は必要になります。

 

1.水槽

水槽が必要なのは当然といえば当然ですが、注意していただきたいのが

水槽であれば何でも良いというわけではありません。

ウミウシは種類によっては20センチ以上に成長する個体もいますので、水槽の大きさは最低でも90センチ以上を目安に選んでいただくのが妥当かと思います。

あまりに水槽が狭いとウミウシによってはストレスに感じてしまうので、ウミウシの気持ちによりそって大きめかそれ以上の水槽を選んであげてくださいね。

 

2.比重計

ウミウシが生きていける海水の塩分濃度を整えてあげるためには比重計は必要不可欠ですね。

その生き物によって適した海水の濃度というものがありますので

 

3.人工海水

当たり前ですが、海水は絶対に必要です。なるべくならウミウシを採集した海の海水を使うのが理想的ですが、こちらは人工海水でも海洋生物に適した海水になりますので、海水の採集が困難な場合に最適です。

 

4.ヒーター、サーモスタット

海水はその季節ごとに温度も変わり、その中で生きているウミウシにとっても最適な温度というものがあります。ウミウシは熱帯性の生き物ですので、海水温度も20度以上は保っておかなければ死滅してしまいます。

海水の温度管理ができるヒーターやサーモスタットは必要な道具だと心得ましょう。

ウミウシと別種のウミウシや他の海洋生物との混泳は可能?

 

ウミウシと別の種類のウミウシに加えて他の海洋生物との飼育する上での混泳については可能ですが、

基本的にウミウシと他の海洋生物との混泳は止めたほうがいいでしょう。

魚の中にはウミウシを捕食する魚もおり、小魚程度であれば問題ないですが、逆にウミウシの餌にもなりかねません。

 

また、前述しましたが、ウミウシの中には他のウミウシを捕食する種もいますので、基本的に混泳は避けたほうが無難です。

同じ水槽に複数の生き物を飼いたい人もいるかもしれませんが、なるべく一つの水槽に一種類のウミウシだけを飼育するようにしたほうが事故などを避けるという面では大切かもしれません。

スポンサードリンク

まとめ

【ウミウシの飼育の方法は?道具や難易度、種による餌の違いなども解説】

の内容は以上になります。

 

如何だったでしょうか。

 

ウミウシは採集が容易な生き物です。しかしその反面、飼育については非常に困難を極めます。

ウミウシに適した餌をその都度、現地調達しなければならないのでプロでさえ飼育は難しい生き物です。飼育だけに専念できる人なら可能かもしれませんが、なかなかそうはいかないですよね。

以上の点からもウミウシの飼育については現実的ではないというのが本記事の見解です。

飼育困難な生き物を飼いたいという気持ちは分からないでもないですが、それは人間のエゴでしかありません。

数多の海洋生物を飼育している水族館ですらウミウシの飼育は困難と言われているくらいですので、なるべくならウミウシは自宅で飼育するのではなく、自然の中で観賞するようにしましょう。

 

スポンサードリンク