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秋が近づくにつれて鈴虫の季節になってきますね。

季節の風物詩とも呼べる存在の鈴虫。古来より日本人に親しまれてきた虫であり、鈴虫の奏でる自然の音色は古の日本人の上流階級の人々の間ではその音色を聴くために飼育するといったこともあったそうです。

近年、現代社会においては鈴虫自体はそれほど珍しくはありませんが、その独特の秋を感じさせてくれる音色は今も昔も全く色あせない天然の産物です。子供の頃から自然の中で生きて季節の鈴虫の音を聞いてきた世代の中には未だに強い鈴虫ファンも数多くいますね。

しかし、昔は至る所にいた鈴虫も現代にいたってはその数もやや減少している傾向にあると聞きます。鈴虫もホタルと同じように期間限定の昆虫です。蛍は目で楽しませ、鈴虫は耳で楽しませる昆虫それぞれに古来から日本人に愛されている昆虫ですが、時期を少し見逃すと瞬く間に旬が去ってしまいますので「今年こそ鈴虫の音を!」と考えている人は少なくないのではないでしょうか。

本記事の内容としては

鈴虫の概要について

鈴虫の季節や鈴虫の鳴き声が聴ける時期と時間帯、生息する場所

鈴虫を飼育するための道具について

 

以上の点について解説していきたいと思いますので、鈴虫についての情報をお探しの場合は最後までお付き合いくだされば幸いです<(_ _)>

では、先ずは鈴虫について解説していきたいと思います。

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鈴虫とは?

鈴虫とは一体どういった虫なのでしょうか。まず最初に鈴虫について簡単に解説していきたいと思います。

鈴虫はコオロギの仲間で、正確にはバッタ目コオロギ科の昆虫。大型の日本産コオロギ科昆虫になります。

鈴虫の別名としてこちらはあまり知られていないように思えますが「マツムシ」と呼ばれており現在でも日本の一部地域ではそういった呼称が使われています。

鈴虫の体長は約2センチ~3センチほどで、外観はコオロギのようでありゴキブリのようにも見えますが、その外観に嫌悪感を示す人もいるかもしれません。

しかし、鈴虫は鳴く虫の王とも呼ばれているほどの昆虫で、日本文化の風物詩に恥じない風格と歴史を併せ持っています。

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鈴虫の季節は何月?

鈴虫の季節と旬についてですが、鈴虫も時期を逃すと聞きそびれてしまうなんてことは珍しくありません。鈴虫の季節については主に

夏~秋が主流になります。

夏の終わりかけの時期から鈴虫が活動を始めます。秋にも聴くことができますが、鈴虫の最盛期は以外にも10月以降では遅すぎるのです。

鈴虫の最盛期は9月いっぱいまでになるので、意外に鈴虫は秋の風物詩かと思いきや夏の風物詩でもあるという意外な点が鈴虫の鳴き声を聞きそびれてしまう原因にもなっているのですね。

鈴虫の季節をきちんと把握しておかない場合や鈴虫の季節を10月以降だと勘違いしている場合もことごとく聞きそびれてしまう要因になってしまいますね(^^;)

鈴虫の鳴き声が聴ける時期、時間帯は?

鈴虫の鳴き声が聴ける時期や時間帯としての目安はどうなっているのでしょうか。

鈴虫は成虫が8月頃から活動し始めて、9月いっぱいまでしか鳴かないので、鳴き声を聴くことができる時期としては8月~9月までになります。10月になってしまうと鈴虫はほとんど鳴かなくなるので注意する必要があります。

また、鈴虫の鳴き声が聴ける時間帯についてですが、これも鈴虫が一日の中で活動する時間帯に限られてきますね。とりわけ夏の時期になると猛暑が激しい時期ですので鈴虫は昼間ではなく夜間に活動するのが一般的です。

昼間に鈴虫の鳴き声ってあまり聴きませんよね。鈴虫は基本的に夜行性であり、昼間は草むらの下や石の下など、地表の物陰に潜んで最適な活動ができる時間帯が来るのを待っています。

日本で鈴虫が生息する場所はどこ?

鈴虫は基本的に沖縄以外の日本全国、北海道から九州にかけて分布しています。鈴虫が生息する場所としては河川の河原や野原、山野の森林の物陰などに夜間になると鳴き始めます。

原っぱなどの自然が豊富な地域に行けば必ずと言っていいほど聴くことができますが、人間が住む住宅街などにも時折姿を表したりもします。自動販売機の下など狭い場所を好む昆虫ですので、時折耳を澄ませてみると意外な場所で出会えるかもしれません。

鈴虫の野生個体は10月になるとほとんど死滅してしまいますので、主に活動を始める夏の8月頃からわずか9月いっぱいまでの二ヶ月しか聴くことができないのである意味では非常に貴重な虫になります。

鈴虫を鑑賞するなら鈴虫寺という場所がおすすめ

鈴虫をいつでも鑑賞できる観光地としては鈴虫寺がおすすめの場所になります。

京都にあるお寺で妙徳山 華厳寺(みょうとくざん けごんじ)という名前のお寺になります。鈴虫の鳴き声を聴くことができる場所として名づけられた名前が鈴虫寺。

鈴虫の鳴き声を聴ける観光名所として有名ですが、鈴虫が鳴く時期に訪問すれば鈴虫たちが奏でる天然の音楽を聴くことができる場所です。

また、鈴虫寺は鈴虫の鳴き声を聴けるだけの場所ではなく、草鞋を履いた興福寺増なども有名な場所です。

そして、きわめつけは願いごとを一つだけ叶えてくれる場所としての伝承もあり、京都を代表するパワースポットの一つとも言われていますので、パワースポットに興味がある人も一度は足を運んでみたい場所になりますね(^^♪

では、次は鈴虫を飼育するための最適な道具について紹介していきたいと思います。

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鈴虫を飼育するための道具をご紹介

鈴虫は日本古来から日本人に愛されている虫で、鈴虫を飼育するという習慣は昔から存在していたものでした。

とりわけ江戸時代ごろには鈴虫の季節になると、捕獲した鈴虫を売り歩く行商なども盛んに行われたそうですので、天然の音色として鈴虫は昔からある一定の需要があったようです。

鈴虫を飼育する上での道具としてはどういったものがあるでしょうか。

以下に、鈴虫を飼育する上での最適な道具をまとめてみましたので、参考にしてください。

1.鈴虫飼育用セット

これ一つあれば鈴虫の飼育用の道具は一通りそろいます。鈴虫を飼育したいけど、どういったものを揃えればよいのか分からない場合や、一つ一つ揃えるのがメンドクサイ場合や手間だと思う時はコレを一つ揃えればわずらわしさから解放されますので、鈴虫の餌や土なども一通り揃っているので鈴虫飼育セットとしては最適な内容です。

2.昆虫用 特選竹炭

昆虫を飼育するとどうしても昆虫独特の臭いが出てきてしまいます。これは全ての昆虫に言えることであり、鈴虫も例外ではありません。

この昆虫用の竹炭は鈴虫のマットにもなりますし、何よりも消臭剤として活躍してくれるので昆虫を飼育したいけど臭いが(^^;)

という方には必須のアイテムです。

3.鈴虫の成虫 オスとメスのセット

鈴虫を飼育するためには鈴虫本体が居なければ始まりませんよね。鈴虫は自然の野生種を採集するという方法もありますが、草むらの中を夜に調べるのは、マムシなどの毒を持った生き物と遭遇するリスクもあり、かなり危険が伴います。

鈴虫の鳴き声を観賞するためにはオスとメスのセットを購入したほうが手っ取り早いですね。自然の中では鈴虫を捕まえることができても、その中のどれがオスかメスかなどは分かりにくいので、オスとメスの姓ちゅうセットを購入すればそういった煩わしさや手間からも解放されます。

そして、何よりもオスとメスの両方が揃っているので次年度に向けての鈴虫の繁殖も行うことができ、毎年鈴虫の鳴き声を自宅で手軽に楽しめるというメリットもありますね(^^♪

まとめ

【鈴虫の季節は何月?鳴き声が聴ける時期と時間帯、生息する場所を解説】

の内容は以上になります。

如何だったでしょうか。

鈴虫はホタルと同じく非常に短命な昆虫で、わずか二か月ばかりの本当に期間限定の風物詩になります。

意外と鈴虫の時期は10月以降も続くと思っている人が多いので、勘違いをしていると鈴虫の音色を聞きそびれるということにもなります。

しかし、鈴虫を飼育してしまえばそういった天然の音色を聞き逃すということもありませんので、毎年自宅で鈴虫の音色を楽しみたい場合は思い切って飼育してみるのもアリかと思います(^^♪

 

では、以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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