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カメムシの種類は日本にどれだけ生息しているのでしょうか?

素朴な疑問ですが、そういった疑問を感じたことってありませんか?

カメムシは、刺激を与えるととても臭いにおいを周囲にまき散らす害虫です。カメムシの日本におけるイメージは最悪で、ゴキブリと肩を並べると言っていいかもしれません。

また、カメムシは臭い臭いをまき散らすだけでなく、田畑の農作物を食害するなどの被害も与えています。それにカメムシは食害をもたらすだけではなく、冬の季節になると冬眠を集団で行います。

冬眠する場所は山林などではなく、比較的温度が高く温かい人家。

カメムシは集団で人の家に上がり込んで人間と一緒に冬を越すんですよね(^^;)

カメムシが大嫌いな人からすればたまったものではありませんね。また、カメムシは電気の明かりに引き寄せられる性質も持っており、夜に突然部屋の中に出現するなど昆虫嫌いの人にとっては迷惑この上ありません。

洗濯ものの中にも入り込んでいたりするので、油断も隙もない昆虫になります。

ここまで書くとカメムシにとってマイナスなイメージしかわきませんが、日本におけるカメムシの生息数はかなりのものになります。

世の中が変わろうともカメムシのサイクルは同じで春先に出現して冬に姿を消す。

毎年のようにカメムシの対応に頭を悩ませている人はいると思いますが、この日本には一体どれだけのカメムシが生息して、どういった色や種類を持つ物がいるのか紹介していきたいと思います。

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カメムシの種類は日本にどれだけ生息している?

日本中から毛嫌いされているカメムシですが、

このカメムシの種類って日本にどれだけの数が確認されているのでしょうか。

カメムシの種類は前述したように膨大で、実に180種類ものカメムシが確認されております。

むちゃくちゃ多いですね(^^;)

さすがに、180種類すべてのカメムシを把握することは学者でもない限りは困難です。

 

日本だけではありませんが、日本におけるカメムシの種類の中には人間に害を及ぼしたり、人間の生活に密接に関わってくるものもあれば、

人知れず山の中だけで生活するカメムシもいます。

また、カメムシの中には一度嗅いだら忘れられないような悪臭を放つ物もいれば、その真逆の匂いを発する種もおり、非常に多様性のある昆虫になっています。

さすがに180種類に及ぶすべてのカメムシを紹介しているとキリがありませんので、本記事では私たち人間の生活に密接にかかわってくるカメムシや、知っておくと話のネタになるカメムシなどを中心に紹介していきたいと思います。

 

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日本におけるカメムシの種類と色や特徴は?

日本におけるカメムシの種類や色、特徴についてはどういったカメムシが存在しているのでしょうか。

私たち人間にとって密接に関わってくるカメムシやとりわけ珍しい種類を中心にご紹介していきたいと思います。

クサギカメムシ

※ 掲載元URL https://ja.wikipedia.org

私たちの生活に最も密接に関わっているカメムシがクサギカメムシになります。言い換えれば一番被害に遭っているカメムシになりますね(^^;)

刺激すると強烈な悪臭をまき散らして仲間を呼び寄せたり、危険を知らせる信号を送り始めます。

冬になると集団で越冬するために人家の隙間などに入り込むカメムシもこの種類のカメムシですね。また、近年大量発生し、ニュースになった種類もこのクサギカメムシになります。日本全国に分布しているので、知名度も抜群です。

また、カメムシというと主にこのクサギカメムシの事を指します。それだけこのクサギカメムシの放つ臭いが物凄く臭くて、一度嗅いだら本当に忘れられないような刺激臭を放つのです。

オオクモリカメムシ

※ 掲載元URL https://ja.wikipedia.org

先ほどのクサギカメムシと同様にこちらも人間に害を与える害虫で、刺激すると悪臭を放ちます。

こちらのオオクモリカメムシは人家周辺などにはあまり姿を現しませんが、コメなどのイネ科の植物を食害するカメムシとして、昔から日本では忌み嫌われてきたカメムシです。

日本では北海道などには生息せず、主に東北以南の日本に生息しています。

成体の大きさは2センチほどでカメムシの中では比較的大型です。

また、外国では朝鮮半島やインド、中国など主にアジア圏にも幅広く勢力を持っています。

オオキンカメムシ

※ 掲載元URL https://ja.wikipedia.org

色は黒と赤がメインの

見た目がカラフルで色鮮やかなテントウムシに似た外観を持つカメムシですが、このカメムシも人間にとっては食害をもたらす種類のカメムシになります。

植物油や塗料の原料になるアブラギリの木(現在の日本ではほとんど栽培されていない)を食害するカメムシで、体長は2㎝~2.5㎝ほどになります。

生息地域は主に本州の中部地方から南側(稀に北海道などでも出現したことがある)で、比較的暖かい気候を好むカメムシです。

また、山間部よりは温暖な海岸部に好んで生息しているカメムシになります。

ハサミツノカメムシ

※ 掲載元URL https://ja.wikipedia.org

緑の体色をベースとし、

お尻の部分にクワガタ類のような二本のハサミ状の角が生えているのが特徴的なカメムシです。

体長は2センチ未満の比較的中型のカメムシで、主に北海道から九州まで日本全国に渡って出現しますが、このカメムシは山間部を中心に生息しており、人間が住む場所にはあまり姿を現さないのが特徴です。

 

キバラヘリカメムシ

※ 掲載元URL http://www.insects.jp

生息地域は北海道から沖縄までで、

体長は14~17ミリ前後で、表面は浅黒い体色でお腹は黄色い非常に特徴的な外観をしたカメムシになります。

また、信じられないかもしれませんがこのカメムシの最大の特徴としては全く臭くない(^^♪

という驚きの物で、他の種類のカメムシと同様に臭いを放つ性質は変わりませんが、青リンゴのようなフルーティーな匂いを放つカメムシになります。

見た目に反して全く臭くないカメムシのようなのに、公園などで見かけた場合は本当に青リンゴのような匂いを出すのかどうか一度試してみても良いかもしれませんね(^^;)

ただし、臭くないとは言っても見た目がアレなので外見だけで判断するなという良い見本ですね。

ミナミアオカメムシ

※ 掲載元URL https://ja.wikipedia.org

主に南国の暖かい気候を好むカメムシで、昔は本でも南側の温暖な地域でしか確認されませんでしたが、地球温暖化の影響を受けてか、段々と北上してくるようになりました。

日本では沖縄や九州を中心に生息し、本州では和歌山南部にしか分布していませんでした。海外の温暖な国でも生息が確認され、アフリカや東南アジアなどの熱帯、亜熱帯気候の場所に元々版図を広げていましたが、地球温暖の影響で今のその生息域を広げつつあります。

イネ科の害虫であり、米や大豆などの農作物を好んで食害します。体長は一センチほどの小型のカメムシですが、その活動範囲は比較的広く、殺虫剤などでの駆除作業が積極的に行われてはいるものの

決定的な駆除方法は未だに確立できないでいる驚異のカメムシになります。

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まとめ

【カメムシの種類の日本に生息している数は?色や特徴などを写真で紹介】

の記事の内容としては以上になります。

如何だったでしょうか。

カメムシの種類の日本での生息数は確認されているだけでも180種類以上存在しており、そのすべてを本記事でご紹介は出来ませんが、日本における主だったカメムシをいくつかご紹介しました。

日常生活において誰もが一度は見たことがあるほど身近なカメムシから、臭くないカメムシなどあまり知られていないものまで。

日本には180種類に及ぶカメムシがいるので、今回ご紹介したカメムシはその一欠片に過ぎませんが、カメムシも多種多様な種類がおり非常に奥が深い昆虫なので、本記事でご紹介したカメムシを明日の話のネタにでも使ってみてくださいね。

では、以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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