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7月から8月にかけてはクワガタやカブトムシの季節になりますね。クワガタは9月でも採集できるところでは採集することができますし、クワガタはカブトムシと違って越冬させることができますので、クワガタの寿命以上に活かすことは難しいですが、2,3年は同じクワガタを飼育するなど様子を楽しむことができます。

クワガタについてはオスはそれぞれの種類ごとの特徴があり、クワガタの昆虫採集を行ってる人なら一目見れば判別できるほどに見分けるのは容易です。

しかし、クワガタのメスに関してはメスの形状などは種類別に明確な違いなど一目見れば簡単に判別できるという物ではありません。

ですので、せっかくクワガタのメスを捕まえてもそれがどの種類のクワガタのメスなのかが細かく観察しなければわかりにくいのです。

また、繁殖させる目的でクワガタの雄雌を捕ってきても、種類が違う者同士では繁殖するのかも大きな疑問ですよね(^^;)

本記事の内容としては

 

クワガタのメスを種類ごとに解説

クワガタのオスとメスの違い

クワガタの採集方法

 

以上の点について解説していきたいと思います。

では、先ずはクワガタのメスの見分け方を種類ごとに写真で紹介していきたいと思います。

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クワガタのメスの見分け方・種類別の特徴を写真で紹介!

クワガタのオスなら一目見るだけで、どの種類か簡単に分かりますが、メスだと細部まで見なければどの種類のメスなのか全くわかりませんよね(^^;)

おまけにクワガタはカブトムシと違って種類が豊富にあるので、一つ一つ見分けるだけでもかなりの手間です。

本項ではクワガタの種類一つ一つの特徴について解説していきたいと思います。

コクワガタ

コクワガタのメスの特徴としては

 

体長は約15ミリ~35ミリくらい

上翅(背中の飛翔する際に使用する羽)はくすんでおり、光沢がない

前胸背板に光沢がある

ヒラタクワガタのメスに似ているが、ヒラタクワガタに比べてツヤがない

 

オオクワガタ

※ 掲載元URL http://www.kuwakabuplanet.com

オオクワガタのメスの特徴としては

 

体長18ミリ~55ミリと大きさにバラつきがある

全身が真っ黒で強い光沢があり、他のクワガタよりも光沢の量は多い

光沢は塗料を塗ったように強い

上翅(背中の飛翔する際に使用する羽)はスジが入っている。他のクワガタと比べてもスジの量は多い

 

ノコギリクワガタ

ノコギリクワガタの特徴としては

 

体長は20ミリ~40ミリ、50ミリにかけて

甲虫類特有のキラキラした光沢は全くないが、鈍い光沢がある

前足の関節部分が太い

全体的に丸みを帯びている

頭部の太さと幅が狭く、牙から頭部、前胸背板を全体的に見ると三角形に見えるのが特徴

色は比較的茶色の個体が多い

 

 

ミヤマクワガタ

※ 掲載元URL http://aiaicamera.seesaa.net/

ミヤマクワガタの特徴としては

 

体長20ミリ~50ミリ

他の種類のメスと比較すると顎の部分が太いのが特徴

裏側に太もも付近にオレンジ色の斑紋が確認できる

ノコギリクワガタ同様前足の関節部分が太い

ノコギリクワガタにくらべて外殻部分の艶や丸みがあり、全体的に黒色の個体が多い(ノコギリクワガタは全体的に茶色の個体が多い)

 

ヒラタクワガタ

※ 掲載元URL https://www.mushikichi.com

ヒラタクワガタの特徴としては

 

体長20ミリ~45ミリ

形状はオオクワガタに似ているが頭部に突起がない

コクワガタと見分けが困難であるが、前足の関節の太さと、上翅の光沢、頭部から背中にかけてのラインがヒラタクワガタは同一線上

コクワガタはそのラインが円状で段付きになっている

コクワガタは同一線上にラインが張っていない

 

 

スジクワガタ

※ 掲載元URL https://www.mushikichi.com

スジクワガタの特徴としては

 

体長15ミリ~25ミリ

天然の個体は比較的小さく20ミリ以下が多い

コクワガタと外見が酷似している

上翅(背中の飛翔する部分)に鮮明にスジが走っており、全体的にザラザラしている

ネブトクワガタとも間違えやすいが、前胸背板に強い光沢がある

 

 

ネブトクワガタ

ネブトクワガタの特徴としては

 

体長は12ミリ~35ミリほど

クワガタの中では比較的小さな個体

上翅(背中の飛翔する部分)に鮮明に凹凸のあるスジが走っている

前胸背板は光沢がなく、ブツブツした紋様があり武骨な外観

 

 

ヒメオオクワガタ

※ 掲載元URL http://because.blog.fc2.com

ヒメオオクワガタの特徴としては

 

体長25ミリ~44ミリほど

体表には弱く鈍った光沢がある

全体的にざらついた印象がある

 

以上が日本に生息する代表的なクワガタのメスの特徴になります。クワガタのメスを見つけても一見、どの種類のメスか分かりませんが、以上の写真と特徴を参考にすれば多少なりと答えは出てくるでしょう。

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クワガタのメスとオスの違いは?

クワガタといえば日本だけでも

 

オオクワガタ

ミヤマクワガタ

ネブトクワガタ

コクワガタ

ノコギリクワガタ

ヒメオオクワガタ

ヒラタクワガタ

 

などの種類がおり、世界中ではなんと1500種類以上のクワガタが存在しています。

これだけ多数存在するクワガタですが雄雌と共通する特徴としては

 

やはり大あご、ハサミになりますね。

また、オスとメスでは身体の大きさも全く異なり、基本的にオスの方が大きいです。

また、オスとメスでは身体の色も微妙に異なります。

そして、オスには微細な体毛が生えており、水分を弾いたり細菌がつくのを防ぐ目的もあります。

 

また、クワガタの中には越冬するクワガタと越冬しないクワガタもいます。

越冬するクワガタとしては

 

オオクワガタ

コクワガタ

スジクワガタ

ヒラタクワガタ

 

などが越冬します。

 

また、越冬しないクワガタとしては

ノコギリクワガタやミヤマクワガタなどは越冬せずそのまま寿命を迎えます。

ノコギリクワガタやミヤマクワガタは他のクワガタの中では寿命は短く、寿命の短さが越冬しない原因とも言われています。

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クワガタの採集方法とは?

 

クワガタの採集方法としては、基本的にクワガタはカブトムシの採集方法と何ら変わりはありません。

夜間などはクワガタはカブトムシと同じように電気の光などに集まってきますが、日中にクワガタを採集する方法としては

 

樹液が出ている樹にポイントを絞る

樹に衝撃を加えてクワガタを落とす

樹の根元を探す

 

という方法がありますが、なかなか日中にクワガタを捕まえるためには少々コツが必要になります。

クワガタを捕まえる方法としては以上の3点に絞られますが、その中でも一番ベターな方法と言われているのが

 

樹に衝撃を加えてクワガタを落とす

 

という方法が一番やりやすい方法となります。

しかし、樹であれば何でも良いというわけではありません。当然、クワガタがいる気に絞って衝撃を加えなければならないので、クワガタが日中にクワガタを隠れていると思われる樹については

 

ナラやクヌギの樹をターゲットに樹の幹を蹴って気を揺らす方法が一番効率が良いでしょう。

以下の動画が参考になるので、確認してみてくださいね。

まとめ

【クワガタのメスの見分け方!種類別の特徴とオスとの違いや採集方法は】

の記事の内容としては以上になります。

 

如何だったでしょうか。

 

クワガタのメスはオスと比べても特徴が乏しく、見慣れた人でも瞬時にどのクワガタのメスかを見分けるのは経験が必要になってきます。

大半の方は、クワガタのメスを見つけた場合は一旦家に持ち帰って、記事に書かれているような特徴を調べてどういったクワガタのメスなのかを判別するというパターンになってしまいますが、

飼育下においてはクワガタは種類が違っても繁殖を行いますので、オスとメスの種類が違うからと言って慌てる必要もありません。しかし、飼育下では種類が違っても繁殖するのに対して、自然の環境の中では種類が異なる場合は繁殖することは無いそうですが、

クワガタの採集をしているとなかなか種類が合致することなどはあまりないと思いますが、その場合でも気にせず飼育できますので

 

では以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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