素潜りでタコを取ったことがある経験がある人はどれくらいいるでしょうか。
とりわけ、日本最南端の沖縄県でのタコの素潜りを体験したことがある人は、地元の人間以外ではほとんどいないでしょう。
素潜りでのタコの捕獲自体、なかなか経験できるものではありませんよね。
アワビやサザエといった貝類とは違って、タコはアワビやサザエと比べるとしっかりと動く生き物ですので道具など準備万端で臨んでも捕まえることは容易ではないと思います。
沖縄の素潜りで人気がある魚介類としてはタコが挙げられますが、沖縄で素潜りをしたことがない人も多いし、ましてやタコを捕るなんてことは自分から行動しない限りは経験できません。
一部ではタコの素潜りは貝類を捕る以上に危険が付きまといます。
タコは強力な吸盤を持っており、外敵に襲い掛かることもあるし、傍目から見るとそれほど大きくなくとも全体を見てみると想像以上に大きかったりもするのです。
また、沖縄などでタコを素潜りで狙うとなると、時期なども関係してきますし、いくら南国の沖縄でも海に入れる適度な水温の季節などの要素も把握する必要がありますね。
本記事の内容としては
沖縄でのタコの素潜りについて
タコの素潜りの危険性と時期の目安とタコの素潜りでのおすすめの道具なども紹介していきたいと思います。
では、先ずは沖縄でのタコの素潜りについて解説していきたいと思います。
沖縄でのタコの素潜りは可能?
沖縄でのタコの素潜りについてですが、一番気になるのは
沖縄の海でタコを素潜りで捕ることができるのか? 漁業権などの問題は大丈夫か?
といった点についてですが、
タコも一応は水産物として定められていますが、伊勢海老、アワビやサザエほどシビアではないので、磯でタコを捕るくらいなら大目に見てもらえる可能性は高いです。
タコも水産物ですが、素人が狙う分にはそれほど大量に捕ることはできませんので、ほとんど黙認されているのが現状です。
タコは伊勢海老やアワビ程効果でもなく、アワビやサザエのような同じ場所に定着しないので、漁協側もそこまでシビアには考えていないのかもしれません。
ただし、タコ漁の時期から大幅に外れた時期にタコを捕ることや、夜中に酸素ボンベを装備するような本格的な乱獲については密漁とみなされますので、その点は注意する必要があります。
では、次はタコの素潜りの危険性について解説していきたいと思います。
タコの素潜りの危険性は?
タコの素潜りの危険性についてですが、
タコは頭足類の一種で、見た目に反して手足を広げると予想以上にかなり大きい生き物です。子供でも1メートル近く、大人のタコになると2,3メートルくらいの全長はあります。怒らせたり刺激を与えたり、下手にタコを追いつめると襲い掛かってくることが稀にありますので、素潜りでタコを捕るのであれば最低限の警戒や注意は必要です。
素手でタコを捕まえる行為は危険
素手でタコを捕まえるという素潜り法がありますが、タコに手を出すとタコは反射的に腕に絡みついていきます。
腕でとどまればよいのですが、顔面に絡みついたら最悪窒息する可能性もありますので
素手でタコを捕まえる行為は危険を伴いますので、必ず道具を使ってタコを捕まえましょう。
タコの素潜りの時期の目安と場所は?
タコの素潜りの時期の目安と場所についてですが
先ずは、タコの素潜りの時期は
ちょうど7月~9月にかけてが最適です。
とりわけ沖縄においては本州よりも早くマリンスポーツが可能ですので、5月下旬から素潜りを行うこともできます。
また、タコの素潜りで最適な場については、タコは狭い場所を好みます。
既に答えは出ていますが、タコの素潜りで最適な場所については磯などの岩場にポイントを絞っていくといいでしょう。
また、沖縄で素潜りを行う場合は特にこの地域が良いということはありませんし、ほとんどすべての海域で素潜りが可能ですので、最初はなかなかタコを見つけることはできませんが、じっくりと探してみてください。
タコの素潜りでのおすすめの道具は?
タコの素潜りでのおすすめの道具をいくつかご紹介します。
1.素潜り、シュノーケル用のモリ
タコを効率的に素潜りで捕まえるならモリは欠かせない道具です。場所によっては使用に関しては厳しいところもありますが、効率的に獲物を捕まえるならモリは必須です。
2.ウェットスーツ
こちらも素潜りなどのマリンスポーツには欠かせませんが、海中は危険が伴いますので、自らの身を守るための防具としての機能もあります。
3.ネット・網
タコを捕まえても陸上まで運ばなければいけないので、その為の道具としては素潜り用の網を使うのが最適です。
但し、これはあくまでも一時的なものです。タコは自らの体を伸縮させてどんなに狭い隙間でも入り込む特性があります。捕まえても逃げられてしまう可能性はありますが、一度捕まえたら逃げないようにしっかりと見張っておきましょう。素手でタコを持っていくことは難しいので、こういった道具がどうしても必要になりますね。
まとめ
【沖縄でのタコの素潜り!危険性、時期の目安と場所やおすすめの道具は】
の内容としては以上になります。
如何だったでしょうか。
タコは基本的に日本中の海域に生息しています。あまり北の方がタコは好みませんが、南方の沖縄には非常に多くのタコが生息しているので素潜りの場所としても非常に人気があります。
しかし、タコの中には獰猛な種類や、中には毒を持っている種類もいます。
この毒を持っている種類が曲者で、フグと同じテトロドトキシンを持っているので、下手をすると生命の危機にも繋がります。
知らなかったでは済まされませんので、素潜りを行う際はどういったタコが沖縄に生息しているのかあらかじめ調べてみるとよいでしょう。
沖縄の海は多少の危険が伴いますが、素潜りなどのマリンスポーツの場所としてはとても魅力的な場所なので、沖縄の海でタコの素潜りを行って、そのタコを素潜り仲間で味わう至福のひと時を是非かみしめてみてくださいね。
では、以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。