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スズメバチの巣といえばあの特徴的な形をした丸い物体ですが、その材料や材質はいったい何で作られているのでしょうか。

 

スズメバチの巣を初めてみた子供時代には何か得体のしれない物質出来ているようにも見えましたね(^^;)

大人になって考えてみると、どういった材料を使って巣を作っているかは何となく予想は付きますが、私は蜂の巣の専門家ではないので調べてみない事には正確な答えは出てきません。

 

スズメバチの巣はその表面が独特の紋様があり、個人的には木星の大赤紋と似ているようにも見えますね。

見る人によっては全く違うと思いますが、スズメバチの巣は人間には決して作り得ない何かを感じさせてくれます。また、スズメバチの巣のデザインは幾何学的で、独特の雰囲気を醸し出していますが

見れば見るほどにスズメバチの巣の材料は何で作られているのかと疑問に思ってしまいます。

 

本記事の内容としては

 

スズメバチの巣の材料について

スズメバチの巣の材質と構造

スズメバチの巣の女王蜂と蜂の巣の居住区域

 

などについて解説していきたいと思います。

 

では、先ずはスズメバチの巣の材料について解説していきます。

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スズメバチの巣の材料とは何か?

画像に見える屋根の下にある大きな球体上のものがスズメバチの巣になります。

かなり立派な巣ですが、いったいこの巣は何で作られているのでしょうか。

子供の頃にこういった巣を友達の家で見たことがありましたが、その時は純粋に怖いと思うだけでどういった仕組みなのかまでは考えませんでしたが、あらためてみると何の材料を使っているのか疑問に残りますが

 

スズメバチの巣の材料は剥がれ落ちた樹皮や朽ちた樹の破片になります。

 

それらの剥がれ落ちた樹皮や生きている樹の樹皮をなどをスズメバチが砕いて唾液で固めて団子上にしたものを巣に持ち帰ったもので形成されています。

巣に持ち帰った樹皮などを巣の中でさらにかみ砕くなどして加工して、スズメバチの顎と脚を使って薄くのばしたものを表面に張り付けていって巣は作られていきます。

スズメバチの巣の独特の紋様はどうやって生まれるの?

スズメバチの巣の最大の特徴とも呼べる紋様ですが、この紋様はどのようにして生まれるのかというと、通常巣の形成は羽化した働き蜂が作っていきます。

前述したとおり、巣の材料は主に樹木の樹皮を唾液で固めてそれを砕いたものを薄く伸ばしたものです。

働き蜂が羽化すると次々にこの樹皮を砕いて薄くのばして作っていきます。

スズメバチの巣の独特の紋様は、樹皮をつなぎ合わせたつなぎ目が幾重にも重なって出来たもので、傍目から見て紋様のように見えるのです。

ちなみにスズメバチは巣にこういった紋様を作り、種類ごとに巣に形成する紋様の形が異なりますので、巣の紋様の形はスズメバチの種類を特定するのに役立っています。

 

では、次にスズメバチの巣の材質と構造について解説していきます。

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スズメバチの巣の材質と構造は?

※掲載元URL http://www.imgoor.com/instagram-hashtag

スズメバチの巣の材質と構造についてですが、厳密に言うと丸い球場の巣はスズメバチの巣ではありません。

スズメバチの巣ではありますが、外側の球体は巣を覆っている外殻に過ぎないのです。

外側はあくまでも巣を覆っているドームのようなもので、巣の本体は外壁の内側にあります。

 

写真のスズメバチの巣は、外殻が壊れて内部の巣がむき出しになっていますね。

この内側には蜂本来の網目状の巣が見えますが、こちらがスズメバチの巣の本体となります。

巣の構造は、他の蜂と異なり二重、三重の構造になっており、それらの巣を風や雨などの外的要因から守っています。

 

また、スズメバチの巣の外殻部分も何層もの構造になっており隙間があります。この隙間の事を空気室と呼んでおり、この空気室が巣全体の環境を整えてくれる重要な役割を果たしてくれています。

外殻部分の隙間の空気室は断熱効果をもっており、幼虫などの生育環境を整えてくれます。

また、巣の外殻部分には一つだけ入口があります。その大きさは日や時間によってバラバラです。入口の側には見張り役のスズメバチが数匹外を見張っており、外敵が現れた場合迅速に対応できるように待機しています。

 

では、次はスズメバチの巣の女王蜂と蜂の子の居住部分について解説していきます。

スズメバチの巣の女王蜂と蜂の子の居住部分は?

スズメバチの巣の女王蜂と蜂の子の居住部分についてですが、女王蜂や蜂の子は何処にいるのでしょうか。

蜂の子については先ほどの写真のむき出しになった蜂の巣の網目状の穴の一つ一つに住んでいます。

 

蜂の子は働き蜂が蜜や餌などを持って帰ってそれぞれの子供に分け与えています。

そして、肝心の女王蜂ですが、女王蜂の位置は厳密にはどこにいるかははっきりとわかっていません。

 

ただ、女王蜂は最初は巣作りに関わってきますが、働き蜂が羽化すると女王蜂自身は引きこもってしまいます。そして、次の世代へつなげるために新しい女王蜂の育成に全力を尽くします。

次の女王蜂候補の育成に全身全霊を傾けて、冬が来る頃に新しい女王蜂にすべてを託して力尽きてしまいます。

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まとめ

【スズメバチの巣の材料は何?材質と構造や女王蜂、蜂の子の居住部分は】

の記事の内容としては以上になります。

 

如何だったでしょうか。

 

スズメバチの巣のあの独特な紋様は巣を作っていく過程で自然とそうなったものであり、故意にそうしているものではなかったんですね。

また、スズメバチの巣のあの独特の形状も巣の本体を保護するための壁のようなものだということも調べていて驚きましたが、スズメバチは外敵が近づくことに非常に神経質なので

スズメバチの巣を見つけた場合は自分で対処しようとせずに専門家に依頼しましょうね。

4月~6月の時期に見つけたスズメバチの巣はほとんどが未完成で、それほど危険性は高くありませんが、7月以降のスズメバチの巣は完成されているものがほとんどで、入り口には外敵を退けるために数匹のスズメバチが見張っていますので、7月~10月の時期に巣を見つけても安易に近づかないようにしましょう。

 

では、以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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