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ハクビシンをペットとして飼えないか?

もしくはペットとした飼いたい。

そんな考えを抱いた人もいると思います。

 

そもそもハクビシン自体が犬や猫を飼うのとはわけが違うので飼育に際してはある程度の困難は当然だと予想されます。

外見は猫のようなモフモフの毛皮で非常に可愛らしいハクビシンですが、犬や猫以上のどう猛さを備えており、古来より人間に飼いならされてきた犬や猫と違ってハクビシンが人間に懐くかも不明です。

 

何よりも野生動物なので、国や県からの許可なども必要になってくると思います。

その場合、許可は普通に降りるのかも疑問ですよね。

 

本記事内容としては

ハクビシンという動物について

ハクビシンをペットにすることは可能なのか?

ハクビシンを飼育する際の心得と必要な道具など

 

について触れていきたいと思います。

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ハクビシンはどんな動物なの?

ハクビシンは、食肉目ジャコウネコ科ハクビシン属に分類される食肉類で、別名「白鼻芯」と呼ばれているジャコウネコの一種です。

外見などが猫と似ており、別名の漢字からも分かる通り

額から鼻にかけて白い線のようなものが走っているのが特徴的です。

ハクビシンは、ほぼ日本全国に生息しており、九州から四国、本州全域、北海道にまで分布しています。

基本的に住処は森林地帯などになりますが、近年開発が進んでおり都市部や市街地にまでハクビシンは進出している傾向にあります。アライグマと同様にハクビシンも地域によっては駆除対象とされており、日本においては在来種なのか外来種なのかも詳細は不明とされている何気に謎が多い種です。

ハクビシンはペットとして販売されているの?

 

ハクビシンはペットとして販売されているのか?

という点においてはどうなっているんでしょうか。

 

ハクビシンはその見た目が猫などに似ている点から非常に可愛らしく、買いたいと考える人が少なくありません。

 

しかし、ハクビシンは国や県から鳥獣保護法にて指定されていいる動物の一つです。もし、ハクビシンを飼育したい場合は国や県に申請してその許可が下りなければ飼育することができません。

 

当然ながら鳥獣保護法に指定されている動物なので、ペットとしてはほとんど扱われていないと考えられます。また、鳥獣保護法によってハクビシンは指定されているのでペットショップ側もハクビシンをどう扱っていいのか困ると思いますので、基本的に問い合わせてもハクビシンは扱っていないものと思われます。

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ハクビシンを購入する場合の値段は?

ハクビシンは鳥獣保護法に指定されている動物ですので、万が一販売されていたとしてもそれ相応の高値がつくことが予想されます。

昨今のペットブームに乗ったアライグマでも30万以上はしますし、絶滅危惧種のカワウソなどもブームになりましたが、カワウソの場合は軽く100万は超えるほどの高値がついていますので

ハクビシンそのものは全国的に分布していますが鳥獣保護法に指定されており、その稀少さからも最低でもアライグマ以上かカワウソ以下の価格であることは間違いないでしょう。

 

やはり鳥獣保護法で指定されていることが一番のネックとなってきますので、国や県に申請して許可が降りなければ基本的に飼育してはいけない動物になります。

飼育するまでの一番の難関はこの国や県への申請が許可されるかどうかにかかっているといっても良いでしょう。

ハクビシンを飼育する上での心得として

ハクビシンを飼育する上での心得としては、ハクビシンはあくまでも野生動物であるという点ですね。

基本的に成獣のハクビシンは手なづけられないと思っておいた方がよいでしょう。

なぜなら既に成獣にまで成長しているころにはハクビシンには野生動物としての習性が備わっているからです。

既に野生動物として完成している状態においては人間が入り込む余地はほとんどないといっても過言ではありません。

そして、万が一ハクビシンを飼育することができたとしても以下の心得や注意点からは逃れられないと考えたほうがいいかもしれません。

 

基本的にハクビシンはしつけは出来ないと思っておく

ハクビシンはあくまでも野生動物ですので、基本的にしつけは出来ないと思っておいた方がよいでしょう。寝る場所やトイレなどは犬や猫のように決まった場所でしてくれない可能性が高いです。

またハクビシンは木登りが大好きな動物なので、タンスの上や天井付近などで排泄を行ってしまう可能性もあります。

ハクビシンは肉食動物

ハクビシンは基本的に肉食動物なので、人間がハクビシンに与える餌の大半は肉類でないと難しいでしょう。果物なども大好物ですが、主にタンパク質として牛肉、豚肉、卵などのたんぱく質は欠かさないようにしましょう。

犬や猫のようなドッグフードやキャットフードのような万能の食品は開発されていませんので、エサ代もそれなりにかかることと、栄養面での偏りなども注意してあげましょう。

ハクビシンは菌を媒介する動物

一時期、新型肝炎のSARS(サーズ)などが2003年に流行した際に媒介している動物としてハクビシンが疑われました。その時はハクビシンが原因ではありませんでしたが、今後新たな病原菌が現れてハクビシンが疑われるということは十分に考えられます。

そして、それが現実に起こったときにハクビシンの飼育の申請をしても当然許可はおりませんよね。

また、許可が下りて飼育していたとしてもいつ何時、国からハクビシンを処分するように言われるかもわかりません。

またハクビシンが病原菌を媒介している原因だと判明した場合は、飼育している人間に一番の危険が及びますから許可は即刻取り消される場合も考えられます。駆除の対象とされて処分されてしまうという結末も無きにしも非ずです。

ハクビシンは夜行性

ハクビシンは夜行性の動物ですので、昼間は活動して夜は寝る人間とは根本的に合いません。

ハクビシンを飼っていた場合は夜泣きや、夜に活動を始めるのであなたがハクビシンを飼育している場合は安眠などは当然のように妨げられるでしょう。

ハクビシンを飼育するならその点は納得した上で飼育しなければいけません。

ハクビシンは害獣として駆除対象となっている

ハクビシンは地域によっては害獣として駆除の対象となっているので、駆除されないためにも基本的に室内外は必須です。

もし、ペットとして飼育して外へ出してしまった場合は駆除されてしまっても文句は言えませんので、ペットとして飼育する以上は必ずあなたの目の届く範囲で飼育するようにしましょう。

しっかりと愛情をかけてやれば野生動物も関係ない

ハクビシンは野生動物で獰猛な動物ですが、人間がしっかり愛情をかけて育ててあげればハクビシンも人間にしっかりと懐きます。

私個人としては、ちゃんと飼い主として愛情をかけてやれば野生動物も関係ないと思っていますので

ハクビシンを飼育する場合は我が子のようにしっかりとたっぷり愛情を注いであげましょうね(^^♪

 

ハクビシンを飼育している動画はこちらになります。

ハクビシンを飼育する際の必要な道具を紹介

 

基本的にハクビシンは鳥獣保護法で規定されている動物のため、飼育することは難しいと思いますが

ハクビシンを飼育した場合に最低限これだけは用意しておいた方がよいと思われる道具をいくつかご紹介しますね。

1.飼育用ケージ

ハクビシンは野生動物で獰猛な生き物ですので飼育する際は完全室内外のケージで飼育することは必須です。ペット用の比較的大きめで自由に動ける大きさのケージを用意してあげましょう。

あまりに小さいと当然ながらハクビシンにとってストレスになってしまいますので、その辺りはしっかりと考えてあげてくださいね。

2.首輪

ハクビシンは非常にすばしっこく、目を離したすきに瞬く間にあなたの前からいなくなってしまいます。ハクビシンを外に出す場合などは犬と同じように首輪をして管理することも必要です。

ハクビシン用の首輪などは売っていないので比較的丈夫な犬用の首輪などを購入して逃げ出さないようにしましょう。

その時もなるべくハクビシンにストレスがかからないように配慮してあげてくださいね(^^♪

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まとめ

【ハクビシンはペットとして販売されている?飼育の心得や必要な道具は】

の内容は以上になります。

如何だったでしょうか。

 

ハクビシンの最大の難関は鳥獣保護法に守られており、国などの許可が下りるか不明な点です。

しかし、それだけではなくハクビシンは野生動物としての癖なども問題になってくるでしょう。

 

そして、最も懸念する事項としてはハクビシンが病気になった場合に動物病院などで診てくれるかどうか

だと思います。

動物病院の中には野生動物のハクビシンは対象外だという病院もあるかと思いますので、ハクビシンを飼育する際には事前に近くの動物病院にハクビシンなどの野生動物も診てもらえるかなどの確認はしておいたほうが良いと思います。

また、ハクビシンを飼育する際は以上の飼育する際の心得などは最低限把握しておくことと、一度飼育を始めたらきちんと責任を持って最後まで面倒を見てあげてくださいね(^^♪

 

親として飼い主としてしっかりと愛情を注いであげれば動物は応えてくれる生き物ですので

手に負えなくなって捨てるなどの無責任な行動だけはやめましょう。

 

では、以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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