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猫というペットは数ある動物のペットの中でも無類の人気を誇ります。とりわけ猫の中でも子猫の人気は今も昔も絶大で不動のものであると言っても過言ではありませんよね。

しかし、そんなとても可愛らしい子猫ですが、ただ可愛いだけの良い面ばかりかといったらそういうわけではありません。

とりわけ猫の子育てなどは通常の一般の人々が知らない涙ぐましい苦労と努力があり、その実態は子育ての期間こそ短いものですが人間の赤ちゃんの子育てにも引けを取らないくらいに大変なものなのです。

猫はただ単純に可愛いだけの愛玩動物ではなく、ペットショップに売りに出されるまでは子猫の中でもある程度成長した個体がペットショップで販売されるので、猫を飼っているほとんどの人はネコの子育ての大変さについてほとんど知らないのが実情です。

かくいう私も猫を何匹かかっていたことはありますし、子猫を譲渡してもらったこともあります。しかし、子猫でも生後2,3カ月は経過した子猫をもらって育てていただけなので、あまり子猫の成長の家庭や子育ての大変さについて理解していませんでした。ちなみに生後2,3カ月は2,3か月でそれなりに大変です(^^;)

最近子猫を拾って育てているのですが、今回拾った子猫は生後わずかたったの15日程度なので(それでも幾分かマシ)これまでの子猫を育てた経験など全く役に立たないことが分かりました 汗

 

今思うと酷いもので、生後間もない子猫を拾ったけど、2,3カ月くらいの子猫と同じように育てればいいじゃん(^^♪

なんて能天気なことを考えていましたね。

そう思っていて、いざ子猫の育て方について調べてみると

あれ? 思ってたのと全然違う(´・ω・`)

 

というのが実際のところでした。

 

本当にミルクも簡単に飲んでくれて、尚且つトイレも自分で勝手にするものだとばかり思っていましたね。今思うと当時の自分の無知さ加減に眩暈がしそうですが(>_<)

ちなみに知らない人が多いのですが(私もでした)

生後間もない子猫は自分で排泄行為は行いませんので(´・ω・`)

これが正にドハマりでした。

 

その内容や排泄できない理由については後ほどお話ししていきます。

 

今回の記事の内容は私自身の子猫の子育ての実践記と経験談も兼ねていますので、同じような境遇で生後間もない子猫を保護された方は是非参考にしていただけると幸いです。

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子猫の排泄のメカニズム!自分で出来ない理由について

写真の子猫は2018年7月6日に保護した子猫で、体重わずか250gの生後15日前後の子猫です。

どうやら母猫に置いていかれてしまったようで、激しい雨が降りしきる天気の下で、建材を覆っていたブルーシートの中で一人ぼっちで鳴いていたのを発見しました。

 

ちなみに生まれたばかりの子猫は自分の力で排泄、おしっこやうんちをすることができません。

これについては全く知らない人も多く、私自身も全然知りませんでした。

てっきりおしっこもうんちも自分でできるものだと(^^;)

 

私がこの事実を知ったのは、子猫を保護して動物病院に連れていったときで、獣医師さんがおもむろにティッシュを子猫の排泄部にこすりつけるとおしっこが出てきたときは衝撃的でした。

そして、沢山出るおしっこにティッシュがあっという間にずぶ濡れになってしまいました。

生まれたばかりの子猫は自分でおしっこやうんちをすることができないから、飼い主であるあなたがこうやって排泄を促してあげてくださいね。

 

と言われました。

 

その時は、子猫の排泄の世話をしなければならないことに少し嫌悪感を感じましたが、保護した側の責任ということで、それから二週間近くは私がおしっこやうんちを出すようにお世話をしました。

 

では、それまでは子猫はどうやっておしっこやうんちをしていたかというと

 

母親が子猫の陰部を舐めて排泄させていたのです。

 

母猫が我が子のおしっこやうんちを陰部を舐めることによって排泄させるとともに綺麗にさせており、

あらためて母親の偉大さを感じた瞬間でしたね(^^;)

母親にとって子育ては当たり前のことかもしれませんが、我が子の為に身を削って排泄のお世話までする母親のその姿勢は本当に大したものだと思いました。

しかし、肝心の排泄を促してくれる存在である母猫が不在の今、子猫は人間の手を借りなければ生きられないのです。

 

生まれたばかりの子猫は生後一か月近く経過するまでは、排泄に当たって身体の筋肉の力が弱く、外部からの刺激によってしか排泄できないようです。それが生まれたばかりの子猫の排泄のメカニズムであって、私たちペットを飼う人間にとってはあまり知られていない事実とも言えます。

里親に出される子猫やペットショップで販売される子猫、譲渡会で譲渡される子猫などは生後2か月以上は経過しており、とりわけペットショップでブリーダーからペットショップ側に引き渡される際は生後2か月以上の子猫は引き渡してはならないと法律などで厳しく決まっています。

なので、ほとんどの人は子猫の排泄の事実について明確に知らないわけです。

かくいう私も子猫を2,3匹飼育してきましたが、生まれたばかりの子猫の実態については全くの素人でした(^^;)

7月6日の降りしきる雨の中、慣れない赤ちゃん猫の子育ての日々が始まったのでした。

もし、生後間もない子猫を保護した場合は?

普通に生活していると生後間もない赤ちゃん猫を発見することはあまりないと思います。しかしそれでも、偶然発見してしまうこともあるでしょう。

酷い場合は赤ちゃんにへその緒がついている状態で発見されたりもするようです。もし、生後間もない子猫を保護した場合は

大至急、動物病院に連れていきましょう。

中にはめんどくさくて病院へ連れていくのをためらう人もいるかもしれません。しかし、せっかく拾った命を助けるためには一にも二にも三にも動物病院です。

まず、発見したその時は子猫がどういう状態か分かっていない場合がほとんどですので、動物病院に連れていって、生後何日くらい経過しているのか診断してもらいましょう。

そして、赤ちゃん猫の排泄の方法や、ご飯を上げる方法や必要な道具などを教えてもらいましょう。

 

なんだ。それだけか。

と思ったりもしますが、これが一番確実なのです(^^♪

 

スマホなどが普及した今の時代、インターネットで調べるのも良いですが、リアルでプロの獣医師に教えてもらったほうが一番の近道です。診察代も全然高くない(私が診てもらった時はたったの1400円でした)ので、ちまちま自分で調べるよりも迅速でより確実な方法だと思います。

そして何よりも拾った状態の子猫がどういう状態か分かりませんので、確実に命を救うためには時間との勝負なのです。

自分でわざわざ調べなくても良いことや考えなくてもよいことなどがありますので、そういったことは全てプロにお任せしてしまうのも賢明な方法です。

 

自分で調べることはいつでもできますし、自分で調べることは大切なことですが、それは保護した今すべきことではないですし、子猫の命はあなたが納得のいく方法を調べ上げるまで待ってはくれませんので。

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子猫の排尿や排便の方法と、補助のやりかたは?

肝心の子猫の排尿や排便の方法についてですが、ここが一番重要な部分になってきます。

前述しましたが、生まれたての子猫は自分でおしっこやうんちをすることができません。通常は母猫が舐めて排泄するのですが、母猫がいない場合は猫ちゃんの排泄は人間の手に委ねられます。

その場合の補助の方法ですが、ここは言葉で説明するよりも見たほうが早いと思いますので、以下の動画を参考にしてみてくださいね。

ティッシュやガーゼなどを使って、優しく局部を刺激してあげます。

動画は無音ですが、排泄を刺激してあげる時は物凄く嫌がるし、思いっきり鳴くので、なんだか虐待しているような嫌な気持ちになりましたね(´・ω・`)

基本的にご飯のミルクをあげる前後に排泄を促したりしました。人間と同じですが脱水症状になりかけていると尿の色が濃くなるので、数時間おきにミルクを上げるなどマメな行動が大切です。

生まれて間もない子猫のうんちに関しては、基本的に一か月近くはミルクでの生活ですので、獣医師の先生に質問したところ

一週間に一回、うんちをするかしないかの頻度

 

と言われましたので、なかなかうんちをしないからといって、そこまで神経質になる必要はありません。

うんちなどの排便の方法も、子猫の肛門に先端をお湯で濡らした綿棒や、ティッシュを優しく当てて刺激してやると排便する方向に向かいます。

また、子猫の排泄行為はあくまでも優しくこすってあげるのが重要です。強い刺激で擦るなどの行為はNGになりますので、その辺りも気を付けてくださいね。

子猫の排泄にあたって用意したほうが良い道具について

子猫の排泄にあたって用意した方が良い道具について解説していきたいと思います。

子猫の排泄に必要な道具についてですが、以下の消耗品などを一通り用意しておくと便利です。

 

1.箱ティッシュ

子猫の排尿を促してあげる道具としては箱ティッシュは絶対必要ですね。まずこれを用意しておかないと排泄行為ができません。さすがに持っていないと言うことは無いと思いますが、一箱くらいは毎日排泄してあげるとすぐに亡くなってしまいます。

2.ウェットティッシュ

箱ティッシュと比べると少し硬めのティッシュになりますが、子猫の排尿のおしっこの量が多い時は薄い箱ティッシュよりは厚手のウェットティッシュの方が有効でしょう。

 

3.タオル

子猫の排尿の補助を行っていると必ずと言っていいほど最初は尿が床に落ちてしまいますので、床が汚れないようにタオルを敷いておくと便利です。また、それ以外にも子猫を優しく包んであげるという目的にも使用されていますので、なるべくならタオルも用意しておくべきです。

4.綿棒

子猫の排便を促してあげる際に少し硬めの綿棒で刺激してあげると効果的なので、綿棒もなるべくなら用意しておくに越したことはありません。子猫の排便は数日に一回くらいの頻度なので、そろそろかなと思ったらお湯で濡らした綿棒で優しく刺激してあげると意外とあっさり出たりします。

 

子猫の排泄にあたって用意して方が良い物は以上になりますが、どれも100円ショップで購入できるものなので、子猫を保護した際はめんどくさがらず上記の物を揃えてみてくださいね。

では、次は子猫の成長に合わせて、排泄に必要になってくるグッズをご紹介します。

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子猫の成長にあわせて、排泄に必要なグッズをご紹介

子猫が成長するにつれて、必ず用意してあげなければいけないグッズがあります。

 

それは子猫用トイレです。最初は自力で排泄できない子猫も日数が経過していくにつれて自分の力で排泄ができるようになっていきます。

だいたい生後25日も経過すれば子猫もそれなりに筋力がついてくるので、自力で排泄するようになります。

 

私はもう一匹大人の猫を飼っているので、別に子猫用のトイレでなくても良いのではないかと思いましたが、子猫を大人用のトイレで排泄させていくにつれて、やはり子猫用のトイレの必要性を考えるようになっていきました。

大人用では子猫にとっては大きすぎる

まず、子猫にトイレをさせて思ったことは、大人用のトイレだと子猫にとっては大きすぎるので、なかなか十分がトイレをしたいポイントを探すためにトイレ内を何度もグルグルするようになります。

なかなかポイントが定まらないためにトイレを済ませるまでかなり時間がかかります。

その点、子猫用のトイレなら子猫に合わせた大きさなので、子猫もトイレ内をグルグルするようなことはほとんどなく、すぐに自分が排泄したいポイントを定めることができます。

そもそも大人用のトイレでは子猫がよじ登れない

大人用のトイレだと外側の壁が高くて、自力でトイレをするようになった子猫の段階ではよじ登ることはできません。自力でトイレをするようになってくれたのですから、自分がしたいときにできないトイレでは本末転倒だと感じました。

猫砂などは子猫向けのものではない

また、猫砂なども大人の猫のトイレではその猫に合った猫砂が敷き詰められているので、子猫がするトイレとしてはいささか分不相応な感じがしました。また子猫用のトイレに合った猫砂を使うことで子猫にストレスが少ない状態でトイレができるように設計されているので、その点も気になりましたね。

子猫用トイレは一見必要ないように感じて、意外とあった方が良いグッズなので、以下に紹介する子猫用トイレ一色セットなら、購入する側もストレスなく使用することができますのでおすすめです(^^♪

 

まとめ

【子猫の排泄!自分で出来ない理由と保護した場合の排尿や排便の方法は】

の記事内容としては以上になります。

 

如何だったでしょうか。

生まれたばかりの子猫が自分で排泄できないという事実に驚かれた方もいたのではないでしょうか。人間の赤ちゃんですら自分で排泄してしまうので、子猫の場合は母猫が舐めて排泄させて掃除するので、母親がいない場合はどうしても人間の手で排泄してあげる必要があります。

最初は自分で排泄できない子猫も排泄の補助をしていくにつれて自分で排泄を行うようになります。

自力で排泄出来るようになったらできるようになったで、今度はいきなりお漏らししてしまったりもしましたので、排泄をしたいと思った時に不自由なく出来る子猫用のトイレはある程度成長するまでは必要になってくるので、子猫を保護して育てていく際には是非検討してみてくださいね。

では、以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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