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子猫が凶暴になって手が付けられない。

寝てる間も周りを走り回って、全然寝付けない。

作業している間も邪魔されて、ストレスがたまる一方。

家具や網戸、障子やふすまで爪とぎをされてしまって、家じゅうがボロボロでほとほと困り果てている。

などということでお悩みの方は珍しくありません。

かくいう私も最近は子猫がやんちゃで凶暴化しているので少し手を焼いており、何か解消法がないかと模索している最中です。

しかし、子猫は人間の子供と違って、言葉が通じているのか分かりにくいし、しつけるという点においてはある意味人間よりも難しいと思います。

また、人間の場合は言葉を話すので愉快不愉快の感情を言葉にして周りに伝えることができます。しかし、子猫の場合は言葉で伝える術を持たないので、飼い主が分からしても突然狂暴になっても?????

といった状態になってしまいますね。

子猫の心理状態は飼い主が察してあげる必要がありますから、原因を考えるだけでもかなり大変です。

またそれにおける対処法など要領よく行うにあたっても限界があります。

しかし、子猫も凶暴になる以上は何かしらの原因と理由があるはずなので、そのまま放置するというわけにはいきません。もしかすると凶暴化する背景にはどこかしら多大なストレスがかかっているかもしれませんね。

しかし、効果的な対策を立てること自体も大変なのは事実なので、本記事の内容としては

子猫が凶暴になる理由や凶暴になった場合のしつけと対策、

あらかじめ子猫にしてあげられる予防法などについて解説していきたいと思います。

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子猫が凶暴になる理由とは?

子猫が凶暴になる理由としてはどういった原因があるのでしょうか。

下記にいくつか子猫が凶暴化するにあたって考えられる原因をいくつかまとめてみましたので、参考にしてみてください。もし、下記の中に思い当たる原因があるのであれば、虱潰しにその原因を排除して、子猫の様子を探ってみるのもいいかもしれません。

生活環境の変化などによるストレス

まず、子猫が凶暴化する原因としてあげられる要素の一つとして、生活環境の変化などによるストレスがあります。

子猫や猫による生活環境の変化というと、猫は滅多なことでは遠出はしませんので、大抵の猫の行動範囲は家の中やその敷地内、もしくは近所という比較的狭い範囲で生活します。

ですので、子猫が凶暴化する際の生活環境の変化などによるストレスとして家の中の様相がガラリと変わってしまうといったことが挙げられます。

また、猫は縄張り意識が強いので、一家総出で引っ越しをするなどすると猫の縄張りがリセットされてしまいます。その際家の中だけでなく外の風景までガラリと変わってしまうので、子猫にとっては多大なストレスがかかってしまいます。

 

寂しさ

子猫は寂しさという感情を表に表す場合も凶暴化する傾向があります。飼い主に自分をもっと構ってほしいという寂しさから、まるで凶暴化したように動きが活発になったりもします。

子猫にとっては凶暴化したつもりはないけれど、飼い主の視点からすれば豹変したように噛みついたり爪で引っかいたりするので、凶暴化したようにしか見えないんですね。

 

性格

子猫が凶暴化する原因としては単純にその子猫の性格が起因している場合もあります。子猫も人間と同様に千差万別で多種多様な性格を持っているので、ある程度育ててみるまでは性格などは分かりません。

また、育ってきた環境によって性格なども形成されていきますので、あまり極度に甘やかしたりなどすると返って逆効果になって、子猫の凶暴性が増してしまう原因にもなります。

また、子猫の気性が荒いのを外見で判別する方法としては、

子猫の足裏の肉球の色が黒くなっているかでも判別することができます。

必ずではありませんが、肉球の色が全部または一部が黒くなっている場合はその猫は凶暴性が高い傾向にあると言われているので、あまりにも手が付けられない場合は子猫の肉球の色などを確かめてみてください。

恐怖心やトラウマ

恐怖やトラウマを植え付けられる出来事は子猫にとっては凶暴化する原因として最も多いパターンだと言われています。

例えば飼い主によって冗談半分で怖い目に合わされたりなど、飼い主からすればそこまで本気でやったことではないにしろ子猫にとってはとても怖い目にあわされたり、びっくりさせられたりなど冗談では済まされないこともあります。

また、子猫が首輪を嫌がり、首輪を取ろうとしたときに歯を首輪に引っ掛けてしまった場合、飼い主がそれに気づいて歯から首輪を取ろうとして、子猫に苦痛を味あわせてしまうなどの痛い思いをさせてしまったりした場合に子猫がそれを警戒して自分の身を守るために凶暴化するという展開はかなりの数が報告されていますので、

子猫が普段嫌がることをしないのは勿論ですが、ある程度は子猫が自力で解決できないと判断できる場合を除いては極力見守るようにしましょう。

遊び足りない 遊んでいるつもり?

子猫が凶暴化したように見えて、実は遊び足りない場合もあります。また、子猫は凶暴になったわけではなく遊んでいるつもりだけの場合もありますので、一度飼い猫と思いっきり遊んであげると解消する場合もあります。

また、この場合は子猫が単純に遊び足りないだけなので、わざと走らせてみるなどして子猫を運動させて疲れさせてあげると大人しくなる場合もあります。

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子猫が凶暴になった場合のしつけの方法と対策、予防法は?

子猫が凶暴になった場合のしつけ方法や対策、凶暴性を増さないための予防法としましては以下の事に気を付けてみるとよいでしょう。

噛んだらその都度叱る

子猫はまだ子供なので、やってはいけないことの区別がつかない場合があります。また、子猫の噛み癖は子猫の頃は他の兄妹猫とお互いに噛みあいながら適度な噛み具合というものを覚えていくものです。

子猫が凶暴になる場合としては、その噛み具合が分からず噛んでいる場合があります。

この場合は、飼い主としてしっかりしかったり、指で子猫の鼻を弾くなどやってよいことと悪いことをしっかりと教えてあげましょう。

子猫は子供以上にしつけるにあたって手間がかかりますが、これも一朝一夕では難しいので、毎日子猫と接するときに噛んだりしたらしっかり叱って、適正な噛み具合というものを教えるようにしましょう。

おもちゃを与えて、子猫の中で自己完結させるようにする

おもちゃを与えるという方法は地味ですが、飼い主にとっても子猫にとっても最適な方法の一つです。なぜなら子猫が凶暴になる原因の主たる要因として少なからずストレスが溜まっている場合があるからです。

一方がストレスを溜め込むと何らかの方法でそれを発散させなければなりません。その一番手っ取り早い方法として飼い主や身近なものに当たったり、攻撃することです。

攻撃されたりストレスのはけ口にされた側は当然ながら嫌な気持ちになりますね。

嫌な気持ちになると必然的にストレスとして自分の中に蓄積されていきます。そのストレスがたまりにたまってしまうと病気になったり、最悪死んでしまうことだってあり得ます。

そうならないためにもある程度ガス抜きが必要です。

人間にとってはストレスを発散できる娯楽やゲームだったりします。

子猫にとっては、いつでもひとりで遊べるおもちゃやお気に入りの場所などのプライベートな空間です。

しかし、普通のおもちゃを上げただけだとすぐに飽きが来てしまいますので、一時的な対策に過ぎません。

子猫の凶暴化対策にキャットタワーの導入がおすすめ

子猫の凶暴化対策にキャットタワーを導入してみたところ、意外な反応がありました。

子猫がキャットタワーの一区画を気に入ってそこに居着いたのです。

また、キャットタワーには爪とぎを行う場所や、おもちゃを設置して置ける場所もあって子猫にとっては子供の遊園地のようなアトラクションに見えるそうです。

子猫もまだまだ遊び足りない年頃なので、凶暴化する背景には欲求不満などの要因が考えられますので、あまりに子猫が凶暴で手が付けられない場合は

キャットタワーの導入を検討してみるといいかもしれませんね。

私の場合はキャットタワーの導入で子猫が自分で遊べたり、好きな場所で休めるようになったおかげで、ストレスから解放されたので金額以上の価値はありました(^^♪

 

キャットタワーのメリットとしては、子猫の時代だけでなく成猫になってからも遊んだりくつろいだりできるというメリットがありますので、長期的な視野で見ても十分元は取れる商品です。

食べ物のバリエーションを増やしてあげる

食べ物のバリエーションを増やしたり、適度に変えてあげると子猫のストレスも軽減されて凶暴性も治まる可能性があります。

その場合は普段食べているキャットフードを少し高級なものに変えてあげたり、いつも与えているタイプのキャットフードとは違ったタイプのご飯やおやつをあげてみるのも効果的です。

子猫のストレス解消におすすめのフードをご紹介


子猫のストレスの発生原因として体調が思わしくない場合も考えられます。また、猫ちゃんによってはドライフードが苦手な場合もあり、それがストレスになっている場合もあります。

また、健康上思わしくない場合にもカナガンを導入してあげることで栄養面などでも解決するので、ストレス解消と健康の一石二鳥にもなりますね。

ストレス解消におやつを導入してあげるのも効果的

ストレスが溜まっている場合にちょっとしたおやつを導入して与えてあげる方法も効果的です。

今現在、飼い猫の間でブームになっているちゅーるというお菓子は子猫や成猫を始め多数の猫に大人気のおやつです。

ウチの成猫や子猫もコレを出すと目の色が変わったように食いついてくるので、美味しいおやつをあげるという選択肢も子猫のストレスを解消する上では有効な方法ですよ(^^♪

 

 

どうしても解決しない場合は

どうしても子猫の凶暴化が治まらない場合の対策としては、最終手段になりますが

動物病院に連れていって獣医さんに相談してみましょう。

獣医さんは動物のスペシャリストですので、素人が手を尽くして解決しない場合は素直に獣医さんに助けを求めるのも賢明な選択です。

おもちゃなど、上記の手段を実践してみて子猫がストレスを解消できているようなら特に問題はないと判断しても良いですが、そうでない場合は時間を作って獣医さんに相談したほうが早い場合もありますので。

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まとめ

【子猫が凶暴になる理由や原因は?しつけの方法や対策と予防法なども】

の記事の内容としては以上になります。

如何だったでしょうか。

子猫はある意味では人間の子供以上にデリケートな動物ですので、飼育する際は飼い主側も細心の注意を払ってあげる必要があります。

また、外猫の場合はストレスがたまりにくいと言われていますが、室内飼い猫の場合はストレスを発散できる場所を作ってあげる必要もあり、定期的にガス抜きをさせてあげる必要があります。

子猫のストレスが溜まっている場合などに起因する凶暴化などについてはおもちゃやキャットタワーを与えるなどの対策を講じてみると飼い主側のストレスも軽減されるかもしれませんので。

 

では、以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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