生まれたばかりの子猫の食料と言えばミルク。
人間の赤ちゃんと同様に生まれたばかりの子猫も母親の母乳で育ちます。
しかし、猫の赤ちゃんにも様々な事情があるように生まれたばかりで母猫に捨てられたり育児放棄されてしまい、母猫の母乳を飲むことができない子猫もいます。
そんな不憫な境遇の子猫についてはどうしても人工的なミルクを与えざるを得ません。また、人間が見つけて拾わなければ母親の母乳でしか生きられない子猫はたちどころに死んでしまいます。
生まれたばかりの子猫はミルク以外の食料は受け付けませんので、子猫を拾った人間も試行錯誤しなければいけません。当然生まれたばかりの子猫の相手は通常の猫を育てるということから著しく逸脱しているので、そのような状況に当然ながら戸惑うことでしょう。
また、生まれたばかりの子猫にミルクをあげてもどのようなミルクを選べばよいのか悩みますね。それに加えて子猫に対するミルクのあげ方や1日において与えるべきミルクの量や授乳の回数、頻度など分からないことだらけの状態から始めることになります。
正に手探り状態で、子猫を拾った当初は自分で調べたり実践するなど、試行錯誤の状態から始めなければなりません。そのような状況下で子育てをする方もストレスになってしまう場合もありますね。
最悪、上手く子猫にミルクを与えられなくて1日中悩んでしまうことにもなります。ちなみに私がそうでした(^^;)
私も子猫を拾った日は、子猫がお腹が空いているのが分かってはいるのですが、上手くミルクを与えることができずに随分と悩みました。
そう、いつまでも子猫にミルクを与えることができないと最悪子猫が栄養失調で死んでしまうことになりますので、なるべく早く子猫にミルクを与える術を習得しなければなりません。
生まれたばかりの子猫や生まれて間もない子猫は母親の乳からミルクをもらうことを本能的に理解していますが、人間がミルクを与えるとなると話は別です。
当然、人工の哺乳器である哺乳瓶を使いますが、母親から授乳する場合と全然違うので子猫も素直に飲んでくれません。
本記事の内容としては、
子猫へのミルクについて
子猫へのミルクのあげ方や注意点
子猫にあげるおすすめのミルクについて
大まかに以上の点について解説していきたいと思います。
では、先ずは子猫へのミルクについて解説していきたいと思います。
目次
子猫へのミルクについて
子猫へのミルクについてですが、前述しましたが、生まれたばかりの子猫にはミルクだけが唯一の食料になります。調べてみると分かりますが、どの媒体で記載されている情報にも
子猫を育てるには先ずはミルクからと言われています。
子猫にも色々な事情があるように、母猫のミルクをしっかりと飲める子猫もいれば生まれたばかりで捨てられて母親のミルクの味を知らない子猫もいます。
また、ミルクは単純に子猫が育つために必要な食料としてではなく、それ以上に子猫がミルクを飲むことについては大きな意味があるのです。
子猫がミルクを飲む意味とは?
子猫がミルクを飲む意味についてですが、母猫の母乳は子猫が育つために必要な栄養素を備えているだけではありません。
子猫が母猫のミルクを飲む大きな意味としては、ミルクを飲むことによって子猫の身体の免疫機能を正常なものに発達させていくという意味があります。
母親のミルクを飲むと飲まないとでは将来的に大きな違いがあるのです。
例えば、十分に母猫のミルクを飲んでいない子猫は成猫になるまでに十分免疫機能を発達させてこなかったために、
簡単に病気になりやすい
感染症にかかりやすい
というデメリットがあります。
一方で、しっかりと母親の母乳で育てられた子猫については
免疫機能が十分育っているので
病気にかかってもすぐに治る
感染症にかかっても重篤になりにくい
というメリットがあります。
簡潔に述べましたが、以上の点からも母猫からミルクをもらうということは単純な食事以上の意味があります。
ほとんどの子猫は母親からの母乳で育ちますが、道端で拾った生まれて間もない子猫は母親から十分な母乳を与えられていません。その場合は、人間が人口のミルクで育ててあげるしかありませんが、その場合ネックになってくるのが子猫がちゃんとミルクを飲んでくれるか?
ということですが、次項では子猫のミルクのあげ方について解説していきたいと思います。
子猫のミルクのあげ方について
子猫のミルクのあげ方についてですが、先ずは以下の動画をご覧ください。
動画では子猫がミルクをしっかり飲んでいますね。
しっかり飲んでくれる分には問題ないのですが、子猫にミルクを与える際に気を付けていただきたい点がいくつかあります。
子猫はうつ伏せの姿勢で授乳させるのがベストな方法
実は、動画の子猫へのミルクの与え方は姿勢についてはうつ伏せの姿勢で与えているので特に問題ありません。
子猫にミルクを与える際は基本的に床の上やひざの上などでうつ伏せに座らせて子猫がミルクを飲みやすい角度に哺乳瓶の乳首を調節して与えることがベストなのです。
逆にやってはいけない姿勢というものがあります。
それは仰向けの姿勢です。
なぜ仰向けの姿勢でミルクを飲ませてはいけないかと言うと、ミルクが食道ではなく器官に入ってしまうことがあるからに他なりません。
子猫が授乳中に器官にミルクが入ってしまうとミルクが肺に入ってしまって喘息の原因にもなります。ある程度生後一か月以上経過した子猫の場合は多少なりとも身体が作られているので、少しミルクが器官に入った程度ならむせるくらいでそれほど大事には至りませんが、生まれたばかりの子猫の場合は対応できない場合が多く、大事に至ってしまうことも否定できません。
なるべく子猫を授乳させる際は動画にある様なうつ伏せの状態で授乳させるようにしましょう。
また、授乳を行う際に使用する哺乳瓶については私の場合は以下の哺乳瓶を使いました。
ほぼこれ一本で離乳期まで使用できますので、ネット以外ではドラッグストアーなどにも売っていますが、仕事などで忙しい時などに確実に手に入れる場合はインターネットで購入してしまったほうが楽で手間いらずでしょう。
子猫の1日のミルクの量や回数、頻度はどれくらい?
子猫の一日のミルクの量や回数、頻度についてですが、先ず子猫を拾った場合、その子猫が生後どれくらい経過しているかを知る必要があります。
子猫の生まれてからの日数は体重である程度把握することができるので、先ずは以下の表を参考にして子猫が生後何日に当たるのかを判断しましょう。
ミルクの量や授乳の回数についてはそれからになります。
体重 | 生後何日目 |
100~150g | 7日以内 |
250g | 14日~20日 |
300g | 21日以上経過 |
400~500g | 30日以上経過 |
500~900g | 1か月から2ヶ月 |
900g以上 | 2ヶ月から3か月 |
概ね子猫の生まれてからの日数を計る指標は以上の表を参考にしていただければある程度は判断できますので、肝心の子猫の体重の測り方ですが、言及するまでもありませんが普通の体重計では計測できません(^^;)
手近にある道具としては料理で使用するような以下のはかりを使用するのが望ましいと思います。
※ 掲載元URL https://jmty.jp
私は家に置いてあるアナログ計で計測してちょうど250gくらいだったので生後2週間くらいだと断定できました。上の写真のようなアナログ計が不便で使いにくいという人は以下のキッチンスケールなどのデジタル計を用いると更に的確に子猫の生まれてからの日数が判別できますよ(^^♪
子猫の体重から生まれてからの日数が判断できた場合は以下の表に従って子猫に与える1日のミルクの量や回数を決めていきます。
生後日数 | 1日の授乳回数 | 一度に与える量 |
1~7日 | 6~7回(2~3時間ごと) | 5~10ccを目安に |
8~14日 | 5~8回(3~4時間ごと) | 5~15ccを目安に |
15日~21日 | 4~6回(4~5時間ごと) | 15cc~欲しがるだけ |
22日~30日 | 徐々に減らす方向へと持っていく | 離乳食などを組み合わせて与える |
以上の表を参考にして子猫にミルクを与えることになりますが、ミルクの子猫への与える分量や回数については市販の製品にも明記してありますので、以上の表を参考にする前に市販の製品の量や回数などに従ってあげてみてくださいね(^^♪
ちなみにミルクの授乳量や回数については製品によって微妙に異なってきますので、お世話をしている子猫に合わせて回数や量も変えてあげてくださいね。
子猫がミルクを飲まない場合は?
万が一子猫がミルクを飲まない場合などにはどうすればよいのでしょうか。
その場合においては、何度も子猫への授乳をチャレンジし続けるしかありません。なかなか飲んでくれない場合は根気よく挙げてみることも大事ですが、子猫もお腹が空くと鳴き声を上げて主張し始めるのでその時に哺乳瓶の乳首を差し出してあげると飲んでくれるかもしれません。
また、生まれたばかりの子猫は乳首からミルクを吸い出す力も弱いので、乳首の先端に子猫が飲みやすいようにハサミやカッターで切り込みを入れてあげることが大切です。
ハサミやカッターで十字の切り込みを入れてあげて、その子猫の吸い出す力にマッチングするように調節してあげると子猫に効率よく授乳させることができます。
また、子猫にミルクをあげる際はミルクを指に取って、それを子猫の口元に塗ってあげるようにすると、子猫もそれをミルクだと理解して飲んでくれる場合がありますので、色々と飲んでくれるように工夫してみてくださいね(^^♪
また、どうしても授乳が上手くいかないときは、動物病院などの医療機関に頼って子猫への授乳方法などを教えてもらいましょう。
子猫にミルクを与える前に把握しておきたい注意点
最後に一つだけ、子猫にミルクを与える前に把握しておいてほしい注意点があります。
それは牛乳は与えてはならないということ。
牛乳は人間の飲み物であり、生まれたばかりの子猫を拾った際に無条件で牛乳を与えようとしてしまう人がいますが、実は子猫は牛乳を分解できる酵素を持っていません。
子猫にとって牛乳を与えても分解できないので決して栄養にもミルクにもなり得ないので、ミルクだからと言って牛乳を与えることがないようにくれぐれも注意してくださいね。
子猫にあげるおすすめミルクをご紹介
では、私が実際に子猫に授乳させたときに使用したミルクをご紹介したいと思います。
1.ミオ 子猫のミルク 250g
私が子猫を保護した際に一番最初に与えたミルクです。内容量も250gと結構な大容量ですが、2、3週間ほどで使いきってしまいました。最初の一缶は、毎日のように子猫は大量のミルクを消費するので多少多めの方が丁度良いです。
購入した場所はインターネットではなくドラッグストアですが、私が購入したドラッグストアでは税込みなんと2800円近くはしましたね(^^;)
楽天市場ではたったの税込み1316円だったので、およそ2倍以上の価格で掴まされてしまったオチになります(T_T)
今は近所の店舗よりもネットで購入するほうがだいぶ安いんですよね(T_T)
その点については私の調べが足りなかったことが招いた結果ですが、ネット通販では注文から翌日に届くものもありますので、急ぎでない場合はネット通販を利用したほうが金額的にもお得です。
2.森乳 ワンラック プレミアムキャットミルク 150g
私が二缶目に購入した子猫用ミルクですが、プレミアムキャットミルクという良い物を与えてしまいましたね(^^;)
あまり猫には上等な餌を与えるなと言われていますが、個人的には同じ商品だと面白くないしナンセンスだと思いました。しかし、上げるのであれば少し上等なものを上げたかったのでネット通販でこのミルクを見かけて購入して分け与えましたが、
やはり高級なミルクなだけあって子猫の食いつきが半端じゃありませんでした(^^♪
二缶目で多少余ることを懸念しておりましたが、1週間から2週間ほどで使い切りました。容量も150gと量も適量で使い切る頃には、丁度無くなりかけたので無駄が無く購入してよかったと感じています。
まとめ
【子猫へのミルクのあげ方は?量や回数、頻度と飲まない場合の対処法も】
の記事の内容としては以上になります。
如何だったでしょうか。
子猫を拾った際にまず最初の障害になってくるのが、ミルクのあげ方ですが
上記の表を基に子猫の体重から生まれた日数を判断する
生まれた日数から1日の授乳回数や量を判断する
子猫の授乳に必要な哺乳瓶やミルクを用意する
そして、最後にどうしても授乳が上手くできない場合は
動物病院などの医療機関に相談する
という選択肢もあります。
また、動物病院の中には有料で子が離乳期を迎えるまでの世話をしてくれるところもありますので、どうしても多忙だったり、一人暮らしなどで子猫の世話ができない場合はそういった医療機関に頼るのも一つの手段なので、先ずは子猫の命を繋げることを前提として行動してみてくださいね。
子猫の世話は慣れてくるとそこまで難しいものではありませんので、ほんの少しの優しさでよいので道端で鵜s手られている子猫と出会った場合はその優しさを分けてあげてくださいね(^^♪
では、以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。