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近年叫ばれる、熊対策。

昔から日本の山には熊はある程度出没していましたが、昔は今ほど熊が人に危害を加えるということはそれほど多くありませんでした。

昔から熊と身近に接している生活をしている人はともかくとして、一見熊と無縁な生活をしている人にとっては困りますよね。

熊対策が叫ばれて話題になるのは、毎年のように熊の被害に遭う国民が出てきているからなんですが、『熊への対策をしなさい』と言われても何をすればいいのか分からない人も多いと思います。

 

とりわけ、春から冬にかけては登山やハイキング、旬のイベントである山菜採りなど山での楽しみも毎年のように繰り返されているので大体被害に遭っている人の半分以上がこういった娯楽に身を投じている時です。

また、山でなくても山のふもとの村及び町や、低確率ですが市街地にも出現したりするので今は熊の襲撃は日本にいる以上は誰にでも少なからず起こり得ることと言えます。

もしかして、『自分は絶対に熊なんかに出会うことは無い』なんて思っているとしたらかなり危険です。今すぐ考えを改める必要があります。

この記事では、誰でもできる簡単で効率的に熊を撃退出来る武器を用意して、万が一の熊の襲撃に備える方法をご紹介したいと思います。

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熊の最も危険な時期はいつ頃?

熊は哺乳類では珍しく冬眠する動物です。熊は、基本的に冬を除き、1年を通して山野に出現しますが熊の最も危険な時期はいつ頃になるのでしょうか。

その答えは、9月~12月までの期間になります。

季節的には夏の終わりから秋~冬にかけてが一番熊の被害が多いと言われています。個人的には春だと思っていたので意外でしたが、その時期の熊は人間以上に切実な悩みを抱えているのです。

それが熊が凶暴になる所以であります。

熊は来たる冬に向けて餌を食い溜めしておかなければならない

熊は来たる冬に向けて餌を食い溜めしておかなければいけない時期なので、この時期は血眼になって山中を駆け巡って餌を探し歩いています。春から夏にかけては熊は基本的には深夜の時間帯は活動しませんが、秋になってくるとそうも言っていられません。

冬までに食い溜めして、体重を増やし太らせる必要があります。

いざ冬が来た時に、貯まりに溜まった脂肪を冬眠の間に栄養として使う為です。

熊は、その一連のサイクルに準じて生きているので、熊は日夜問わず餌探しに奔走するのです。

 

人間は秋になるとキノコ狩りなどに山に出かけますが、熊は人間ほど呑気に生活していられないので、もし、秋口にかけての季節で熊に遭遇した場合は私たちにもそれ相応の対応が求められます。

 

それが熊対策における武器として表れてくるのです。

秋の季節にかけては、熊の凶暴化に対応できるように熊の対策の武器は必須ですので、山登りなどをする際はいつ使う時がやってくるか分かりませんから多少めんどくさくても必ず用意するようにしたほうがよいでしょう。

 

熊を撃退する武器の前に、熊と遭遇しないようにする道具を揃えることが第一歩

熊への対策としての第一歩としては「熊に出会わないようにすること」が重要ですね。

熊に出会っても武器を持っていれば撃退出来るとは限りませんし、武器を使っての撃退はかなりの危険を伴いますので、熊に襲われれば一般人はひとたまりもありません。

だからこそ、あらかじめ熊が人間に近づく気が起きないように予防いてやることが大事なので、効率に熊を近づけないように予防するための武器と言うかグッズをご紹介します。

1.熊よけリンリン

熊は私たち人間以上に音に敏感で、意外と臆病です。餌を探しながらも人間などの外敵が近くにいないか常に気を張っていますので、歩くたびに鈴の音を鳴らしてくれるベルは熊と遭遇しないための予防対策として最も効果的です。上着やズボン、リュックサックなどに取り付けて歩くと効果的に使えます。

2.東芝 【ワイドFM対応】FM/AM 携帯ラジオ(ブラック) TY-SPR5-K

熊が近づけないような環境を作るという意味で、山の中であえてラジオを流して歩くという方法も定番中の定番です。ラジオなら人間の声がダイレクトに流れますので、それを聞いた熊が危険を察知してその場から逃げ出すと言った効果が期待できます。

3.地震対策 災害用ラジオ 「LEDエコラジSmart」

こちらは地震などの災害発生時に使えるラジオですが、もちろん熊への対策としてもバッチリ使える手回し充電可能奈ラジオです。万が一、山で遭難してしまった時でも手回しで充電して何度でも使用できるので最悪の場合にはこちらの方がより重宝するかもしれません。

 

事前にできる熊と遭遇しないための対策としてはこれらの方法がなりますが、熊対策としては何気にこっちの方が大事だったりしますので、最低でもこれらの道具は用意して山に入ることをおすすめします。

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万が一、熊と遭遇してしまった場合や熊に襲われた場合に役立つ武器として

これはあまり想定したくない最悪のパターンですが(^^;)

山に入ると絶対に熊に遭遇しないとも限りませんし(ちなみに私は遭遇したことはありません)高確率で遭遇するとも限りません。

実際のところ、どうなるかなんて全く分からないんですね。

運が良ければ遭遇しても逃走してくれるし、運が悪ければ襲われる。どういう展開に発展するかは誰にも予測不可能です。

熊も自分の身を守らなければいけないので必至です(´・ω・`)

なので、備えあれば憂いなしという言葉があるように、最悪のパターンを想定して最低でも一つくらいは熊を撃退出来る武器を用意しておく必要があります。

出来れば使いたくないし使わないに越したことは無いけど、万が一の為に用意しておくと心強いな~と思う武器=グッズをご紹介します。

 

1.熊よけスプレー カウンターアソールト 唐辛子エキス

アメリカでよく使われている唐辛子エキスを噴出する熊や野犬をはじめとする猛獣撃退用のスプレーです。アメリカは日本以上の熊出没国ですのでカウンターアソールトが頻繁に使われています。使い方さえ知っていれば誰でも使えるので一本用意しておくと心強いですね。

 

2.熊よけスプレー カウンターアソールト 黒

こちらは先ほどの赤色のスプレーの廉価版になりますが、性能的にはほとんど変わらず、スプレーから5~10メートル先の熊にまで届きます。日本のヒグマよりもさらに凶暴なグリズリー用に開発された海外ではポピュラーな熊撃退スプレーです。

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まとめ

熊への対策としてのおすすめの武器として効率的に撃退するグッズについては以上になります。

1990年代に比べて2000年代は熊の山でのエサ不足が深刻になって、熊が麓へ降りてきてそこで被害に遭うというパターンに陥っているので、誰でも熊に襲われるリスクや被害に遭う確率は以前よりも残念ながら高まっています。

上記に紹介したグッズは山での熊の対策としては良好ですが、残念ながらすべての熊に通用するわけではありません。

熊の中には人間を恐れない好奇心旺盛な熊もいる

熊の中には若い熊もおり、若い熊は比較的好奇心旺盛です。好奇心旺盛なので、これまで目にしたことがない人間を目の当たりにして逃げるどころか襲ってくる熊もいます。

そういった熊に残念ながら熊撃退スプレーを使うことになりますが。

いざ襲われたときに、即座に対応できない場合もあるので使い方のマスターは必須

武器やグッズがあれば効率的に熊を撃退できますが、それを持ってさえいれば誰でも容易に熊を撃退できるわけではないし、即座に熊の襲撃に対応できるわけではありません。

いざ襲われたときに「グッズは用意したけどどうやって使えばいいの?」では、話にならないので登山やハイキング、山菜採りなどで熊に遭遇する確率を高める場合や、熊がよく出没する地域に住んでいる場合は最低限用意した武器=グッズの使い方はマスターしておいたほうがいいですね。

特に熊撃退スプレーなどはいざ襲われたときに、悠長に考える余裕はないし命にかかわります。また、使い方を覚えてもいざ熊を目の前にするとパニックに陥ってしまって上手に使えない場合も想像に難くありませんので、冷静に落ち着いて使えるようにするためにも何度か練習してみてもいいかもしれません。

また、日本に生息するツキノワグマとヒグマの違いについても押さえておくとより的確な対応が取れるようになるでしょう。

熊の撃退スプレーの使い方などは特別難しいものではないので、せっかく用意したのであれば一度どういったものなのか使い方を覚えておくといざという時にスムーズに使えて対応しやすくなりますので、

自分や大切な人の身をしっかり守るためにもある程度の使い方及び対処の仕方は覚えておいても決して損はしないと思います(^^)/

 

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