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ハクビシンという動物をご存知でしょうか?

ハクビシンは食肉目ジャコウネコ科ハクビシン属に分類される動物で、イタチやテンと外見が似ていますがそれらとは別の動物です。

額から鼻にかけて白い線がまっすぐ走っているのが特徴的で、日本には元々いた動物ではなく外来種?とされています。

厳密には在来種なのか外来種なのかはよく分かっておらず、外来種だとしていつ頃日本に入ってきたのかさえ不明とされている種です。

生息地域は九州から四国、本州全域と北海道になります。初めて存在を確認された(記録された)のは1945年以降だと言われています。

また、厳密にはいつ頃から日本にいたのか?

ですが、江戸時代の頃から存在していたとする説や明治維新の明治時代に中国から毛皮を取る目的で導入されたなど諸説様々です。

少なくとも1945年の記録を取ったときにはハクビシンはいたということなので、厳密にはそれよりもかなり前からいたのでしょうね。

 

さて

話しは逸れましたが、このハクビシンが他の野生動物には見られない面白い習性を持っているということで話題になっています。

ちなみにそれは電線の上を歩く習性があるという、一風変わったものです。

電線の上を歩く動物など鳥でもないのに普通は考えられない!

 

と思う方もいるかもしれませんが、都市部などでは度々電線の上を歩くハクビシンの姿が目撃されているようです。

電線の上を歩く動物として習性が注目されていますが、このハクビシン

感電したりしないのでしょうか(^^;)

 

電線と言えば当然電気が流れているので、その辺りが特に気になるところですが

 

本記事内容としては

ハクビシンの電線の上を歩く習性について、感電の有無やハクビシンの出現場所についても解説していきますね。

 

では、先ずはハクビシンが電線の上を歩く習性について説明していきたいと思います。

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ハクビシンは電線の上を歩けるのは本当か?

上の写真を見てもらえば一目瞭然ですが、普通に電線の上を歩いていますね(^^;)

鳥でもないのに普通の動物が電線の上をあるくのか?

 

と一瞬、目を疑いたくなる光景ですが、ハクビシンは電線の上を歩いて移動する動物のようです。

感電するかもしれないので思わず目を覆いたくなる光景ですが、感電の有無やなぜ電線の上を歩いて渡るのか

などの理由については後述します。

 

動物は人間以上に様々な感覚に鋭敏で、危険を本能的に察して避ける能力に長けています。

人間から見れば電線は電気が流れている危険なものという認識がありますが、ハクビシンにとっては電線は危険なものであると理解しつつも、感電しない方法を本能で察しているとも言えますね。

 

ハクビシンが電線の上を渡る動画がこちら

思いっきり電線の上を歩いていますね。しかも、怖がる素振りすら見せずに普通に道として使っています。

ある意味では怖いもの知らずですが

ハクビシンは非常に身軽で、電線の上を歩くのもハクビシンにとってはある意味ではサーカスの綱渡りのようなものなんでしょうか(^^;)

 

ハクビシンは感電しないのか?

結論から言うと感電しません。

というか、感電しないようにハクビシンは本能で理解して電線の上を歩いています。

電線には電流として電気が流れていますが、ハクビシンが電線の上を歩ける理由としては電圧が一定しているためハクビシンと電線との間に電圧差が生じていないのが最大の理由です。

 

ガスや水道が流れる仕組みは圧力差、差圧が生じるため流れます。

電気もガスや水道と同じく圧力差があるからこそ電気として流れていくわけです。

 

 

野鳥などの鳥は普通に電線の上で休んでいたりしますよね?

ちなみに感電死する鳥なども全くと言っていいほどいません。

感電しないのは電圧差がないためで、鳥もハクビシンも電圧差が生じてしまえば当然のごとく感電します。

 

もし、ハクビシンが二つの電線を跨いで歩いていたら、そこには電圧差が生じてしまうのでハクビシンは感電死してしまうでしょう。

それを本能で理解しているのでハクビシンは感電しないわけです。

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なぜハクビシンは電線の上を歩くの?

 

当然と言えば当然の疑問ですね。

ハクビシンが電線の上を歩く動物だということはあらためて分かりましたが、そもそもなぜ電線の上を歩いてまで進もうとするのか?

一歩間違えば感電死してしまうような電線の上を歩く理由とは何なんでしょうか。

ハクビシンが電線の上を歩いて渡る理由としては、生来の木の枝を歩く習性などが関係しているとされています。

ハクビシンの食性は雑食性で肉類から、昆虫、野菜、果物など基本的には何でも食べます。

 

中でもハクビシンは熟れた果物が大好物で、自分のテリトリー内に果物の木を見つけると日夜通うという習性があります。またハクビシンにとっては電線の上は人間やその他動物などの外敵から身を守ることができる場所です。

移動しながら確実に身を守ることもできるので、ハクビシンにとっては最適な移動ルートなんですね(^^♪

 

また、ハクビシンは鳥なども餌の対象とするので、夜間に電線の上を歩く場合は獲物である鳥を狙っている行動とも言われています。

また、ハクビシンが電線の上を歩くとその地域の電力が止まってしまい、停電してしまうと言われていますが、それはハクビシンが何らかの理由で送電線を噛み切ってしまうからだと言われていますね。

ハクビシンの出現場所を紹介

ハクビシンの出現場所についてですが、ハクビシンは南は九州、北は北海道にまで分布していますので基本的にどこに行けば確実に出会えるかなどは分かりません。

 

普通に東京や大阪などの大都市のど真ん中に現れることもあれば、人気のない山野に出没することもあります。電線の上を歩くという大胆な行動を取る割に神出鬼没なのがハクビシンですので、

出会おうと思ってもなかなか出会えるものでもないようです。

 

また、電線の上を歩くハクビシンなどは非常に珍しいようで、運が良ければ出会える程度に考えていただければと思います。

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まとめ

【ハクビシンは電線の上を歩ける?感電の有無や生態、出現場所を解説】

の内容は以上になります。

如何だったでしょうか。

 

ハクビシンは電線の上を歩くけど感電しない理由としては電圧差が生じていないからなんですね。

また、なぜわざわざリスクのある電線の上を歩くのかについても、ハクビシンは木の枝の上を歩く習性を持っております。

電線の上を歩くハクビシンはサーカスでの綱渡りのように大道芸人のような動きをしますが、

獲物や餌をそうやって取って生きてきたので、ハクビシンにとっては木の枝も電線も同じように見えてしまうのでしょう(^^;)

 

人間が恐れる電気もハクビシンにとっては本能的に仕組みを理解しているのでそれほど恐れを抱く存在でもないようですね。

 

なかなか電線の上を歩くハクビシンを見かけることは難しいですが、万が一見かけた場合はカメラや動画などで撮影して家族や友達に見せてあげると想像以上の反応を得られるかもしれませんね(^^♪

 

では、以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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