スポンサードリンク

春から初夏にかけて初鰹の季節になりますね。

 

鰹料理といえば、やはり鰹のたたきです。鰹のたたきそのものは1年中、スーパーなどの量販店で販売されていますね。

時期的に販売されていないこともありますが、家の食卓に1年を通して度々鰹のたたきが並んでいるので、養殖物で冷凍だとは思いますが何らかの形で鰹のたたきをはじめとする鰹が食べられる市場での流通体制が整っているんですね。

 

春から初夏にかけて食べる鰹のたたきはさっぱりしていて、ニンニクなどの薬味を添え手食べると格別です(^^♪

私の場合はニンニクを沢山いれるため食後から翌日は胃が毎回荒れてしまいますね(笑)

やっぱり鰹のたたきを食べる際にニンニクを沢山使ってしまうのは、

生臭さが残っているから(^^;)

 

鰹のたたきは美味しいですが、鰹のたたき食べなければ始まらない熱狂的なファンがいる一方で

どうしても生臭いのが苦手…という方もいるみたいです。

だから薬味を沢山使って生臭さを誤魔化すんですね。

 

話しが逸れましたが、初夏から鰹が水揚げされると決まって出てくる言葉である

「初鰹(ハツガツオ)」という言葉があります。

また、初鰹以外にものぼり鰹に戻り鰹という言葉もありますが、

 

これらの言葉が一体何を意味しているんでしょうか?

 

鰹の水揚げの時期になるとテレビや新聞でも度々取りざたされているこれらの言葉って何か特別な意味がありそうですよね。

 

なので、初鰹の時期や旬や「のぼり鰹」「戻り鰹」の意味、由来について調べてみました。

この鰹と言う魚ですが

 

鰹という魚自体はかつお節の原料にもなっており私たちの生活にとても身近な魚ですが、

調べてみると鰹という魚は短期間で変化し、数カ月ごとに味わいも変わっていく何気にトリッキーな魚であることが分かりました。

月日を経るごとに鰹という魚がどういった感じに変化していくんでしょうか。

 

 

スポンサードリンク

初鰹の意味と時期と旬は?

6月から夏にかけて鰹が美味しくなる季節になりますが、そもそも初鰹とい言葉はどういう意味なのでしょうか?

1年の中で始めて採れる鰹だから初鰹と言う意味なのでしょうか?

もしくは外洋に出た鰹が日本近海で始めて採れるから初鰹と言われる由縁なのでしょうか?

 

調べるまでは色々と適当な憶測ばかりでした(笑)

 

初鰹という言葉の意味は春から初夏にかけて太平洋を北上して黒潮に乗って、日本東海岸の太平洋側へやってくる鰹の事です。

この頃の鰹は脂がほとんどのっておらず、さっぱりとした味わいになります。

さっぱりとした味わいなので、春から夏にかけての暑い時期などに清涼感溢れる鰹のたたきが好評なんですね。

春から初夏にかけて食べる鰹のたたきは、さっぱりしていて非常に人気があり、旬の初めの初鰹は初夏の風物詩としの一翼をしっかりと担っています。

 

また、初鰹は江戸時代にはその美味さから非常に珍重された魚とされています。

当時は、黒潮に乗って鎌倉や小田原あたりに北上してきた鰹が特に美味だという記述が残っています。

初鰹などの初物を食べると寿命に効果的

初鰹に由来する初物を食べると寿命に対して良好な効果があると言われています。

 

鰹のたたきで日本全国で有名なのは高知県の土佐ですね。鰹のたたきで有名な土佐は初鰹の水揚げ量が全国一を誇ります。

港から鰹が黒潮に乗って北上してくるポイントが近いのも理由の一つと言われています。

鮮度の最高な物、すなわち初物を食べるということは身体にとっても良い影響をもたらしてくれます。また、その季節に合わせた旬の野菜や魚、肉を食べるということも健康にとても良いということも医学的に証明されていますね。

これが初物を食べると寿命が延びると言われる由縁です。

 

初鰹は春から初夏が旬なので、初が旬の山菜などを食べるということも栄養を効率的に摂取するという点では身体に良い影響を与えてくれますし、結果的に寿命を伸ばす効果にもつながると思われます。

スポンサードリンク

 

次はのぼり鰹と戻り鰹の違いや由来について説明していきたいと思います。

 

のぼり鰹と戻り鰹の違いや由来について

初鰹に続いて、のぼり鰹に戻り鰹。

これらの言葉はどう違うのでしょうか。

のぼり鰹は初鰹の呼び名が変わった名称であり、意味としては同じです。

 

太平洋から黒潮に乗って日本の太平洋側を回遊する鰹になります。

初鰹と同じで初夏の頃にとれる鰹です。

 

戻り鰹とは一体何?

初鰹とのぼり鰹は同じ意味になりますが、戻り鰹とは一体どういう意味なんでしょうか。

 

戻り鰹はその言葉の通りですが、北上した鰹が南下して戻ってきた鰹のことになります。

夏から秋にかけての水温の低下に伴って南へ戻ってくる鰹と言われており、北上した鰹は餌をたっぷりと食べており、その身にたっぷりの脂を内包しています。

戻り鰹は初鰹やのぼり鰹と比べて脂がのっており、思わず口の中でとろけてしまうような鰹ということになりますね。

なんだか、鰤(ぶり)という魚に通じる部分があります。

鰤も冬になると脂をたっぷりと備えた冬の風物詩の一つである寒ブリと呼ばれるようになります。また、鰹もこの例に漏れないみたいです。

 

初鰹と戻り鰹を食べ比べることは出来なさそうですが、時期と共に鰹のたたきを食べ続けると、その鰹という魚の変化の一旦を実感することはできるかもしれませんね。

スポンサードリンク

さいごに

初鰹の時期と旬、のぼり鰹と戻り鰹の意味と由来については以上になります。

こうして鰹について調べてみると、改めて鰹も色々と変化に富んだ魚だと分かりますね。

 

鰹に限らず魚は取れた時期と、どれだけ餌を食べているかの状況によって、味は変わるのは考えてみると至極当然のことですね。

 

初鰹や、のぼり鰹、戻り鰹について

知っている人は知っているかもしれませんが、知らない人は全然知らないと思います。

 

かくいう私も実際に調べてみるまでは初鰹という言葉はもちろんですが、「のぼり鰹」「戻り鰹」という言葉すらロクに知らなかったので、調べてみて非常に勉強になりました。

 

冬も終わり季節は春になりました。これから鰹の時期と旬がやってきます。

友人や恋人に家族と食卓を囲む時に鰹のたたきを食べながら、時期と共に変っていく鰹の言葉や由来について話してみてはどうでしょうか?

家族や恋人をはじめとする大切な人との会話に、鰹の話題で一花咲かせてみるのも意外と面白いのではないでしょうか。

スポンサードリンク