願い事をお願いできる初夏の一大イベントである七夕。
意外にも七夕は日本だけのイベントかと思いきや、韓国、中国から台湾はてはベトナムまで様々な国に認知され親しまれているイベントだって知ってましたか?
七夕は日本だけのイベントかと思いきや、日本、韓国、中国、台湾、ベトナムの節供、節日、五節句の一つと言われています。
それだけ由緒正しき伝統として受け継がれ語り継がれる七夕ですが、そんな七夕で願う願い事は果たして叶えられるのでしょうか。
七夕だからといって必ずしも願いがかなうわけではありませんが、昔から行われてきた伝統ある祭事でもありますので、そんなイベントで何か一つでも叶えたい願いを願うのもいいかもしれませんね。
本記事では七夕での願いの方法やダメな書き方、良い願いの書き方などについて解説していきます。
目次
七夕での願いは叶えることができる?
果たして、七夕での願い事は叶えることができるのでしょうか?
これはある意味永遠のテーマのようなものですが、七夕での願い事が成就するかしないかについては、あなた次第だと思います。
例えば、ただ短冊に願い事を書いて、それを竹に吊るして「神様、織姫様、彦星様お願いします」と願うだけでは残念ながら願い事がかなう可能性は限りなく低いでしょう。
当たり前ですが、願っただけでそのままでは完全に運任せなのでそんな状態で叶う願いなどたかが知れていますし、それだけで叶うほどその人の願い事はハードルが低いものでもありませんよね。
七夕や初詣に限らず、願い事全般については
やはり
行動を起こすことが最重要
だと思われます。
願いを叶えるためには願い事をすることも大切ですが、願い事の実現に向けて行動しなければ何も始まりませんよね。
大人でも子供でも分かりきっていることですが、ほとんどの方は願うだけで実際にアクションを起こすまでには至りません。
でも、逆に考えれば願いを叶える方法は明確で分かりやすいですね。
願いが叶わないパターンの逆の行動をすればいいのですから。
「ダイエットをして痩せたいけど、食べるのは我慢したくないのでお願いします」
では、願いが叶うわけがありません。
ダイエットをして痩せるという願望を実現させるためには
・食事制限をして、摂取カロリーを減らす
・運動をする
・生活習慣を見直す
最低でもこれらのことを実行する必要があります。
実行するまでの敷居は少々高いですが、実行し続けることができれば必ずダイエットで痩せることはできます。
いうなれば願い事は行動次第で実現できるとも考えられますので、短冊に願い事を書きお願いをした後は、その願望の実現に向けて行動すれば
きっと織姫様や彦星様も天からあなたを見守ってくれるでしょう。
七夕で願う良い願いとは?
願い事で願うべき良い願いとは何があるでしょうか。
せっかく1年でたった一度しかないイベントである七夕で願い事をするのですから、ダメなお願いよりも神様に聞き届けてもらえるような良い願いを短冊に書きたいですね。
七夕で願う良い願い種類として
直接願望を書き込まない
ということが挙げられます。
七夕の願いのダメな書き方の文例をご紹介
七夕での願いのダメな書き方の文例をいくつかご紹介します。
先の項目にも書きましたが、「直接願望を書くのは控えたほうがいい」
と言われています。
これは他力本願な姿勢では願いなど叶うはずもないという認識と考え方から来ており、完全な神頼みでは願いは叶わないだろうと言われており、これまでも直接願望を書いて完全な神頼みで願いが叶った試しがないという事実があるからに他なりません。
直接願望を書き込むのは、七夕のみならず他のイベントでのお願いごとでもNGと言われています。
直接お願いをするのは絶対にダメというわけではありませんが、普通に考えても直接願望を書き込ん願いが叶う可能性は低いのではないでしょうか。
大学受験を例に挙げますが
夏や秋に大学受験を控えて七夕でお願いを書く人はかなり多いと思います。
この場合、ほとんどの受験生が
「○○大学に合格したい」
「○○大学に合格させてください」
「○○大学に行きたい」
「○○大学に受かりたい」
「無事に大学進学を果たしたい」
という感じの願い事を短冊に書いてしまいます。
傍目から見ても分かると思いますが、
これって神頼みですよね(^^;)
もちろん本人はそんなつもりはないかもしれませんが、客観的に見ると他力本願な感じがひしひしと伝わってきます。
こういったパターンの願い事を書いている本人は気づいていないかもしれませんが、七夕に限らず他のイベントでもこういった願い事の書き方やお願いの仕方は控えたほうがよろしいでしょう。
ましてや「~させてください」「~したい」「お願いします」みたいな書き方は神様が嫌う書き方なので注意してくださいね。
七夕の願いでの良い書き方の文例をご紹介
七夕での良い願いの書き方ってどういった書き方でしょうか。
「せっかくのお祭りだから願い事は良い書き方で書きましょうね」
なんて言われたって分かりません(笑)
それに良い願いの書き方と言っても、いまいちピンと来ませんよね。
神様にお願いすること自体1年を通してもそんなにしませんし、そのイベントが来たからと言って適切なお願いなんてできるはずもありませんので
七夕での願い事の良い書き方の文例についていくつかパターンを交えてご紹介したいと思います。
ダイエットの場合
ダイエットの場合はお願い事をする場合は
「何月までに何キロ痩せたい」
「何月までに痩せて綺麗になりたい」
という感じになると思います。
正直これだと「悪い書き方の例」とほとんど変わりませんので、ダイエットの場合の良い書き方の文例としては
「今、ダイエットを考えており、何月までに何キロ痩せる予定なので見守ってください」
「何月までに何キロ痩せるので頑張ります」
「今現在、ダイエットに取り組んでいます。必ず痩せて綺麗になるので頑張ります」
というような書き方で短冊を吊るすと、神様も
「ちゃんと自分でもしっかりと頑張ってるんだな(^^♪」
と微笑ましく受け取ってくれて後ろから応援してくれます。
受験生の場合
受験生の場合は、願い事の99%は進路のことだと思いますし、少なからず進路に関わることだと思います。
願い事の書き方としては
「○○大学合格を目指しているので、見守っていてください」
「○○大学に合格するため勉強しているので頑張ります」
という文面を短冊に書いておくと
神様や織姫様、彦星様にも届くことでしょう。
願い事をする前とその後について
短冊に願いを書いて祈っただけでは、その願いが叶う可能性は低いことは明白です。
なので、願い事をする前とその後については
自分が叶えたい願いの実現のために行動すること
が重要であり、
願い事をした後もしっかりと行動し続けることが大切です。
ダイエットなら、痩せられるように食事制限や生活習慣を見直す。
受験生の立場であれば、しっかりと来るべき試験に向けて勉強していく。
これらの行動が伴わなければ残念ながら願いは叶うことは無いといっても過言ではありませんので
願ったから終わりではなく、願いの実現のために努力する姿勢を怠らないようにしましょう。
最後に
七夕での良い願いと悪い願いについて解説しましたが、
「○○したいです」
「○○させてください」
という他力本願な人と
「現在○○の実現のため頑張っているので見守っていてください」
「絶対に○○するので今後もしっかりと頑張りますので、実現できるように力を貸してください」
という人と
いったい神様や織姫様、彦星様はどちらの力になってあげたいでしょうか?
考えるまでもなく後者ですよね(^^;)
願い事や願い事を祈るという行為自体は、それほど大きな効果を見込めるものでは無いと考えています。
どちらかと言うと願い事やお願いを書く行為は自分自身の人生に対する意識を変えるためのものに過ぎないと思っています。
願いを叶える一番の薬は神様が叶えてくれるというものではなく、
自分自身の意識を変えて生活習慣や日々の行動を変えていくことが結果的に願いの成就につながる。
七夕はそういった自分自身の現状を振り返り、見直す機会を与えてくれるイベントだと考えてもいいかもしれませんね。