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鳩の卵を温めている人はほとんどいないと思いますが、極稀に鳩が家やマンションのベランダに巣を作って繁殖活動を行っている光景を目にすることがある人もいると思います。

鳩の卵についてはある程度サイクルは解明されていますが、その詳細は一般には広く知られていません。

鳩は私たちの生活に非常に身近な鳥ですが、その生態についての知識も乏しいというのが世間一般の状況でしょう。

とりわけ鳩については、成鳥に関しては誰もが知るところですが、鳩がどんな卵を産み、どのような過程で羽化し、ヒナとして誕生して巣立っていくのかも解説していきたいと思います。

鳩も鳥類である以上、産んだ卵をひたすら温め続けるという習性は同じです。

しかし、極稀に産んだにもかかわらず卵を放置している鳩がいます。

鳩の巣作りや繁殖活動を度々目にする人にとっては、鳩の産んだ卵が孵化しない場合の原因について少々不可解な部分が多いと思います。

また、鳩の卵を人工的に孵化させてみようと考えている人もそれほど多くはないと思いますが、鳩の繁殖活動や卵を産みヒナが巣立つまでの一連のメカニズムに興味がある人もいるでしょう。

本記事はごく少数ですが、そんな方に向けて書いてみましたので、少なからず鳩の卵やヒナの生態について興味がある方は本記事の内容から鳩に関する知識を補完していただければ幸いです。

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鳩の卵とは?

鳩の卵について説明する前に、先ずはどんな感じなのか知らない事には始まりませんよね。

鳩の卵は、普段から食べている鶏やウズラの卵と違って、見たことがないという人がほとんどだと思います。

ちなみに、鳩の卵はこちらになります。

※掲載元URL http://taiken.in/hato

完ぺきに鶏の卵ですね(^^;)

並べたらどっちが鳩で鶏か分からないくらいに外見が酷似していますが、

鳩の卵と鶏の卵では大きさが違います。

外見は全く同じですが、鳩の卵は直径が2㎝ほどで、鶏の卵は3㎝~4㎝はありますので、二つを並べるとその大きさの違いで一目瞭然です。

 

しかし、この鳩の卵ですが、親鳥が卵を産んでも抱卵せずに放置されている事例が多いのですが、それについては親鳥が孵化しないと判断して卵を温めることを放棄したのか、詳細については次の項目で解説していきますね。

鳩の卵が孵化しない原因と理由は?

鳩の卵が稀に孵化せずに放置されていることがあります。

それについては、鳩の卵がもともと孵化する可能性がないからなのか。

鳩の卵が有精卵ではなく無精卵だからか。

親鳥が卵を抱卵することを放棄しているからなのか。

 

実際のところは親鳥が卵を温めることを放棄しているわけでも、卵が無精卵でもなく、孵化する可能性がゼロでも死んでいるわけでもありません。

鳩の卵が孵化しない原因としては、もともと鳩は卵をまとめて抱卵(卵を温める行為のこと)する習性があるからです。

通常、鳩は卵を2個産むようになっており、2個揃わなければ鳩は抱卵しません。

ですので、傍目から見ると卵が放置されているように見えてしまい、孵化しないのかと考えてしまいますね。

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放置しておいて卵は大丈夫なの?

当然の疑問ですね(^^;)

産んだばかりの卵を温めもせず外気にさらして長時間放置しておくと、当然ながらダメになってしまいます。

しかし、鳥の卵は当然ながら死んでしまうのかと思いきや

意外と鳩をはじめとする鳥の卵は産んだ直後から温めなくても大丈夫なのです。

それは何故かというと、鳩は通常2個卵を産んでから温め始めるという習性があります。

一度に2個産むこともあれば、1個しか産まないこともあります。

鳩の産卵にも様々なパターンがありますが、それについては鳩の遺伝子レベルで卵が長時間放置されていても大丈夫なようになっており、休眠状態のまま2個目の卵が産まれるまで状態を維持することができます。

鳩の卵は産んでから最長で2週間ほど持つとされています。

また、鳩に限らず卵がある程度揃ってから温めるという習性は、鳥類全般に通じる習性になりますので、産んでから放置しておくと、割卵してしまうということはほとんどありません。

ヒナが誕生するまでの日数は?

鳩の産んだ卵がかえってヒナが誕生するまでの日数ですが

おおよそ18日前後になります。

鳩は、オスとメスの両方で子育てをする習性があり、最初はメスが抱卵しますが、何日か経過すると

昼間は父親である雄が卵を温めて、夜は母親であるメスが卵を温めます。

鳩の卵を人工孵化させる方法とは?

鳩の卵を人工孵化させてみたいと考えた人はいるでしょうか。

鳩ではなくとも鶏の卵やウズラの卵を人工孵化させてみたいと考えたことがある人はいますよね。

私も昔は、ニワトリの卵を本気で孵化させてみようと思って、コタツを使って温めてみましたが、見事に成功しませんでした(^^;)

当たり前ですが、何の下調べもせず行き当たりばったりでは成功するはずもありませんし、卵の人工孵化は思っている以上に大変なものです。

素人がやろうと思っても一朝一夕ではできることではありません。

それに卵を温めて孵化させるという作業は想像以上に大変で、孵化するまでかなりの日数を要します。

素人が適当にやってもまず成功しませんので、最低限の用意として以下のような器具を用意することは必須になります。

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卵を人工孵化させるための器具ですが、主に鳥の卵を孵化させたことがない方の入門用として人気があります。

一般的にはそれほど使用されていない人工孵化の器具なので、それなりにお値段は張りますが、適当に行き当たりばったりで行うよりは遥かにマシですし、成功する確率も上がるでしょう。

鳩の卵を手に入れることは非常に困難ですので、あらかじめ鶏やウズラの卵で練習してみるといいかもしれませんね。

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まとめ

【鳩の卵が孵化しない原因とヒナ誕生の日数は?人工孵化させる方法も】

の記事の内容としては以上になります。

如何だったでしょうか。

鳩の卵はなかなか目にする機会はありませんが、鳩の卵は生まれてから最長で2週間ほど温めなくても大丈夫なほど、鳥の卵の中では頑強な卵です。

何らかの機会で鳩の卵を手に入れることができた場合は、孵卵器を使って卵を温めてみると

もしかすると期待以上の結果が得られるかもしれませんね。

 

では、以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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