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紅葉狩りの由来や語源はご存知でしょうか。

毎年秋から冬にかけて紅葉が色づいてきますが、なぜ紅葉をさして「紅葉狩り」と呼ぶのか

いざ教えてほしいといわれても

なかなか答えにくい部分もありますね。

 

もし、紅葉狩りの由来や語源について造詣がないのであれば、

紅葉狩りの由来と歴史や文化との関係性や

諸説などについての知識を深めることができまので、

是非ともお付き合いいただければと思います。

 

また、紅葉狩りの英語訳やお花見

紅葉狩りの明確な内容の違いについても解説していきたいと思います。

 

紅葉狩りの定義や由来について、今一度うんちくが足りない場合は

こちらで知識を補充して頂ければと思います。

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紅葉狩りの由来と語源は?

紅葉狩りの由来と語源についてですが、

そもそも秋になって色づいた紅葉を見るための歓楽が

なぜに「紅葉狩り」と呼んでいるのでしょうか。

 

別に紅葉「狩り」なんてかっこつけた呼称を使わなくてもいいと思うのですが(^^;)

それにキノコ狩りのようにキノコの代わりに紅葉を持って帰るわけでもなし

それがどうして紅葉狩りと呼ばれているのかという疑問は

昔から甚だと感じてきた人も多いでしょう。

 

それについては私も同様ですが、

紅葉狩りの由来と語源が深く関係しています。

 

紅葉狩りの由来や語源として紅葉狩りの「狩り」とは

もともとは獣を狩り、獲物という成果物として持ち帰る場合などに用いられてきた言葉ですが、

それがやがてキノコなどの植物にも伝播しました。

 

「いちご狩り」「ブドウ狩り」「リンゴ狩り」という言葉に使われるように

農作物を取る場合でも「狩り」という言葉が使われて

 

やがては、紅葉をただ見るだけの行為にも

「紅葉狩り」という呼び名が定着したのが由来になります

 

草花を持ち帰るのではなく、

草花を眺めるという行為にも

「狩り」という言葉が使われるようになって

それが「紅葉狩り」という言葉に変わっていきました。

 

紅葉狩りを英語で訳すと?

紅葉狩りを英語に訳すと

紅葉狩り ⇒ Autumn leaves

 

という英名になります。

狩りと名前がつくので「Hunt」の文字が出てくるとばかり思っていましたが

見事に予想が外れましたね(^^;)

 

紅葉狩りの由来と歴史、文化との関係性は?

紅葉狩りの由来と歴史と文化の関係性についてですが、

そもそも日本史では、いつの時代から紅葉狩りが行われるようになったのでしょうか。

 

紅葉狩りが流行した時代については明確にこの時代から流行していたという記録はありませんが、

日本最古の和歌集である「万葉集」にも和歌に紅葉の記述があり、

平安時代では歌詞にもなっています。

 

能学が発達した室町時代では、物語の一説に紅葉についての記述がありますので

紅葉狩りが始まった時代については不明ですが奈良時代以降とみて間違いないと思います。

 

既に室町時代では一般庶民の娯楽である能にも登場していることから、紅葉狩りが文化として根付いていると考えられますね。

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紅葉狩りの由来についての諸説はどうなっている?

紅葉狩りの諸説としては、様々あって

明確にこの説が起源というものはありませんが

 

考えられてきた諸説としては

紅葉を眺めるだけではなく、実際に色づいて深紅に染まった

最高の見頃の紅葉を誰よりも早く見つけようという趣旨から

紅葉を狩るという意味になった

または、

昔の狩りをしない貴族が草花を眺めるだけの行動をして、

紅葉を見るだけではなく

それを手に取って愛でるという光景からも

紅葉を狩るという言葉になった

といった説があります。

紅葉狩りと花見との明確な内容の違いは?

紅葉狩りとお花見の明確な内容の違いについてですが、

紅葉狩りもお花見もその対象を眺めるという点では共通していますね。

実際考えてみると

ほとんど同じで明確な違いなどない

のようにも感じますが

 

実際は、紅葉狩りとお花見では全く内容が異なります。

どちらも紅葉と桜を見るという点では同じことですが

お花見においては

桜を見ながら、桜の木の下で宴会を開く

といった流れになりますが、

 

紅葉狩りについては

ただ純粋に紅葉を見るだけです。

 

この辺りが全く違います

 

お花見は表向きは桜を見るということがクローズアップされていますが、

実際は桜を見ることは二の次で、お弁当を食べてお酒を飲む。

つまりはお花見自体が宴会をするという口実に過ぎないような気もします(^^;)

 

これについては異を唱える方もいると思いますが、最近の白昼のお花見に関しては正にその通りだと思います。

もちろん、昔のお花見は純粋に桜の花を楽しんだことでしょう。

しかし、今は純粋に桜の花を見る目的でお花見をやっている人が

どれだけいるかは少し疑問を呈さざるを得ないと思います。

あくまでも個人の自由ですが(^^;)

 

反面、紅葉狩りについては

紅葉の木の下でお弁当を食べたり、お酒を飲んだりといった行為は行いません。

また、そういった形態のどんちゃん騒ぎをする

紅葉狩りなど聞いたこともありませんよね。

 

紅葉狩りとは静かな面持ちで紅葉を眺めて、一年の終わりである秋から冬への変化をその目で見て感じるものだと思っています。

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まとめ

【紅葉狩りの由来と語源!歴史、文化との関係性や諸説、英語訳と花見などの内容の違いも】

の記事の内容としては以上になります。

如何だったでしょうか。

紅葉狩りの「狩り」と呼ぶ呼称には、動物を狩るという意味から派生したものだったということは

意外と知らない人は多かったのではないでしょうか。

 

私も調べてみるまでは全然知りませんでしたが、紅葉狩りについて調べてみると

その背景から様々な事柄が見えてくるので、紅葉狩りをする際にも

今年はまた今までと違った趣で紅葉狩りを楽しめますね(^^♪

 

では、以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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