油性のペンキの落とし方は皆さんどのように対処していますか?手などの肌についてしまうことってペンキ塗りをしていると頻繁にあることです。
また、ペンキの種類には油性と水性の両方が存在しており
油性のペンキの場合は一度付着した場合は落とすことが非常に困難と言われています。
しかし、手や肌などに付着した場合と衣類に付着した場合では対処法や汚れの落ち具合もことなります。
とりわけ、手や肌に付着した場合は落ちにくいということは考えられにくいと思われますが、実際のところはどうなのでしょうか。
本記事の内容としては
油性ペンキの概要
油性ペンキが手や肌についた場合の落ち具合
油性ペンキを簡単に落として綺麗にする方法
などについて解説していきたいと思います。
では、先ずは油性ペンキの概要について解説していきたいと思います。
目次
油性ペンキとは?
まず最初に油性ペンキとは何なのでしょうか。
油性ペンキとは厳密に言えばペンキではありません。
既に今現在はペンキと名の付くものは塗布した場合の効果の持続期間が短く、塗った後のアラも大きいので一般的な塗料としては既に使われなくなっています。
ペンキは植物油などで薄めて非常に安価で使い勝手の良いものではありました。しかし、乾きが悪いのとのちの飴などの天候による劣化具合が著しい(天候に対する耐性が弱い)ため、現在ではほとんど使われていません。
ペンキという名前だけが残っていますが、今現在のものは別物になります。
現在使われているペンキという名の塗料は、合成樹脂調合ペイントと呼ばれている塗料になります。
名前が知られているものとしてウレタン合成樹脂やシリコン樹脂などがあります。この二つは主に外側の建物の塗料として用いられています。天気や気温による耐性や乾燥のしやすさ、また塗料の乾燥を速めるための処置として硬化剤というものを合わせて使用します。
この硬化剤はペンキが乾きやすくするための調合剤です。硬化剤を使用するのとしないのとでは乾き具合は勿論のこと、後々のペンキの持続力が雲泥の差と呼ばれるほどに違います。
では、次は油性のペンキが手などの肌に付着した場合について解説していきたいと思います。
油性ペンキが手や肌についた場合は落ちにくい?
油性のペンキが手などの肌や皮膚に付着した場合はどうなのでしょうか。
落ちやすい?
それとも落ちにくい?
これについては方法次第ですが、油性のペンキの落とし方として手に付着した場合は
最初は多少は落ちにくいが、その後生活を続けていくうちに落ち始めます。
ペンキには油性と水性の二種類があります。手などの肌や皮膚などに油性や水性のペンキが付着した場合はペンキを落とすことはそれほど難しくないでしょう。
しかし、仕事中についた場合はその場で速やかに綺麗に落とすということは意外と難しいかもしれません。
人間の体は24時間常に代謝を繰り返してある程度時間が経過すれば、人間の細胞は新品に入れ替わるとされています。それは皮膚も例外ではありません。
皮膚に付着したペンキは身体の新陳代謝によって、やがては付着している皮膚ごと剥がれ落ちていきます。
油性も水性も皮膚に付着した場合はいずれはペンキは落ちていきますが、主に塗料として主流なのは水性ではなく油性のペンキになります。
この油性のペンキが厄介で一度衣類などに付着してしまうとその場で早急に洗わなければ数時間後には手遅れになってしまいます。油性のペンキは耐久性に優れていますが、一度付着してしまった場合は落とすのが非常に困難です。
現在ホームセンターに売られているペンキの種類は水性が多く置いてあります。水性のペンキは臭いも油性と比べてほどんどなく、天気や気温による品質の劣化があまり見られないという点などがあります。
身体や衣類についた塗料が水性かゆ成果でも落とし方は全く異なります。水性の場合は乾く前に水道水で洗えば問題なく綺麗に落ちます。
しかし、先にも述べましたが油性となると手などの肌に付着した場合は溶剤などを使用しなければ綺麗に落とすことはできません。また、仕事などでペンキの塗装を行っているときに手や肌、衣服にペンキがつくことは容易に想定されていることですので、ペンキが付着するたびにいちいち手洗い場で落としに行くわけにもいきません。
また通常の洗剤などでは落ちにくいので油性のペンキを手洗い場で迅速に落とす際はシンナーなどの溶剤をどうしても使わなければいけません。
では、次は油性のペンキを簡単に落とし綺麗にする方法について解説していきたいと思います。
油性のペンキを簡単に落とし綺麗にする方法
ペンキを落とす際に、あらかじめ自分がどの種類の(油性か水性か)ペンキを使っているのかを知っておくことが望ましいです。
またペンキは油性、水性ともに付着した直後が一番落としやすいのです。
付着してしまった状態で2,3時間も経過すればペンキは乾いてしまい。特に油性のペンキの場合は落とすことは非常に困難を極めます。
油性のペンキが手について場合として
油性のペンキが手についた場合、簡単で綺麗に落とすには通常の方法、手洗い場で水洗いなどでは先ず無理です。
シンナーなどの溶剤を使用すれば簡単に綺麗に落とすことができますが、それでは手の皮膚に負担がかかってしまいます。シンナーは劇薬ですので、そういった類のものを使いたくない人も多いでしょう。
手に付着した油性のペンキを綺麗に落とす方法としては、以下の動画の内容がピッタリだと思います(^^♪
木工用ボンドを乾いたペンキの上に塗って、ボンドが乾燥したらペンキと一緒に剥すという方法ですが、非常にシンプルで分かりやすいですね(^^♪
また、プロも使用している方法というのも定評があります。
しかし、ペンキをボンドと一緒に剥す際に思いっきり引っ張ってしまうと肌が傷んでしまうようなので、剥す際はゆっくりと優しく剥してあげるのがポイントになります。
肌が弱いと自覚がある人は実践する際はくれぐれも注意してください。
油性のペンキが顔についた場合は?
油性のペンキが顔についた場合の対処法としては基本的に皮膚についた場合は動画の内容を実践してもらえれば問題ないと思いますが、顔は人体の中でも一番人に見られる部分であり、非常にデリケートな場所になります。
顔が傷つくのが嫌だという人もいるでしょう。
また、顔にそういった木工用ボンドをつけるのも嫌だという人もいますね。
シンナーなどの溶剤を使用するのは論外ですね(^^;)
その場合はお風呂などのボディーソープなどの石鹸で少しずつ落としてあげる方法もあります。ボディーソープなどで洗顔を繰り返して落ちたという事例もありますし、すぐに落としたい場合は布などを間に挟んで指で擦って落とす方法もあります。
この方法であれば顔の皮膚を直接傷つけることはありませんので、即効性を求めるのであれば何か布などの緩衝材を使用して落とす方法を使ってみてください。
油性のペンキが髪の毛についた場合は?
髪の毛に油性のペンキがついた場合も要注意です。残念ながら髪の毛は肌以上に表面積が小さいのでしっかりと綺麗に落とすことは難しいでしょう。
しっかりと落としたい場合は、シンナーなどの溶剤を併用することも必要ですが、髪の毛にシンナーなどを使用することはおすすめできません。
頭皮などに付着してしまった場合は肌が弱い人は炎症を起こしてしまう場合があります。
シャンプーなどでも落ちたという例もありますので、根気よくシャンプーを繰り返して新陳代謝の機能を使って落とすか、もしくはその部分だけカットしてしまう方法が望ましいでしょう。
まとめ
【油性のペンキの落とし方!手や肌についた時の簡単で綺麗にする方法は】
の記事内容としては以上になります。
如何だったでしょうか。
油性のペンキは一度付着してしまうと、乾くまでの行動が鍵になります。
完全に乾ききってしまうと落とすことが非常に困難になりますが、仕事中の場合はすぐに落としに行くことも難しいと思うので、あらかじめ自分がどの種類のペンキを使用しているのか把握することも必要です。
また、ペンキが衣服や肌に付着することが容易に想定できる状況下で塗装を行うのであれば、
あらかじめペンキ用の衣服や手袋、防止や顔を保護するマスクなどを着用するなどの対策をして予防することを心がけましょう(^^♪
では、以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。。