ナメクジは誰もが知っている貝類ですが、そのヌメっとした姿に嫌悪感を抱いている人は多いですね。
とりわけ季節が5月6月と湿度が上がってジメジメしてくるにつれてナメクジの活動も活発になってきますが、湿度が高くて雨が降った日なんかには頻繁にそこら中に見かけますね。
活発になったナメクジは田畑の作物を食い荒らす食害をもたらす貝類として有名ですが、ナメクジがもたらすのは食害だけではなく、家屋や敷地内に侵入して住人を驚かせたりもします。
とりわけ家屋でも湿度が高く、水気がある台所に頻繁に出現しますが、これらのナメクジがどこからどのようにして入ってくるのか不思議に思ったことってありませんか?
私も湿度が上がって梅雨の季節になると、頻繁にナメクジを屋内で見かけることがあり、戸締りをしたにもかかわらず普通に入ってくるので毎年のように嫌気が差しています。
戸締りをしっかりしたのにどうして?
室内でナメクジを見つけた時にそう思ったことってありませんでしたか?
それで、疑問に思ったことはこのナメクジはどこから室内へ入ってきたのか?
ですが、ナメクジも壁をすり抜けて室内に入ることはできないので、そこには必ず侵入経路がありますね。
また、家屋だけではなく敷地内にもナメクジが居座ったりして嫌悪感にさいなまれている人も多いと思います。
同時に、そういったナメクジを上手く駆除する方法や敷地内や屋内に入ってこれないような方法なども考えたと思います。
本記事では、ナメクジがどのようにして敷地内や家屋の中に入ってくるのかについてだけではなく、それらナメクジが敷地内や家屋の中に侵入するのを未然に防ぐ方法についても解説していきたいと思います。
目次
ナメクジを屋内で見つけた時の嫌悪感は半端ない
ナメクジを屋内で見つけた時の嫌悪感って半端じゃないです。敷地内なら多少は仕方ないとしても、家の中に入ってくるのは我慢ならないですね(^^;)
ナメクジはカタツムリの仲間であり、貝殻が退化した一応貝類に分類されますが、カタツムリと比べるとその嫌われぶりはダントツです 笑
やはり嫌われる一番の理由はそのヌメっとした体表と容貌、ゴキブリと同じく不潔というイメージが強いので嫌う人が多いんですね。
そういった点からも、屋外に出現するのは百歩譲っても屋内に入ってくるのだけは嫌だという人はかなり多いです。
ナメクジが家の中に入ってくるのを防ぐために戸締りをしても、ナメクジはどこからともなく入ってきます。
とりわけキッチンなどに多数出没しますが、夜も遅い時間に寝る前にキッチンを見渡すと、酷い時にはナメクジが数匹出現しているという状況もありましたね。
新築物件ではそういったことは少ないですが、年季の入った古いタイプの家屋になるとナメクジが容易に侵入しやすいのか多数出没することがありますが、こういったナメクジたちはどういう侵入経路をたどって家の中に入ってきているのでしょうか。
ナメクジってどんな生き物なの
ナメクジへの害を防ぎたい場合は先ずは少しでも多くナメクジの事を知っておいたほうがいいでしょう。
ナメクジは
夜行性の陸に生息する巻貝でカタツムリと比べて殻が退化した軟体動物になります。
雌雄同体で、一匹でも卵を産むことができます。
また、家屋にしばしば浸入するので不快害虫として認識されており、実際に病原菌などの温床にもなっています。
田畑の作物や園芸用の植物などを食い荒らすことでも知られており、現在日本にいるナメクジのほぼすべてが1970年代以降に出現し始めたヨーロッパ原産のナメクジ、外来種であるとされています。
ナメクジの家屋や敷地内の侵入経路と潜んでいる場所は?
ナメクジは家の中や敷地内に侵入してくる経路としてはいくつかあります。
野菜の中に紛れ込んでいる
知ってる人もいるかもしれませんが、ナメクジは野菜の中に紛れ込んでいることがあります。キャベツや、レタス、サニーレタスの中などに葉っぱを一枚めくるとナメクジも一緒に見つかるということがしばしばありますね。
ナメクジはこれらの野菜が大好きなので、しばしばナメクジの食害の対象となります。スーパーで売っている野菜は農薬を使って害虫がつかないように管理されているので、
買って帰って調理してみるとナメクジが(^^;)
何てオチはありませんが
自分で作っている場合や、家庭菜園の無農薬や個人的な畑でとれた野菜は必ずと言っていいほどナメクジがおまけとしてくっついてきます(´・ω・`)
排水口から入ってくる場合もある
ナメクジは暗くて湿った場所が大好きです。逆に乾燥した場所を嫌いますので、キッチンや洗面台の排水口は暗くて湿っており、ナメクジにとっては天国のような場所でもあります。外側から通じている排水口からナメクジが侵入してきて
気が付いたら家の中(^^;)
というパターンも数多くありますね。
窓の隙間や玄関の隙間からも入ってくる
ナメクジは窓の隙間や玄関の隙間からも入ってきます。ナメクジはタコと同じく軟体動物なので本当に驚くほどちょっとした隙間でも入ってきます。
カタツムリと違って貝殻がない分ナメクジにとってはほんの少しの隙間でも用意に入れるのでしょう。
ナメクジはとりわけ暗くてそれなりに温かく、湿った場所を好みます。とりわけナメクジにとっては人間が住む家の中は一定以上湿っており暗くて温度も高いのでうってつけなわけです。
窓の隙間や玄関の隙間からも入ってくるけど、戸締りはしっかりしているのに何で?
と思ったら、今一度家の中の窓や玄関に隙間がないか調べてみると良いでしょう。
閉めきった状態でも若干の隙間が空いていると、そこからナメクジが入ってくることになりますので
ナメクジの家屋や敷地内への侵入を防ぐには
ナメクジの家屋や敷地内への侵入を防ぐにはどうすればいいのでしょうか。
一つずつ解説していきます。専用の薬剤を使えばいいとは思いますが、先ずはそれ以外でもできることを紹介していきますね。
排水口の場合は
先にも書きましたが、ナメクジは夜行性なので、主に屋内で発見した場合は夜になりますね。排水口はナメクジの侵入経路の主な一つなので、お風呂や洗面台を家族が完全に使用しなくなった際は蓋をしてしまえばいいのです。
蓋をしてしまえばナメクジとはいえ入ってこれませんので
玄関、窓の隙間について
こちらも手軽に行える方法としては、排水口と同じで閉めきった状態でも好き生空いている場所がるようなら、その部分を布などで塞いでしまいましょう。
シンプルな方法になりますが、家の中で薬剤を使用すると環境にもあまりよろしくない場合がありますので、家の中に入られたいくない場合はこの方法が一番効果的な方法かと思います。
敷地内への侵入を防ぐには
残念ながら、人力で行える方法では敷地内への侵入を防ぐ事は出来ません。
なので、どうしても薬剤を使用しなければいけなくなってしまいますが、下の薬剤であればナメクジの発生を防いだり、ごきぶりホイホイのように誘引してまとめて駆除することが可能です。
特に業務用の物は効果が絶大ですので、ナメクジ対策に頭を悩ませている場合は一度試してみる価値はありますよ(^^♪
さいごに
ナメクジがどういう生態なのかイマイチ知らない人からしてみれば、ナメクジが突然家の中にワープしてきたとしか思えませんよね。
でも、実際はそんなことは無くナメクジはちょっとした隙間でも入り込んでしまうし、浴室や洗面台、キッチンの排水口などからも容易に侵入する性質がありますので、
湿度が高い日や梅雨の季節になるとナメクジの活動が活発化するので、家の中や敷地内のナメクジに頭を悩ませている場合は上記の方法を実践してみてはどうでしょうか。