気温も30度以上になって、いよいよもって本格的な夏が到来しました。
夏の暑さ以上に厄介なのが虫ですね。
夏に虫と言えば、昔から使われている蚊取り線香ですが、昔から使われているだけあって蚊取り線香の効果は誰もが認めるところです。
蚊取り線香の効果は主に蚊対策として使用するのが目的だと思います。
蒸し暑い夏などでは主に夜などは蚊などに煩わされますが、それ以外の虫も意外と厄介です。
果たして、蚊取り線香の効果として蚊以外の虫でも効果があるのでしょうか?対象としては蚊以外の虫すべてが対象になりますが、主に本記事の内容としては
蚊取り線香の効果として蚊以外にも効果があるのか?
蚊以外の虫として小バエ、蜂、虻などについて検証していきたいと思います。
また、蚊取り線香の効果や成分や人体への害及び安全性についても言及していきたいと思いますので
是非最後までご覧ください(^^♪
では、先ずは蚊取り線香の効果とその成分について言及していきたいと思います。
目次
蚊取り線香の効果や成分とは?
蚊取り線香の効果と成分についてですが、蚊取り線香は先端を燃やしてそこから発生する煙を周囲に充満させて蚊を退治する、もしくは蚊を周囲に寄せ付けないためのアイテムです。
家の中の場合は締め切ってしまえば蚊は入ってきませんが、キャンプに出掛けた際などは蚊取り線香を焚くなど対策をしないと、夜中は蚊に翻弄されっぱなしになりますね。
蚊取り線香は蚊に絶大な効果がある道具として数十年にわたって日本国民に愛用されてきた歴史があるので、今更ながら蚊取り線香の効果については疑う余地はありませんが
蚊取り線香の煙の効果やその成分とは何でしょうか?
蚊取り線香の効果や成分はピレスロイド系の薬剤が含まれています。
このピレスロイド系の薬剤が蚊を退治してくれるのです。
蚊取り線香に火をつけて、それが燃えて空気中に帰化して霧散されることにより蚊を退治する仕組みになっているのですね。
ピレスロイド系の薬剤は元々はピトレリンという成分が元々であり、このピトレリンを発展させた薬剤がピレスロイド系薬剤になります。
このピレスロイド系の薬剤が封じ込められている蚊取り線香ですが、蚊に効果があることはこれまでの歴史と実績が物語っていますが、果たして蚊取り線香の効果は蚊以外にも及ぶのでしょうか。
それについては次項で解説していきたいと思います。
蚊取り線香の効果は蚊以外ではどう?
蚊取り線香の効果として本記事のテーマとなっていますが、果たして蚊以外の虫にも効果があるのかというと
しっかりと効果があります。
ピレスロイド系の薬剤は蚊以外の虫にも効果があると実験で検証されており、蚊とほぼ同等の生き物であれば退治することも可能です。
しかし、昆虫や生き物にはその体に見合った生命力がありますので、蚊よりもはるかに大きい昆虫やムカデなどの大型の節足動物に関しては蚊取り線香で退治できるほどの効果はないかもしれません。
また動きの速い虫などについてもその効果はあまり感じられないかもしれません。
以下の虫などは蚊取り線香の効果はあまり期待できません。
・蝿
・ムカデ
・ゴキブリ
・カメムシ
こういった類の昆虫や節足動物は動きも速く、蚊取り線香の成分であるピレスロイド系の薬剤を感知した場合は、蚊取り線香の領域圏外まで逃走してしまうと思われます。
蝿なども動きが速く、蚊のように吸血性もありません。一定時間同じ場所に留まっていることもないので、密閉された狭い室内なら効果があるかもしれませんが、領域圏外に抜けられたらほとんど効果はありません。
その他の昆虫も同じですが、小バエや蜂、虻などについては効果があるのかも解説していきたいと思います。
蚊取り線香の効果、小バエには?
※掲載元URL https://minkara.carview.co.jp
蚊取り線香の効果は小バエには効果があるのでしょうか。
蚊取り線香の小バエへの効果については、蚊取り線香で十分退治できます。
小バエも蚊と同様に非常に小さい昆虫ですので、その効果は蚊と同等かそれ以上です。
小バエも身体にまとわりつく不快害虫として認知されているので、小バエの煩わしさに日ごろ頭を悩ませている場合は小バエ対策として蚊取り線香を導入してみるのも良いかもしれませんね。
小バエ退治の動画がありますので参考にしていただければと思います。
この方法でなら小バエも楽に退治できます。
蚊取り線香とは異なりますが、蚊取り線香と同じくピレスロイド系の殺虫剤と同じ成分になります。
動画で使われていた商品はこちらになります。
ある意味では煙を焚く蚊取り線香よりもこちらの方が使い勝手が良さそうですね。
蚊取り線香の効果、蜂には?
蚊取り線香が蜂には効果があるのかについてですが、
蜂も昆虫である以上は蚊取り線香のピレスロイド系の薬剤は効果はあると思いますが、蜂を退治できるくらいのものとなるとそれなりに長時間蚊取り線香を焚いていなければいけません。
蜂は蚊の何倍もの大きさがあり、比較できるものではありませんので、蚊取り線香出蜂を退治するレベルまで持っていこうとするとバルサンとほとんど同じですね。
※掲載元URL https://www.youtube.com
バルサンを焚くと上の写真のようになってしまいますが、蜂の退治の為にここまで行うことは
正直、現実的ではありませんよね。
バルサンを毎日使っていたらお部屋が凄いことになりそうです(^^;)
私だったらここまでするのはちょっとと思ってしまいます。
バルサンは数週間から一か月に一度使用するかどうかの殺虫剤ですので、毎日行うことは難しいです。また、これだけ煙を散布するのは身体に非常に悪そうですね。
ですので、蜂は蜂で専用の殺虫剤がありますので蚊取り線香は向かないというのが結論です。
蚊取り線香の効果、虻には?
蚊取り線香の効果は虻には効果があるのでしょう。その点について解説していきます。
蚊取り線香で虻は退治できるのかというと退治することは可能です。
虻も蝿もそれほど変わらないと思うのですが(^^;)
虻は蚊取り線香で退治したという記録もありますので、一応退治することは可能ですが、虻も蝿と同様に動きが速いので蚊取り線香で退治するよりも直接殺虫剤を散布したほうが早いような気もします。
蚊取り線香の人体への害や安全性は?
蚊取り線香をはじめとするピレスロイド系の殺虫剤は人体には害はないのでしょうか?
厳密に言うと無害ではありません。
しかし、これまで日本中で何十年と普通に使用されており、蚊取り線香を使ったことでの健康被害も報告されていませんので、害虫退治に使用するに害や安全性については問題ないでしょう。
ですが、蚊取り線香の煙を直接口に吸いこんだりといった行為を行った場合は健康上の問題はあると思います。また、蚊取り線香は煙を放出して害虫を退治する道具ですので使用後は必ず換気は必要になってくるでしょう。
まとめ
【蚊取り線香の効果は蚊以外はどうなの?小バエや蜂、虻などの害虫では】
の記事の内容としては以上になります。
如何だったでしょうか。
蚊取り線香を他の害虫や昆虫にも転用できないか考えたことがある人は以外にも多いのではないでしょうか。
蚊取り線香はその名前にある通り蚊に効果がある殺虫剤ですので、もともと大型の昆虫などの使用は意図されていない場合があります。
蚊以外の昆虫にも効果があり使用することはできますが、殺虫剤を使用する際は対象となる昆虫に合わせた殺虫剤を使用することが望ましいので、無理に蚊取り線香を他の昆虫に使用しようとせずに使い分けるようにしたほうが良さそうですね。
では、以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。