ひまわりと言えば誰もが知るほどの夏を代表する花になります。
子供から大人まで老若男女問わず大好きな花の一つです。
ひまわりはその輝かしい燃え盛る炎のような外見からも「サンフラワー」「太陽の花」と呼ばれるほどの知名度を持っていますね。
ひまわりの別名にも太陽を冠する名前をいただいています。また、ひまわりはその見た目が美しいだけでなく種子は食用にも用いられており、現在でもひまわり油として世界中の人々に愛されています。
今でこそひまわりは全国各地に普及しており、どこにでもある花とも言えなくもないですが、実際に日本に伝わってからまだ2,300年くらいしか経っていません。
ひまわりは元々は北アメリカ原産でスペインに持ち込まれてからスペインを出るまで100年近くかかりましたが、その種子の価値に目を付けたロシアで大々的に生産及び食用とされてきました。
現在ではロシアの国花とされるほどロシア人に愛されているひまわりですが、ひまわりの別名として日本だけでもかなり多くあり、ロシアだといったどれだけの別名が存在しているんでしょうか。
本記事内容としては
ひまわりの別名一覧
ひまわりの名称が異なる理由や名前の語源や由来
について解説していきたいと思います。
ひまわりの別名一覧
ひまわりの別名の一覧としてはどれだけの数があるんでしょうか。
以下は日本で呼ばれているひまわりの別名を書き出してみました。
日輪草(にちりんそう)
日車(ひぐるま)
天竺葵(てんじくあおい)
日向葵(ひゅうがあおい)
天蓋花(てんがいばな)
迎陽花(げいようか)
照日葵(しょうじつき)
望日蓮(ぼうじつれん)
転日蓮(てんじつれん)
西蕃葵(さいばんき)
羞天花(しゅうてんか)
日本だけでも11個もの別名があるようです。
どの言葉もなんとなくですが向日葵を連想させるような別名になってますね。
特に日輪草や日車などはひまわりを示唆する言葉のようにも思えます。
次はひまわりの名称が異なる理由について言及していきたいと思います。
ひまわりの名称が異なる理由は?
ひまわりの名称が異なる理由としては何があるんでしょうか。
これらの別名はおそらく地域ごとに呼び名が異なるためでしょう。
花に限らず、食べ物でも地域によっては名前が変わったり呼び名も変わったりしますが、
ひまわりの呼び名が変わった明確な理由については調べても出てきませんでした<(_ _)>
ひまわりの別名がこれだけ溢れている理由としては
地域ごとに呼び名がつけられている
と考えるのが妥当かと思います。
実際には同じ植物の彼岸花などは1000個以上にも及ぶ地域ごとの別名がありますので、ひまわりもこの例に漏れないと考えても良いでしょう。
次はひまわりの名前の語源、由来について解説していきたいと思います。
ひまわりの名前の語源、由来は?
ひまわりの名前の語源や由来についてですが
もともとひまわりと名前が付けられた語源は日を追って回る花、つまりは太陽を追って回る花という語源があります。
ひまわりの成長過程で茎や花が日、すなわち太陽を追うように成長していくことから【ひまわり】という名前が付けられました。
以上が、ひまわりが【日回り】と呼ばれている由来となっています。
また、ひまわりは成長過程では太陽を追うように成長しますが、ある程度成長しきった後は太陽を追うようなことは無くなります。そして、花の多くは東側を向いて咲くそうです。
茎も花も太陽からエネルギーをもらっているので太陽を追って成長するということは
あながちひまわりだけに限った話ではないのかもしれませんね。
植物は太陽からの光を浴びて光合成を行って養分を作るので、成長過程で太陽の光をなるべく受けようとするのはごくごく自然なことです。
また、ひまわりでの太陽の光が当たらない部分については、成長ホルモンの濃度が高くなります。これは光が当たる部分より早く成長しようとひまわり自身が太陽の日が当たりにくい部分に促しているためで、茎が太陽などの光の方向に曲がって成長しているのはこのためです。
まとめ
【ひまわりの別名一覧!名称が異なる理由や名前の語源、由来を解説】
の内容は以上になります。
如何だったでしょうか。
ひまわりは物心つく頃からそこに当たり前のようにある花なので、
夏にはひまわりの大群生の景色も珍しくなく、それほどひまわりについて考えることもありませんでしたが、日本では17世紀ごろに伝わってきたようです。
明らかに外見上からも外国産の花だとは思っていました。個人的にはヨーロッパ原産かと思っていましたが、北アメリカ原産の花だとは思っていませんでした。
また、ひまわりも別名として11個もの呼び名があるという点も予想より多くて意外性があり、お子さんや家族、知人や友人にひまわりについて話題に登ったときにでもネタとして使ってみてください。
では、以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました<(_ _)>