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香典について、親しい人やお世話になった人に贈るある種の餞のようなものですが、

その人が亡くなる前に生前付き合いがあった場合などにその人が亡くなったことを悼むという気持ちを込めて香典をお通夜などに持っていきますね。

私の場合は、周囲の方は本当に無病息災で長生きでした。そのため成人して社会人になるまでは、お通夜などをはじめとするお葬式に参列するという経験自体がほとんどありませんでした。

お通夜やお葬式など参加せずに済むのであればそれに越したことはありませんが、葬祭なども今や日本の社会人の常識の一つとみられるので流石に

「知りません」

では通りませんよね(^^;)

私の場合はお通夜など本当に参加したこともなかったので、香典という言葉すら知りませんでした(笑)

今思うとかなり世間知らずですね(^^;)

社会人となって人生の三分の一が過ぎた今となっては1年を通してお通夜やお葬式に参加する機会も増えたので、それなりに詳しくはなりましたが

 

香典を贈る際に、数字を奇数にするとか偶数はダメとか、そういった話しを職場などで聞いたりします。

今となっては、はっきりとは覚えていませんが普通に何も考えずに自分の頭の中で思い浮かんだ金額を贈ってしまっていたような気もします(汗)

記憶がだいぶ薄れてしまいましたが、偶数などで香典にお金を包んで持っていったりもしてたかと思いますね(^^;)

私のように当時は香典についてのマナーなどよく理解していない人も少なからずおられるかと思います。

ですので、香典での奇数の理由と偶数がダメな理由に加えて、

奇数と偶数の関係やご香料(香典)の相場や妥当な金額についても解説していきたいと思います。

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香典の奇数はセーフなの?

香典の奇数に関しては宗教的観念や原則なども関係しており、

 

基本的にセーフです。

 

セーフですが奇数でも「9」の数字は控えたほうがよろしいでしょう。

 

というものの「9」の数字については仏教的な意味で「苦しい」という言葉に繋がってしまう数字と言われています。

「苦しい」という言葉の読みに関連して「4」も「苦しい」という意味に繋がってしまうので、奇数は基本的にセーフと言われていますが「9」の数字として

「9000円」や「9万円」

後者は普通にあり得ませんが(^^;)

こういった数字にすることは避けたほうが賢明だと思います。

 

また、「9」以外で選ぶとするなら

「1」「3」「5」「7」などは宗教的観念から考えても問題ないと思います。

仮にですが、「1」で香典を持っていく場合は最低でも「1万円」にしたほうがいいでしょうね。

少し考えていただければわかると思いますが、いくら世間一般的な香典の相場や金額についての知識がないとしても、「1000円」はありえませんので(^^;)

 

香典を贈る側として、最低限のマナーとして香典を贈られる遺族側の気持ちを最優先にして行動するようにしましょう。

 

次は香典で偶数がダメな理由について解説していきますね。

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香典で偶数がダメな理由とは

 

香典で偶数がダメな理由についてですが

例えば「2」「4」「6」「8」は割り算をした場合割り切れてしまいますよね。

この割り切れるという意味が非常によくなくて

 

割り切れる=縁が切れる

 

という意味になり、

亡くなった故人とこの世のつながりや関係が切れてしまうという意味になってしまうので、このことが香典での偶数はダメと言われる由縁になっています。

お通夜は直接関係した人のみならず、自分と関わりがある人の親族や家族などでは普通に参列しますので、別にそういった方とはほとんどの場合何の接点もないわけですから

縁が切れても基本的に何か問題があるようには思えませんが。

 

そもそも亡くなってしまったら基本的に二度と関わることはないので、実質上縁が切れたも同然なんですけどね(^^;)

前世と来世という考え方もありますし、その辺りについての考え方はその人それぞれだとは思います。

日本は仏教国なので、偶数を嫌うという風習がありますが、香典で偶数の金額を出したからと言ってそのことで苦情などは通常発生しないと思います。

2000年代になって考え方なども色々な形に変わってきているので、「自分はこの金額を渡したい」と強く思うのであれば偶数でも奇数でも問題ないのではないでしょうか。

では、次はご香料(香典)の相場と金額について解説していきます。

 

ご香料の相場と金額

ご香料(香典)の相場と金額についてですが

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一般的な相場と金額については、明確にこの価格帯という決まりはありません。

ご香料(香典)の金額に関しては完全にあなたの自由です。

 

私が過去にお通夜などで香典でいくらくらい包んだかと言うと

 

3000円

5000円

 

くらいでした。

覚えている限りですが、それ以上の金額は包んだことはありません。

職場など横つながりがあるのなら金額は合わせたほうがいい?

これもよく言われていますね。

職場などの横のつながりがある場合は、「5000円」とか上司に言われる場合もあります。また、お通夜の前に同僚と確認してもいいし、大抵お通夜前はそういった話しをしたりします。

横のつながりがない場合は、いくら包めばいいかなどの金額については完全にあなたの気持ち次第ということになりますので。

3000円でもいいし、3万円でも

あなたが故人に対してこれくらい贈りたいという気持ちがあるなら、それで問題ないと思います。

さいごに

大切なものは金額ではありません。

ご香料(香典)の相場と金額はあくまでも指標に過ぎませんので、100人の参列者がいれば金額など100通りあってもいいものですよね。

 

本当に大切なのは社会的な価値観の相場に則った金額や金額の多い少ないとか

そういったものではなく、

 

しっかりとお亡くなりになった故人に対して真摯に手を合わせられるかどうかです

 

ハッキリ言って金額は二の次です。香典はあなたの個人に対する気持ちの表れともとられかねませんが、真摯に手を合わせる気持ちには遠く及びません。

そういった誠実な気持ちや真摯な姿勢で臨むことを第一と心得てくださいね。

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