こんにちは!エンタメチロです。
あまり聞き慣れないワードですが、「皮膚ガス」なる言葉をご存知でしょうか。
皮膚ガスという言葉は聞き慣れないものですが、誰もが知っている言葉で言うと「加齢臭」という言葉ですが、
端的に言えば人間は口のみならず皮膚からも体臭としてにおいを発しています。
加齢臭は中高年のとりわけ男性に用いられる言葉ですが、この皮膚ガスによって神経質になっている男性も多くいます。
「おっさん臭い」「加齢臭がする」
などとよく言われる通り、加齢臭は中高年の男性にとっては切っても切り離せないものでしょう。
しかし、程度の差こそあれ皮膚ガスの臭いが目立つ人とそうでない人がいますが、その決定的な違いとは何なのでしょうか。
今回は皮膚ガスについて原因と対策・改善方法や病院での検査や
自分で気軽にできるセルフチェックの方法や基準について解説していきたいと思います。
目次
皮膚ガスとは?
そもそも、この皮膚ガスとは何なのでしょうか。
皮膚から出ているガス(におい)ということですが、中高年から目立つ加齢臭なども皮膚ガスの一つですが、実はこの皮膚ガスは誰もが持っているものであり、年齢は関係ありません。
むしろ若いころのほうが皮膚ガスは活発に発生していると言われています。
若いころは皮膚ガスなどの体内に溜まっている毒素やガスが活発に代謝されることによって、身体の中が循環されてむしろにおわないというのですが、
中高年の間での悩みの一つである加齢臭はこの代謝が妨げられた結果でもあります。
皮膚ガスの原因
皮膚ガスの原因としては、汗腺から出る汗の成分や皮膚の表面にいる常在細菌が皮脂を食べることによって、その食べかすから出るものです。
また、汗や皮脂に紫外線が当たることによって化学反応が起こって、皮膚ガスが発生するのが皮膚ガスのメカニズムですが、
汗をかかなければよいのでは?
と思いますが、汗をかかないことはむしろ逆効果と言えるでしょう。
この皮膚ガスは誰もが持っているものですが、体臭が臭うという悩みを持っている人も多いでしょう。
悩みを簡単に人に相談できない人も多いと思いますし、自分はまだまだ臭くないし加齢臭や皮膚ガスとは無縁の存在だ!
と考えている人も多いでしょう。
しかし、次のセルフチェックの項目にいくつか当てはまった場合は、皮膚ガスについて対策を考えた方が良いかもしれませんね。
体臭について皮膚ガス?と思ったらセルフチェックを
自分自身の中の皮膚ガスについて手軽にできるセルフチェックの項目を用意しましたので、
実際に自分が当てはまっていないか確認してみてください。
- 頻繁に夜更かしをする
- 普段ほとんど運動をしていない
- 汗がベトベトする
- 魚や肉をよく食べる
- 飲酒量が多い
- 香辛料をよく使う
- 身だしなみの一環としてシトラス系の香料などを使用する
- 入浴はシャワーだけで済ますことが多い
- 心配性で緊張しやすい
- 除光液や接着剤などのシンナーが含まれた商品をよく使用する
これらの項目が皮膚ガスのセルフチェックの項目になります。
この項目の内、5つ以上に当てはまる場合は要注意とされていますが、
端的に言えばこれらの項目の逆のことをすれば多少なりとも改善されるということを意味しています。
次の項目では皮膚ガスの対策や改善方法について解説していきます。
皮膚ガスの対策や改善方法
皮膚ガスの対策や改善方法についてですが、先ほども述べましたが、セルフチェックと真逆のことを日常生活に取り入れてあげれば基本的には改善されるでしょう。
ここでは、皮膚ガスが臭うようになる原因の対策として代表的なものについて解説していきます。
なるべく毎日お風呂に入る
普段の身体のお手入れをシャワーで済ませている場合は、余分な皮脂や汚れが落とせていない可能性もあります。
入浴することによって体が暖められるだけではなく、一日の時間の中で発生した汗や汚れなどの皮脂も洗い流すことができます。
また、注意点としては臭うからといって、ゴシゴシと洗い過ぎないようにしましょう。
ゴシゴシ洗いすぎると余計に皮脂が分泌してしまうという逆効果になってしまいますので、基本的にはスポンジなどを使わず、ボディーソープなどを手に取って優しく洗うのが効果的です。
定期的に汗が出る運動を行う
重量道の仕事などで汗を日々出している方は別ですが、
事務職などの室内完結するようなお仕事をしている人は、定期的に汗が出る程度の運動を行いましょう。
運動は筋肉を鍛えて脂肪を燃やす効果があるだけでなく、「汗腺からのニオイを消す」という効果も見込むことができます。
ポイントは、汗腺を衰えさせないことで、日常的に意識して運動を行うことによって体内に溜まった皮膚ガスの代謝が促されて効率よく体外に出すことができます。
夜にしっかりと入浴することが大切ですが、一番良いのは朝晩にお風呂に入ることです。
多量の飲酒や肉や魚などのタンパク質はほどほどに
多量の飲酒や肉や魚などのタンパク質はほどほどにしてください。
当たり前ですが、私たちの身体はこれまで食べてきた食べ物から作られています。
アルコールや清涼飲料水ばかりを飲んでいる人は、そうでない人に比べると身体の代謝をはじめとする様々な機能が弱っていますし、飲酒をせずに水やお茶などで過ごしている人と比べれば体内の環境は歴然です。
また、皮膚ガスは300種類以上あると言われていますが、
その臭いはいろんな臭いがあり、チーズのような匂いや経年劣化した古本のような臭いなど様々なものがあります。
これらの臭いもどういった食べ物や飲料を摂取してきたかによって変わってくるのです。
とりわけお酒は「百薬の長」と言われているように、少量であれば薬にもなる代物ですが、多量に摂取すると有害でしかありませんし、
タンパク質の過剰摂取は体内でたんぱく質を分解する際に臭いの元となる成分を輩出して、体臭が臭くなりますので過剰摂取せずにほどほどの量で留めることが肝心です。
香水などで誤魔化すのは逆効果
よく取られる対策の一つとして、香水などで体臭を誤魔化す人がいると思いますが、
これについてはあまりお勧めできません。
なぜなら、元々の身体が改善されていない状態で香水を使用しても問題の先送りにしかならず、逆に香水の成分が臭いを強めてしまうこともあるからです。
特に注意してほしいのが、シトラス系の香水で加齢臭には効果がありますが、疲労臭や、汗の臭いについては相性が悪く、それらのにおいの成分と結合して微妙な臭いになってしまうという効果がありますので
くれぐれも注意してください。
体質的な問題は治療などのレベルになってくると思いますが、少し気になる程度であれば、これらのことを日常生活に取り入れて改善すれば対策が取れていると言えるのではないでしょうか。
皮膚ガスの病院での検査について
皮膚ガスの病院での検査についてですが、
病院では検査はしてくれるのでしょうか。
考えられる受診先としては皮膚科か内科かと思われますが、まだまだ皮膚ガスなどは世間にはあまり認知されていないので、病院で治療などの対策をするというのは非現実的かもしれません。
自分の身体の皮膚ガスについて検査するキットなどの商品が販売されていますが
AIREXという会社では「Body Odor Analyzer」という体臭・皮膚ガス検査キットがネットで販売されています。
しかし、そのどれもが20000円~30000円というとても気軽には手が出せない価格となっております。
自分の皮膚ガスの種類を明確に把握したいという方はこれらの商品を選択するのもアリかと思います。
販売サイトはこちらです。
まとめ
まとめとしては
- 皮膚ガス(おっさん臭・加齢臭など)は努力次第で臭わないようにすることができる
- 夜更かしせずに、飲酒もほどほどで規則正しい生活を送ることが大切
- 自分の身体から出ている臭いがどういった匂いなのか適切に把握する
など
基本的には食事内容などを見直したり、生活態度を改めるなどの行動に移しつつ
香水などを使用するのが望ましいかと思いますので、それぞれの事情にあった対策をしていってくださいね。
基本的にどのような臭いも、病気などでなければ
食べ物や生活習慣である程度改善できると思います。
では、以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。